ゆーぱの部屋 ~幸福の科学の教えから~
幸福の科学の教え(大川隆法先生の書籍)で、みなさまの人生の悩みや疑問などを解決するお手伝いをします。
 



世の中、ひどい人がいるよね。激しい言葉、悪意ある言葉をぶつけてくる、イジワルしてくる人。しかもそれが、家族だったりすると、どうしたらいいの? なーんて悩み抱えてる人、いませんか?

幸福の科学の大川隆法先生は、『理想国家日本の条件』(幸福の科学出版)で、こう説いておられます。

 まず考えるべきことは、先ほどと同じで、言葉の調律から始めることです。人を傷つける言葉、相手を裁く言葉、相手をほんとうにこっぱみじんに砕き、失意の底に落とすような言葉、そういう言葉を出さないことです。
 喉元まで出かかっていても、ぐっと思いとどまって、口を閉めてしまうことです。激しい言葉が出そうになったら、深呼吸してください。心のなかで、一、二、三、四、五、六……と数えてください。十も数えたら、その言葉は出さなくてすみます。出さなくてもいい言葉は出さないことです。もちろん、心のなかで思わないのがいちばんいいのですが、いったん思ってしまったならば、次はそれを言葉に出さないことです。
 言葉に出してしまったら、その言葉自身が生き物となって動きはじめます。仕事をします。耳を通じて、相手の頭のなか、心のなかに入って、相手のなかからも憎しみというものを喚び起こします。そして、さらに激しい言葉が相手からも出てきます。その結果、両方からの応酬になって、そこに血みどろの戦場が現われてきます。ですから、まず、相手を傷つける否定的な暗い言葉を出すまいという、最初の関門を守ってください。(中略)
 大事なことは、心に曇りをつくらないこと、毒を食わないことです。相手のほうに悪い点があるのかもしれませんが、その悪を自分自身のなかに植え込んで増幅させる必要はありません。
 ここで大事な考え方は、「他人の心は、自分の自由にはならない」ということです。これをよく知っておいてください。これはどのような王様でもそうなのです。身体は拘束できます。奴隷にすることも、殺すこともできます。しかしながら、その人の心は自由にはできません。どんなことがあっても自由にはできないのです。そのように、心は王国なのです。善き心であろうが悪き心であろうが、その人自身のものなのです。
 ですから、他人に対して腹が立ってしかたがないときには、その他人の心自体を支配することはできないということを、もう一度思ってください。そして、そのときに、みなさんがすべきことは何でしょうか。
 他人の心は支配できないけれども、自分の心は百パーセント支配できるという事実がここにあるのです。自分の心は自由自在です。どのような環境においても、どのような心を持つかは百パーセント自分自身で決められることなのです。ここがポイントです。他人の心は変えられなくても、自分の心を変えることはできます。
 しかし、自分の心が変わることによって、そこから発散される善念、善なるエネルギー、光が、実は他人を変えていくのです。感化していきます。他人の心自体を支配して変えることはできませんが、他人に影響を与えること、感化することは可能です。そしてそれは、なんと自分自身を変えることによって、そうなっていくのです。
(148~152ページ)

大事なのは、相手の毒を食わないこと。人を傷つける言葉、相手を裁く言葉を出さないこと。

「他人の心は、自分の自由にはならない」が、自分の心は百パーセント支配できるのであって、他人の心は変えられなくても、自分の心を変えることはできる。

そして、自分の心が変わることによって、そこから発散される善念、善なるエネルギー、光が、他人を変えていく──。

どんなに相手が悪いと思っても、まず耐えて、とにかく、悪しき言葉を出してしまわないようにすること。言葉の調律をすること。

これは、なんとか努力すればできそうな気がします。

そして、相手を変えようとするのではなく、自分の心を変える努力をすること。

これは、そう簡単ではないかもしれませんが、でも「心の法則」で、自分の心を変えれば相手も変わるという事実があるわけです。

とにかく、自分の力で人間関係を改善する努力はできるというお教えは、私たちの人生にとって、ものすごい福音ではないかと改めて私は思っているのです。

 

理想国家日本の条件ー宗教立国のすすめ (OR books) 『理想国家日本の条件』

 大川隆法著

 

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