理事長ブログ 心と体を癒やす

健康とは「健体康心」の略語です。体が健やかで心が康らかな状態を指します。心身の健康をセルフケアする方法を紹介しています。

円心五法の真髄705 まだまだ、熱中症対策が必要だ!

2019年08月07日 | Weblog
8月8日は立秋です。暦の上では秋になり
ますが、秋とは思えません。残暑という
より猛暑が続いています。

毎日、「熱中症で何人運ばれた」という
ニュースが報じられています。まだ、
しばらく熱中症対策が必要ですね。


何故、熱中症が起きるのでしょうか。
本来私たちの体は恒常性という機能を
持っています。暑くなれば末梢の血管を
拡張して皮膚から熱を逃がすようになり
ます。

同時に汗をかき、汗が皮膚から蒸発する
時に気化熱で体温を下げてくれるのです。

暑い時に汗をかくのは当然です。汗を
かき体温を下げようとしているのです
から、水分を充分に補給することが
大切になります。

汗は水分だけではありません。ミネラル、
特にナトリウムも一緒に排出されます。
その為、水だけでなくミネラルも取らなけ
ればなりません。

こまめな水分補給やエアコンの活用など
テレビのニュースや健康番組で報じられて
います。

水分の補給に麦茶が勧められていました。
利尿作用があるカフェインを含んでいま
せんし、汗と一緒に失ったミネラルの補給
に良いというのです。

それなら、私は麦茶よりもルイボスティ
がお勧めです。カフェインは含まれていま
せんし、ミネラルが豊富で活性酸素を取り
除く効果も期待できます。

また、陰陽五行の視点から熱中症を見てみ
ましょう。夏は五行では「火」に属します。
やはり体にマイナスの影響を与えるのは
「暑」暑さです。

経絡では心経や小腸経(心包経や三焦経に
も関連)の滞りが起きやすくなります。
この氣(エネルギー)の滞りを改善し、
熱中症を予防したいと思います。

手の小指を良く揉みます。爪の際はグリ
グリと痛いくらいに揉みましょう。

次に薬指と中指も同じように良く揉み、
爪の際をグリグリと揉みます。

逆の手の指にも同様に行ったら、両手の
指を組み手首を左右に回します。片側20回
を目安に回しましょう。

経絡の流れを良くしておいて、その後、
他の予防を行うことをお勧めします。

それでは本日はこの辺で。

NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 健治