塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

外圧という名の戦い

2010-01-07 22:41:26 | 日記
 ドイツワールドカップ以降、日本代表は「外圧」という名の戦いをしてこなかったと思います。ですから今回のイエメン戦に召集された選手達は、代表選手としての試合の場数はありませんが、非常に濃密な体験をしたと言えます。

 日本のように外出もままならず、自分の身も案じなければならない中、選手達は本当に窮屈な思いで一杯だってでしょう。本当にお疲れ様でした。でもこの体験は僕達一般の人間にはできないことですし、試合を経験する事よりも、ひとりの人間としての成長を促すきっかけになったことでしょう。

 2000年代の日本代表は
 2000年のアジアカップレバノン大会。戦闘地域での栄冠
 2004年のアジアカップ中国大会。反日感情昂ぶる中国での優勝
 2005年のワールドカップ最終予選。対北朝鮮戦の無観客試合での勝利とワールドカップ出場

 こうした環境や治安の悪さ、つまり「外圧」に勝利しその度に大きな成長を遂げてきました。
 今回のイエメン戦も、山田の骨折と平山の3得点など、波乱万丈の試合結果のようですが、まずは選手達に労いの声をかけてあげたいと思います。そして外圧に打ち勝った選手達の成長を、是非新シーズンで感じ取りたいと思います。
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