塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

もし過去の名手が今サッカーをするならば

2011-03-21 00:48:52 | 日記
 サッカー雑誌の討論で

 「過去の名手達は現在のサッカーでも活躍できるだろうか?」

 というものがありますが、僕は彼らは過去、現在関係なく活躍できると考えます。

 確かにかつてのサッカーはプレッシングの概念がなく、攻撃側が今よりも格段にマイ・
ボールを大切に出来ましたし、布陣も現在のように明確の記載されているわけではあり
ませんでした。

 「過去の名手といえど、現在のサッカーでは活躍できない」

 と判断する人の多くは、過去の牧歌的な空気の中で行われていたサッカーと、スピード
がより重要視されている今では、サッカーそのもの質が異なると考えているのでしょう。

 でも僕は名手はその流れている時間を、しっかり自分に合わせて調節できると思いますし、
監督が描く戦術を遂行しながら、時にインスピレーション溢れたプレイも同時に披露できる
のではないかと思うのです。

 例えばバルセロナ時代のロナウジーニョのように。

 確かに過去のサッカーは戦術的にみても今ほど整備されておらず、加えて医療も用具も
数多くの改良があって今に至っています。

 ならば劇的に用具が進化し、スポーツ医学の発達によって選手の故障や寿命が軽減された
今であれば、過去の名手達が仮に今のピッチに降り立ったならば、尚更優れた動きを魅せる
のではないでしょうか?

 この話は

 「架空」
 
 の題材ですから、肯定論、否定論のどちらにも答えはありませんが、想像して楽しむこと
は誰にでもできます。

 例えば

 「ガンゾとネイマールの存在に沸くサントスでもし今ペレが在籍していたら、3人はどん
  な競演をしただろうか」

 「ステファノが今レアルの選手ならば、モウリーニョは彼にどんな指示を与えるのだろう?」

 など様々な楽しみが増えます。

 非現実的と言えばそれまでですが、これもサッカーの楽しみのひとつかもしれません。
コメント
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