妖怪ものって、日本ではいろいろ流行ってるよね。妖怪ウオッチャーみたいな人って、日本にいるのかなあ? なーんて疑問もってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『日本民俗学の父 柳田國男が観た死後の世界』(幸福の科学出版)のあとがきで、次のように説いておられます。
「妖怪ウオッチャー」ともいうべき柳田が語る霊界世界は、西洋宗教事情と対比すると必ずしも普遍性のあるものとは言い難い。しかし、少しだけ想像力をたくましくすれば、神様が一週間ほどで天地創造をしたとか、禁断の知恵の木の実を食べたため、アダムとイブが楽園を追放された話などは、遠野物語風に書き換えることもできるだろう。
私自身も日々に現代の神話をつむぎ出し続けているのかもしれない。いまは、まだそう多くの人が信じているわけではないかもしれないが、百年後、「大川隆法学」がどのように伝わっているか、とても楽しみだ。
神話を持たない民族は、文化的に底が浅いと思わざるをえない。
(194~195ページ)
柳田國男については、一度ご紹介しました。
大川隆法先生がここで述べられているのは、たとえば「遠野物語」も神話の一つの表現なのだ、ということでしょうか。
妖怪ウオッチャー・柳田國男が一冊分を語り降ろした妖怪や霊界世界の話を通読すると、たしかにあの世とこの世の境目がはっきりせず、「現代科学」とは相容れないにしても、しかしたしかに一つの物語世界を形成しています。
そして、大川隆法先生が3500書を超えて続々と刊行しておられる書籍群もまた、霊界や宇宙人、未来科学や未来社会の予言等々、ありえないほど多様な分野に広がっていますが、明らかに広大な一つの世界観が形成されているのではないでしょうか。
ですから、大川隆法先生のこれらの書籍群、しっかりと中身を理解すれば、単なる神話ではなく、真実の世界を示していることが分かってくるわけですが、何百年後、何千年後には、あるいはひとつの神話世界として語り継がれていくのかもしれせん。
いずれにしても、本書を通じて改めて、「遠野物語」のような世界をも持っている日本の文化の深みと広大さに、思いを致すことができたように私は思っているのです。
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『日本民俗学の父 柳田國男が観た死後の世界』
大川隆法著
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