塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

レイソルとジェフの2010年

2010-01-05 19:15:28 | 日記
 今サッカー専門サイト「ゴール・コム」を見てみましたが、今のところ欧州の一流選手が日本にやってくる気配は全くありません。恐らく2004年にイルハン・マンスズとアルパイ・オザラン、二人のトルコ代表がやってきて以来、知名度のある欧州選手が日本には来ていないはずです。本当に残念な限りです。従って今シーズンもJ1とJ2の選手のシャッフルが、各クラブの補強を占う形になるはずです。

 ところでレイソルとジェフから主力選手の契約に関して一向に話が出てきませんが、正月休みもほどほどにしないと、おいてけぼりを喰ってしまうのではないでしょうか。

 レイソルだとフランサと古賀、ジェフだと巻と深井。彼らが仮に残留を明言してくれるならば、彼らの周囲を固める選手を補強すれば、1年でのJ1昇格への道が現実味を帯びてきます。

 しかし広告収入と入場料収入、そしてスポンサー料の減額が見込まれるJ2は、どのクラブも主力を全員残留させる事は不可能です。例えばサガンは高橋義季をベガルタに移籍させるなど、相当知恵を絞っています。ですからこの両クラブも、主力を売却するのか残留させるのか、早く決断しないければ春季キャンプに出遅れてしまいます。

 仮に主力をJ1のクラブに売却できたなら、やはり見込みある若手か、合同トライアルに参加したような実績ある中堅選手を、2、3人獲得して選手層を厚めにした方が良いでしょうね。J2の長丁場を考えれば、故障者とカード累積に対するリスクマネージメントは、徹底した方が得策だからです。

 「名門」「J1経験クラブ」
 これらの肩書きや実績はJ2では何の意味も持ちません。ベルマーレが降格した97年から昨シーズンまでJ2が主戦場だった事を見ればそれがわかります。

 レイソルとジェフのフロントは今どんなヴィジョンでJ2を戦おうとしているのか。その手腕がまもなく試されようとしています。
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播戸竜二セレッソ大阪の一員に

2010-01-05 13:02:08 | 日記
 播戸竜二がセレッソ大阪に移籍しました。今季復活する「大阪ダービー」の目玉のひとつになりそうです。セレッソは海外移籍も視野にいれていた香川の残留が決定し、乾というタレントも控えています。昨シーズンをもって西澤明訓が引退したため、軸となるFWがセレッソには必要でしたから、播戸の獲得はセレッソに大きな実りをもたらしそうです。

 一方のガンバですが天皇杯を獲得し、アジアチャンピオンズリーグへの出場権も手に入れ、今シーズンもハードスケジュールに頭を抱えそうな気配です。
 しかしどんなに日程がきつくても、ダービーでの敗戦をファンが許してはくれませんし、何よりセレッソとガンバでは、手に入れてきたタイトルの数が違いすぎます。ですからダービーでの敗戦は、ガンバのファンを大いにいらだたせるでしょうし、セレッソのファンはガンバをからかいたい気持ちで一杯になるはずです。

 播戸の放出がガンバにとってマイナスになる可能性があるとすれば、年中行事になりつつある「ブラジル人選手の中東移籍」です。仮に今シーズンも同様の事態が起きたならば、西野監督を含むガンバフロントは、彼の放出を後悔するかも知れません。
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現在イエメンは超厳戒態勢

2010-01-05 12:33:55 | 日記
 岡田監督以下日本代表の選手達は、極限の緊張状態の中イエメンとの一戦を迎えようとしています。現地に降り立った日本代表を、警察や装甲車が出迎えたと聞きましたし、安否が心配されます。

 この一報を聞いたとき僕は1999年のワールドユース、ナイジェリア大会を思い出しました。あの時もナイジェリアの治安の悪さと予防接種問題で、日本サッカー協会とフィリップ・トルシエの間でひと悶着あったことは、僕達の記億に新しいところです。

 現地に到着してからトルシエは選手達を孤児院に連れて行ったことも広く知られています。最初は子供達とどう触れ合ったいいものか、選手達はとまどっていたようですが、最後は意思疎通がはかれるくらいの、実りある交流となったようです。

 もちろんイエメンにいる選手達は落ち着かない気持ちで一杯でしょうし、選手達のご家族の気持ちを考慮すれば、試合は中止になったほうがよかったのかもしれません。

 でも選手達には
 「日本の治安のよさ。」
 「同じアジアでも紛争地帯はいくらでも存在する。」
 「サッカーに集中できるありがたさ。」
 こうした僕たちが普段当然と考えている事が、どれだけ価値あるものなのか、認識してもらえたら嬉しいですね。 

 紛争地帯では人々は、日々の生活で精一杯で他のことなど考えるゆとりは無いでしょう。でも僕達は徴兵もなければ軍隊もない。アメリカの庇護下にあるとはいえ、やはり日常の生活が守られている事はありがたいことです。
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