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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

本田の獲得に多くのクラブが名を連ねる(2)

2010-07-03 23:05:26 | 日記
 しかし僕がCSKAモスクワの役員ならば、本田の売却には断固として応じません。

 理由は2つあります。
 1・戦力として本田は不可欠な存在である
 2・本田の売却に踏み切れば、ファンの多くがクラブに反発し、観客動員に影響が考えられる。

 少なくとも本田が活躍すれば、今以上に移籍金が手に入る可能性があります。しかし移籍金が高くなれば、払えるクラブの数が絞り込まれますから、今が売り時と判断する首脳陣もいるかもしれません。

 ただ本田はCSKAにとって戦術の鍵を握りますし、中盤の底からMF、そしてFWまでこなせる、非常に高い柔軟性を持っていますから、監督の駒として非常に重宝しているじはずです。

 何より本田自身がロシアで何も勝ち取っていないと感じていると思います。
 降格したVVVフェンロに残留し、MVPと1部昇格を勝ち取ったのは、彼がオランダですべきことを、まだ果たしていないと感じたからではないでしょうか。

 そしてファンも本田の残留を強く希望しているはずです。

 ロシアの皆さんも本田の活躍を願ってくれましたし、彼の活躍を喜んでくれましたから、僕は本田は今夏移籍はせず、CSKAに残るような気がします。
 
 彼が残れば観客動員に陰りは無いでしょうし、むしろ本田を見たさにアウェーでも観客が増えるかもしれませんし。本田は今名実ともに、ロシアリーグを代表する選手と言えます。
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本田の獲得に多くのクラブが名を連ねる

2010-07-03 22:52:51 | 日記
 いまだかつて日本人のサッカー選手が、世界をここまで騒がせた事はあったでしょうか?

 本田圭祐の存在価値は、既に全盛期の中田英寿を凌駕していますし、今彼の今後の動向を、世界中のサッカーファンが注目しています。

 その中でもミランは
 「故障しているベッカムの代役」
 「クラブの若返り」

 というふたつの名目で本田の獲得を睨んでいると、本日のスポニチ・アネックスが報じています。

 スポニチ・アネックスが報じる、ミラン以外の本田獲得に名を連ねるクラブは
 フランス リヨン
 イングランド チェルシー マンチェスター・シティ
 スペイン バレンシア セビージャ
 イタリア フィオレンティーナ

 とミランを入れれば7クラブになり、その競争はますます激化する可能性があります。
 しかもどのクラブも何かしらのタイトルを狙っているクラブであり、本田としてはロシアに残留するか、それとも移籍を果たすのか、判断に迷うところかもしれません。

 ただ本田は決断が早い上、その決断に至った理由を自分の言葉でしっかり周囲に伝えられる人物です。

 ですから残留するにしても移籍するにしても、彼は自分の決断が仮に誤った(結果が伴わない、故障で戦列を離れる)としても、その誤りを糧に出来る男だとい思います。

 本田の意思表示は、日本以外でも大きく報道されることでしょう。
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ウルグアイが4強進出を果たす(2)

2010-07-03 19:08:37 | 日記
 ウルグアイが結果を残している背景には、チーム内の雰囲気が良いことが考えられます。

 ルベン・ソサが「スーパースター・インタビューズ」という本の中で、ウルグアイがアメリカへ行けなかった敗因を聞かれ、そのあと
 「今後、代表チームとして何をすべきだと思う?」という質問に対して

 「不振の一番の問題はコミュニケーションの問題だったんだ。ウルグアイの選手はほとんど外国でプレイしている。だから一緒にプレイする時間が少ないんだ。(中略)協会もどんどん練習試合を組んで、選手間のフィーリングを高めていくべきだね。」

 と返答しています。

 ウルグアイの選手達は90年代以上に、活躍の場を欧州や他の南米諸国に求めています。
 僕は今大会のウルグアイがどれだけの期間キャンプを張ったのかわかりませんが、試合を進めるに従って、この「意志疎通」の面がどんどん熟成されてきているのだと思います。

