塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

バルセロナ、アーセナルを破り8強進出を決める

2011-03-10 00:23:18 | 日記
 56分にファン・ペルシが退場になった瞬間、古くからのアーセナルファンは

 「2006年5月17日」

 という日を頭に思い浮かべたかもしれません。

 2005-06シーズンのチャンピオンズ・リーグ決勝はこの2クラブの間で行われ
この試合でもアーセナルのGKイエンス・レーマンが、前半18分に退場となり、アーセ
ナルは数的不利の状況で戦わざるを得ませんでした。

 そしてバルセロナの選手達が、1992年以来の栄光をフランスの地で手にした事を、
僕たちは知っています。

 今回のチャンピオンズ・リーグベスト16

 「バルセロナ対アーセナル」

 の試合を見ると、やはり「相性」というものが存在することがわかります。

 アーセナルがこの試合で放ったシュートは「0」だそうで、試合終了後の会見でベンゲル
監督が、バルセロナのサッカーを讃えた気持ちは理解できますし、ファン・ペルシを退場に
導いたブサッカ主審への厳しい態度も、敗戦の影響が見てとれます。

 今のバルセロナから勝利を手にするには

 「90分通じて集中力を保つ事」
 「フィールドプレイヤー10人が、常に責任を持つこと」

 この2点に尽きる気がします。

 セスク・ファブレガスが自身のヒールキックが失点に関与したことで

 「ファンに謝罪したい」

 と語っていますが、彼自身が一番集中力の欠如を感じていたのかもしれません。

 「真っ向から打ち合うのか、それとも自陣に引いて相手の焦りを誘うのか?」

 バルセロナを対戦相手に迎える監督たちは、スカウティングも含めて研究を怠らないでしょう
が、どんな手段を編み出してもバルセロナから勝利をもぎとる事は容易ではありませんね。
コメント
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