田舎だからかな、まわりに手本になる立派な人なんて、いないんだよね。都会に出たりして環境を変えれば、素晴らしい人がたくさんいるのかな? なーんて悩みもってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『運命の発見 説法自由自在②』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
人間は光ってくると、人は放っておかないという事実があるのです。その人の人格に光沢が出てきたときに、3年以上埋もれているということは少ないことです。現実に、あなたがそういうすばらしい人と出会いたければ、あなた自身がそういう人たちをひきつけるような人にならないといけないということです。そうでなければ、そういうすばらしい人はあなたの前を素通りしていくでしょう。あなた自身が光を出さなければいけません。(中略)
成功者は成功者を呼び寄せるのであって、失敗者や、成功したいけれど自分は現在失敗しているという人とは肌が合わないのです。そういう人が寄って来ると、遠ざかるのです。なにか貧乏神が来たような気がして、逃げていくのですね。
雰囲気が人を寄せる、というのはこういうことをいいます。成功している人は、その成功の雰囲気が出ています。ですから、その人の近くに行くと成功しそうな気がするわけです。そういうところに来るのは、精神的に貧乏な人ではなくて、やはり成功をめざしていて、成功しそうな人です。これは、その人の波長が呼び寄せるからです。
自分には何もないけれど、成功者のところに行けば、自分も成功者になれるのではないか、すばらしい人のところに行けば、自分もすばらしくなれるのではないかと思っても、じつはそうではないのです。その前に、自分がそこに至るまでの修行をしなければいけません。あなたのなかにキラリと光る何かがなければ、そういう人がもし立ち現われたとしても、あなたに何も残さずに立ち去るかもしれない。自分とは違う世界の人だと、一見して思えば、通り過ぎてしまうかもしれません。(中略)
ですから、あなたは自分のまわりが未熟な人ばかりで自分も未熟だと思い、だれか立派な人といっしょに仕事をしてみたいと思うかもしれないけれども、まず、みずからが光ることです。光っていると、どこかで必ず人をひきつけるのです。必ずあなたが求めているような人が現われて来て、自然にそうなるでしょう。(中略)
まず、現在の環境のなかで学びうる最大のことを学んでみる、実践してみる。その環境には、そういう未熟な人ばかりいるかもしれない。しかし、ちょうど霊界と同様で、魂の境涯が上がって光が強まれば、次の階に浮き上がっていくように、その現在の環境のなかに、あなたがいられないような雰囲気になったときに、この世でも同じように次の段階に移ってゆくのです。
(187~192ページ)
光っている人を、人は放っておかない。
すばらしい人と出会いたければ、あなた自身がそういう人たちをひきつけるような人にならないといけない。
だからまず、現在の環境のなかで学びうる最大のことを学び、実践し、みずからが光ることである──。
もちろん、どうしても環境を変えた方がよい場合はあるでしょう。
でも、まずは現在の環境の中で、自らが光り輝くように最大限の努力をすること。
光り輝く人を引きつけることができる自分になること。
そう決意し実行してみるのが、成功するための出発点だ、ということなんだと思います。
地味だけれども、少し時間がかかるかもしれないけれども、その結果として今の環境の中で光り輝いてきたとき、自然と次の段階がやってくる。
大川隆法先生が説かれるのは、ほんとに勇気が出てくるお教えだと改めて私は思っているのです。
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『運命の発見 説法自由自在②』
大川隆法著 |
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