本山健治の円心五法の真髄

「円心五法」の真髄を中心に健体康心についての気づきをお届けしています。

円心五法の真髄567 血流は舌を見れば分かる!

2016年11月16日 | Weblog
昨日のサッカー、興奮しました。ワールドカップアジア予選のサウジアラビア戦を勝利で終わりました。素晴らしい試合でしたが、無得点であればもっと良かったかなと欲張っています。

話は変わりますが、「血流がすべて解決する」という本が売れているようです。まだ、読んでいませんが、この記事がWeb日経に紹介されていました。

この中で気になったのが、「血流の状態が舌を見れば分かる!」というものです。

東洋医学の陰陽五行を学ばれている方であれば、なるほどと思われたのではないでしょうか。

五行では「血脈」要するに循環器に関することは「火」に属すると見ます。火のエネルギーの滞りは血流に影響し、その反応は舌に現れるのです。

この記事の中で、「舌診」が紹介されていました。ご自身で血流の状況を確認するにはとてもいい方法だと思います。

① 舌を出したときに小刻みに震えたり、舌の色が淡い色の場合は血液が足りない状況です。
② 舌の真ん中にへこんだ線がある人は充分に血液が作れなかったり、足りない状況です。
③ 舌の裏側にぼこぼこと2本の静脈が浮き上がっている人は血液の流れが悪い人で東洋的には瘀血と言われる状態です。
④ 「舌苔(ぜつたい)」といって表面に白いコケのようなものが、少しあるなら健康な状態ですが、べたっとたくさん付いている場合は不要なものを溜め込んでいたり、血液の質が悪くなりやすい状態です。

いかがですか、ご自身の舌をチェックしてみましたか。東洋医学の観察は非常に面白く、なるほどと納得させてくれます。

血液の質を改善するには食生活が重要です。いい血を作り、全身に巡らすには運動と同時に手軽にできる方法は経絡を流すことです。

五行の「火」に属する経絡は心経と小腸経です。この経絡は手の小指に流れてきていますので、ハンドセラピーを行いながら、小指を痛いくらいに揉みましょう。

小指の爪の際、両側に特効のツボがありますので、同じく痛いくらいに刺激を行います。血流が改善されエネルギーが満ちてくることでしょう。

それでは本日はこの辺で。

NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士