塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

もし山雅がJ2に昇格したなら

2010-01-16 00:34:18 | 日記
 父から聞いた話ですが、今シーズンのJFLは上位4チームがJ2昇格の切符を掴むそうです。父は「山雅がJ2に昇格するといいな。」と話していましたが、仮に山雅がJ2に昇格し、パルセイロが北信越リーグに留まるとすると、両者の差は2階級になってしまうので、僕としては歓迎できません。

 さすがに初年度から上位に食い込むことは難しいと思いますが、もし山雅がJ2に昇格すると良いこともあるんです。

 それは長野県の有望選手が他県のクラブと契約しないで済むこと。即ち地元のファンが地元で育った選手を応援できるという、プロスポーツならではの醍醐味が体感できるわけです。

 パルセイロにもプロ契約を結んでいる選手が数人います。
 でも選手の殆どは、パルセイロが仲介をして地元の企業で働きながらサッカーをしている、「セミプロ」の待遇です。サッカー選手ならば常に自分に適した環境で練習に取り組みたいですよね。パルセイロの施設は充実している方だと思いますが、「地域リーグ」というカテゴリーで勝負している以上、選手は練習と仕事を掛け持ちせざるを得ません。

 ですから山雅がJ2に昇格しプロ化すれば、長野県ではじめてのプロの球団が種目問わず誕生する事になるのです。

 JFLは金沢に久保が、そして鳥取には服部とかつての日本代表が参入する事で、リーグのネームバリューが高まっています。
 山雅はクラブの運営費をまかなう為、入場料の値上げを検討していると聞きました。今季山雅の入場者数がどれほどの物になるか想像できませんが、昇格して欲しいような、JFLに留まって欲しいような、僕としては何とも言えない心境です。
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