塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

サッカーストッキングと機能性肌着

2010-01-06 20:04:37 | 日記
 僕は寒いのが苦手でして、信州に生まれて今年で34年ですが、スキーもスノーボードもしたことがありません。また僕は相当の冷え性で、この時期足下は靴下を履いていても、冷えがなかなかおさまりません。ですから今年は病気対策も含めて、タイツの着用と靴下2枚重ねで、スーパーでの業務をこなしています。

 そんな靴下ですが2、3年前インテルのストッキングを靴下代わりに、プライベートで着ていましたね。1足2100円だったんですが、手許に割引券があって1100円で買えたんです。だから嬉しくてよく着ていました。
 サッカーのストッキングが厚手の上、ブーツと相性も良いので、今の時期足下の寒さに悩んでいる方は試してみてください。冬用の厚手ソッスの方が値段は安いんですが、自分の贔屓のサッカークラブの品を着用していると、元気がでますからね。

 タイツを履いていると、何となくですが寒さが緩和されている気はします。
 アンダーアーマーやナイキにアディダス、そしてスキンズと「コンプレッション肌着」と呼ばれる機能性肌着を、オンとオフ問わず着用する方が増えてきたと聞いています。

 僕の働くスーパーでも、ワコールとグンゼ(アシックスとの共同開発)の2種類の機能性肌着を扱っています。僕もお金にゆとりができたなら、買ってみようかなと思う時があります。

 最近の登山ブームの影響があるかと思いますが、機能性肌着を着用する方はこれからも増加してゆくのではないでしょうか。自分の好きなサッカー選手が、機能性肌着のコマーシャルや広告に出演していたら、注目する事をお薦めします。
 安い買い物ではないのですが、一度身につけると病みつきになるかもしれません。
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J1の春秋制と秋春制

2010-01-06 19:36:50 | 日記
 昨日から今日にかけて、増島みどり著「ジーコ セレソンに自由を」という本を読みました。ジーコの持つ人間的魅力に改めて気付かされたと同時に、いかにジーコが代表監督として、J1でプレイしている選手と、欧州でプレイしている選手のコンディションの差を埋めるのに苦労していたのかを、彼が日本を去って4年が経つ今、初めて理解できた気がします。

 J1が欧州同様秋春制になると、選手のコンディション調整という、代表監督が最も気を遣う点が、相当の改善に向かうことがわかります。サッカーカレンダーが地域によって異なる事が、どれだけ選手と代表に負担を強いているかが、この本を読むと痛感できます。
 
 ただ雪国のクラブの設備投資を含む諸経費と、冬場の観客動員がどうなるかという点が、スムーズにカレンダーを移行できない理由でもあります。

 例えば暖房を含む諸経費ですが、トトの助成金を使うことはできないでしょうか。またJリーグがトリニータに財政支援を行ったように、リーグが助成金制度で、雪国に限らずまずJ1のクラブ全てにお金を配る。
 逆にJ2を含む雪国、コンサドーレにモンテディオ、そしてアルビレックスの3クラブを優先的に資金援助し、同時に設備投資を終えた後の観客動員数を調べてみる。という方法もあるかと思います。

 もちろん助成金をサッカー優先に使う事は難しいでしょうし、トリニータに融資した後の今、リーグがどれくらいのお金を所有しているのか、僕には検討もつきません。

 ただJ2のクラブの多くは財政状態が逼迫しているところが殆どでしょうから、リーグが設備投資の資金援助の提案をしない限り、カレンダーの秋春制への移行は難しいと思いますね。

 レッズやアントラーズ、ガンバのような資金が豊富なクラブは、自前で暖房を用意しても構わないと思いますが。
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シティがインテルから選手を強奪予定(2)

2010-01-06 14:56:26 | 日記
 古巣から子飼いの選手を呼寄せる事は問題になりません。しかし呼びすぎるとファンから予想だにしない罵声を浴びる羽目になります。マンチーニはそのことを誰よりも自覚しているでしょうが、自覚だけでは地盤沈下は避けられません。

 かつてルイス・ファン・ハールがバルセロナで指揮をとっていたころの話です。彼がリーグ優勝にクラブを導いても、バルサのファンは決してファン・ハールに敬意を払おうとはしませんでした。
 それはファン・ハールが選手補強をバルサ伝統の「カンテラ」に求めるのではなく、彼の母国オランダ、そしてアヤックス時代の愛弟子たちに求めたからです。

