幸福の科学って、世界宗教になるって話、聞いたけど、なんで世界宗教なんて目指さなきゃいけないの? なーんて疑問持ってる人、いませんか?
幸福の科学の大川隆法先生は、『大川隆法 初期重要講演集 ベストセレクション⑥ー悟りに到る道ー』(幸福の科学出版)で、こう教えておられます。
戦争が起きる(中略)もっと根源的なる理由は、「お互いに理解することができない」ということ、「相互の理解ができない」ということが原因となっております。
理解できない原因は、文化に共通項がないことが多いからです。だから、理解できないのです。共通の言語を持たない、共通の文化を持たない、共通の行動様式を持たない。そこに「不信」が生まれ、相手の考えが理解できないところから「憎しみ」が生まれ、「争い」が生まれてきます。これも、戦争の大きな大きな原因の一つです。
これをなくしていくためには、人類共通の文化とでも言うべき価値基準というものが、どうしても必要になるのです。これをつくらないかぎり、キリスト教文化圏だけでは世界を包摂できない。それは二千年の歴史が証明しています。(中略)
儒教やキリスト教や仏教やイスラム教や、こんなものを超えた「全地球的な価値観」をつくり、これを浸透させるということです。世界に浸透させるということです。
この価値観が、この文化が共通の言語の代わりになるのです。
これをつくらんかぎり、どうしてもどうしても、世界は一つにはならないのです。(中略)
目先の一年や二年、五年や十年、このくらい先に起きる小さな戦争は、
今、私たちの力ではどうすることもできません。
しかしながら、それが泥沼化し、人類が堕落していく方向から、
全世界を一つにして「新たな繁栄」をつくり出していく方向へと、
転換するための力となることは可能であると、私は思うのです。
そのためには、一見、迂遠で遠回りなようにも見えるけれども、
世界の多様なる価値観や、
歴史を超え、
文化を超え、
民族を超え、
言語を超えて、
唯一なる神の理念から降りているところの、
この多様性を説明し切り、
さらに、それを統合する努力こそが必要なのです。
これができるところは、全世界に幸福の科学以外に絶対にありません!
これ以外にないんです。
これのみが人類の希望なのです。
それ以外にも、もちろん、いいものは幾つもあるでしょう。
それは、私も認めます。
いい考えもあるでしょう。道徳もあるでしょう。そういう団体もあるでしょう。
それを、私は認める。
しかし、
彼らは、「今、この地球時代の人類を救う力」は持っていないということも、
私はまた認めるものであります。
今、世界を一つの価値観の下に統合できるのは、
幸福の科学のこの思想をおいて、ほかにありません。
われらは、すべての統合を目指しています。
すべての統合こそが、
すべての価値観を統合して共通の言語を築くこと、
共通の文化を築くこと、
これが、人々が多様なるままにお互いを理解し、
永遠の神に向かって向上していくための唯一の可能性であるのです。
私たちは、そうした大きな視野の下に、今、戦いを開始しているのです。
(180~189ページ)
活字になってしまうと、あの迫力は、どうしても十分に伝わらないものがあります。
1990年に大阪で行なわれたこの講演会「未来への聖戦」の本会場に、私はいました。
純粋で大きな理想を、人類の希望を、流れるように語られる、大川隆法先生の情熱をこめた説法の言魂に本当にしびれたのを、昨日のことのように覚えています。
それから34年もの日々がすぎ、大川隆法先生が掲げられた理想は、その素晴らしい教えは、ますます輝きを増している。
一人でも多くの人にこれを伝えたいと思うのは、決して私だけではないと、強く強く私は信じているのです。
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『大川隆法 初期重要講演集 ベストセレクション⑥』 ー悟りに到る道ー
大川隆法著 |
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