 意思疎通が円滑に進めば、余計なパスミスや無駄なフリーランニングが減りますから、体力と集中力を温存できますからね。

 今ルベン・ソサの言葉をお伝えしましたが、彼はある意味非常に「一筋縄ではいかない」選手でした。

 ソサを含むかつてのウルグアイのエース級の選手達は、どっしり構えすぎていて脇を固める選手達が、意見を言えない窮屈さを感じていたのかもしれません。

 フォルランも相棒のルイス・スアレスも優れた技術の持ち主ですが、表情からは「アクの強さ」は感じられません。

 監督のオスカール・タバレスも非常に温厚な人物のようですから、監督と選手間の「風通しの良さ」が、今大会のウルグアイの躍進に繋がっていると僕は捉えます。採用されるかどうかはともかく、自分の意見を聞いてもらえる事は、人間にとって嬉しいことですからね。
 
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ウルグアイが4強進出を果たす

2010-07-03 18:51:54 | 日記
 今回のワールドカップでウルグアイが4強進出を果たすと予想した人は、それほど多くは無いと思います。

 何よりウルグアイの皆さんが、自国の大活躍に熱狂し、同時に良い意味で「裏切られた」と感じているかもしれません。

 何故かと言いますと、最近のウルグアイは「強豪」ではなく「古豪」という印象が強い上、1994年、98年、そして2006年と本大会の出場の逃していましたし、コパ・アメリカも自国開催の1995年以来優勝から遠ざかっていますから、内外問わず期待がそれほど大きく無かったことは、確かだと思います。

 90年以降のウルグアイは同国の英雄フランチェスコリの他に
 攻撃陣では
 ルベン・ソサ(インテルとラツィオなどで活躍)
 ダニエレ・フォンセカ(ローマやナポリで活躍)

 守備陣では
 パオロ・モンテ-ロ(アタランタやユヴェントスで活躍)
 など知名度の高い選手がいましたし、

 他にもアルバロ・レコバやダリオ・シルバ、そしてルベン・オリベイラなどが活躍しましたし、今大会でウルグアイを牽引しているディエゴ・フォルランやカバーニ、そしてルガノの存在は、多くのファンが知るところです。

 でも過去のワールドカップでは、芳しい成績を残せませんでした。

 ではどうして今大会のウルグアイは結果を結果を残す事ができているのでしょうか?
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オランダの姿が変わった

2010-07-03 12:18:47 | 日記
 そしてブラジル戦のオランダの姿は、グループリーグの日本戦で見せた姿とは、180度異なっていました。

 優勝を目指すチームはベスト8以降に照準を絞り、調整をしてくるものだという事が改めて理解できました。もしオランダがブラジル戦でみせたような高速のパス回しを日本戦で見せたなら、スコアは0-1では到底おさまらなかったでしょうし、ロッベンの復帰がオランダにみずみずしさを与えている事もわかりました。

 強豪は例え選手のコンディションが悪くても
 例え主力が欠場したとしても

 グループリーグを突破できるだけの選手層の厚みと、勝ち抜いてきた歴史があるのですね。

 ですから日本も
 「ワールドカップで勝利する歴史」
 を積み上げて行く事で、真の強豪の仲間入りを果たせるはずです。

 でもそんなオランダですら、予選で敗退を経験していますし、イングランドやフランスも同様です。

 皆痛い思いをしながら、自分の落ち度を振り返り、足りなかった部分、改善すべき点を洗い出して成長の糧にしたからこそ、世界から憧れの存在として見られているんですね。

 今日本代表のテレビ出演が相次いでいますが、落ち着いた段階で僕らファンも、改めて代表の良い点と改善点を探る必要があります。

 特に今回のワールドカップは故障者がでることもなく、岡田監督にとってはありがたかったでしょうが、お世辞にも代表の層は厚いとはいえません。

 故障者がでたらどうするのか
 出たなら布陣の変更で対応すべきか、それとも選手の入れ替えで対応するのかなど、話あうべきテーマは幾つかあると思うので。

 後任監督の人事も含めて、2014年に向けての歩みは早い方が良いに決まっています。
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