 ヤリ・リトマネン
 フランクとロナルドのデ・ブール兄弟
 マルク・オーフェルマウスにミハエル・レイツハー、そしてヴィンストン・ボバルデ
 
 90年代後期のバルセロナは、既存のルイス・フィーゴやリバウドを含む上記の外国人選手の比率が極めて多く、ファンが「バルサの将来」と慕っていたテ・ラ・ペーニャやイタリアへ渡ってしまいました。
 つまりバルサのファンはクラブが歩もうとしている未来、そしてカンテラの若者たちが歩むべき道のりを危惧し、優勝という美酒をファン・ハールが差し出しても、受け取る事はできなかったんですね。

 つまり「カンテラ」の重視と「美しく魅力溢れるサッカー」という古来からのバルサのアイディンティティが失われる事を、彼らは大いに危惧したわけです。
 
 現在の指揮官グアルディオラが絶大な支持を得ている背景は、彼の戦略がこれとは正反対のものだからでしょう。グアルディオラ自身がバルサの伝統を肌で知っている事、そしてシャビとイニエスタは、グアルディオラの背中を見て育ったことも、大いに関係しているはずです。

 マンチェスター・シティがバルセロナのように目に見える自主性を持っているのかと聞かれても、僕には答えられませんが、ただひとつ言える事は、マンチェスター近郊に住むファンにとって、心のクラブはユナイテッドではなくシティだという点です。

 つまりシティがユナイテッドの影に隠れても、シティのファンたちは常にサックスブルーのシジャージと共に人生を歩んできたと言うことです。クラブが買収されようとされまいと、クラブを支持するファンがいることは、立派なな自主性のひとつと言えると思います。

 僕個人の考えですが、マンチーニにはインテルから選手を呼ぶ事は構いませんが、必要最小限の人数にとどめ、既存の選手とアカデミー出身の選手を軸に、クラブを熟成させる方向に舵をきったほうが、好結果を招くと思います。

 チェルシーがモウリーニョ政権下初年度でリーグ優勝できたのは、ランパードとテリーという今も変らぬ主力が、それ以前からクラブの一員だったためです。つまり主力となる選手はクラブの色を知っているべきと言う、良い見本と言えると思います。

 プロの監督である以上、マンチーニが政権を維持するには上層部が納得できる「結果」が必要です。でもその結果を出す為に、クラブの自主性が損なわれては何の意味もありません。
 ファンは選手が激しく入れ替わる様子をあまり見たくないものだと思います。洋の東西問わず解雇された選手が、新しいクラブを見つける事は難しいですから。
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シティがインテルから選手を強奪予定

2010-01-06 13:50:19 | 日記
 「ロベルト・マンチーニが古巣のインテルから、DFのコルドバにマイコンそしてキブ、MFではヴィエイラを強奪しようとしている。」そんな内容の記事がイングランドとイタリアで報じられているようです。
 確かにコルドバは、ルシオの加入で出場機会は減少傾向にありますし、残り3選手もマンチーニ政権下でインテルに加入しましたから、根拠が無いのかといえばそうでもありません。
 「
 恩師の下に弟子が馳せ参じる。」
 日本風にいうとそんな感じでしょうか。

 ただこの時期にクラブを方向転換することは極めて難しいでしょうし、新入りの選手の移籍が噂さればされるほど、今シティに在籍している選手達の心情はやりきれないでしょうね。
 第一夏にアデバヨールやテベスを加えたクラブが、更に大金をかけて大物を獲得するなんて、やはりクラブの指針がどこかおかしいと思います。冬の移籍市場は、ほつれを直す程度の補強がもっとも賢いやり方だと思いますし、まずインテルが上記の4選手の離脱を認めるとも思いませんが。

 ちなみにマンチーニがシティを選んだ理由の背景には、彼の息子さん「フィリッポ・マンチーニ」がシティに在籍していることもあると思います。
 マンチーニがインテルの指揮官だった2007-08シーズン、フィリッポをマンチェスター・シティに武者修行にだしました。何故シティだったのかというと、恩師であるエリクソンがシティを率いていた事と、大いに関係があると思います。
 そしてマンチーニ自身がいずれプレミアのクラブで指揮を執りたいと考えていた事も含めて。

 マンチーニが自分のサッカー観を伝える為、古巣から選手を呼びたいと思う気持ちは当然だと思います。その選手が既存の選手達とマンチーニを結びつけるマグネットの役割を果たせたなら、彼のシティでの長期展望も見えてきます。

 しかしヒューズ前監督を慕う選手が多いと言われているシティにとって、今冬の選手の大量加入が実現したとしても、ただ選手達に混乱をもたらすだけのような気がします。
 そしてその不満の行き先は、ヒューズ前監督解任を告げた、クラブフロントに向けられるはずです。

 シティのフロントは、そこまでの覚悟を持っているのかどうかといえば、そんなことは無いように見えますがどうでしょうか。
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