ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



幸福の科学っていうけど、「科学」って「幸福」に関係あるのかなあ? なーんて疑問もってる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『アランの語る幸福論』(幸福の科学出版)で、「幸福論」で有名な哲学者・アランの霊の言葉(「霊言」)を、次のように紹介しておられます。

 「幸福」とは、実は両面からできていて、人は、体調がよければ機嫌がよく、幸福になれますが、病人は、どうしても不幸を語ることが多いものです。
 例えば、栄養が足りないために病気になっているのであれば、まず、栄養を取り入れることも大事でしょう。
 もちろん、強い精神の持ち主であれば、断食していても、心が平静である方が、なかにはいらっしゃるかもしれませんけれども、それは、万人に通じる哲学とは思えませんね。
 私は、その意味で、現代的なかたちでの哲学のあり方を探究した結果、「一つの考え方の括りとして、『幸福論』というテーマで出してみることがよいのではないか」と考えたのです。
 その幸福の原因は、要するに、自分の幸福を妨げているもの、つまり、“ピンの発見”ですね。
 「私は、何をもって不機嫌になっているのか」「何をもって、不幸感覚が強くなっているのか」「何をもって、怒っているのか」ということを、そのまま放置するのではなく、自己分析していく態度を身につけることが、やはり、哲学ではないかと思ったわけです。
 「人間は、自分で幸福になることができる。原因を分析し、それに対処していこうとする態度を身につけることによって、その決意にふさわしい分だけ幸福になることができるのだ」ということですね。それを、「『思えば幸福になる』ということだ」って、簡単に言うことも可能ですけど。
 ただ、あまり情緒的なほうに持っていきすぎると、肝心なものを見失うことがございますのでね。
 例えば、脚気という病気が流行ったとき、最初は、「ビタミン不足が原因だ」と分からないでやっておりましたが、脚気がビタミン不足で起きるのであれば、ビタミンを供給することで解決されますよね。(中略)
 実際は、「戦争の死者よりも、脚気による死者のほうが多かった」とも言われておりますけれども、 これなんかは、歩けなくなったことについて、上官が、「精神が弛んどるからだ!」と怒るだけで解決する問題ではありません。
 海軍では病気があまり発生せず、陸軍で多く発生したならば、それには必ず原因があるはずですよね。だから、そのへんを勉強しなければいけなかったと思うんです。要するに、脚気が出なかったのは、サラダや、パン食が原因であったわけですよね。
 こういう、科学的態度も入れなければ、「現代的な幸福論」は説けないのではないかなあという感じを、私は持っています。
(38~42ページ)

人は、体調がよければ機嫌がよく、幸福になれるが、病人はどうしても不幸を語ることが多いものである。

人間は、自分の幸福を妨げている原因(“ピン”)を分析し、それに対処していこうとする態度を身につけることによって、その決意にふさわしい分だけ、自分で幸福になることができる。

例えば、脚気という病気がビタミン不足が原因だと分かれば、ビタミン供給で解決されるのであって、そういう科学的態度も入れなければ、「現代的な幸福論」は説けないのではないか――。

大川隆法先生は、以前、有名なアランの「幸福論」の内容を紹介しながら、その教えを現代的に分かりやすく説いておられたことがあったと思います。

それがきっかけで、私もアランの「幸福論」を読む努力をしてみたことがあります。

ただ、もう百年近い昔の作品ですし、原典のフランス語からの翻訳の問題か、すっとわかる感じがぜんぜんしませんでした。

ところが本書では、そのアラン自身が現代日本語で、自分の考えをストレートに分かりやすく講義して下さっているわけで、その分かりやすさと内容の深さは、本当に感動ものです。

何度も繰り返しになりますが、誰が何と言おうと、やはりこの霊言集というのは「現代の奇跡」であるのは間違いないと、改めて私は確信しているのです。
 

『アランの語る幸福論』

 大川隆法著


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