理事長ブログ 心と体を癒やす

健康とは「健体康心」の略語です。体が健やかで心が康らかな状態を指します。心身の健康をセルフケアする方法を紹介しています。

円心五法の真髄566 今から冷え対策で冬を乗り切る!

2016年11月09日 | Weblog
11月7日は立冬でした。いよいよ冬になりますね。ここ数日は冬の寒さの訪れで12月並みの冷え込みです。充分な寒さ対策もしない中、冬が来てしまったように思います。

そこで、久々に冷えについてお話したいと思います。冷えで悩まれている方にとっては辛い季節になってきました。

体を冷やす食べ物を控え、体を温める食べ物を食べることは大切ですし、体を温める足湯や半身浴も実践して欲しいものです。

これらに加え、今日は毛細血管のゴースト化から来る冷えについてお話しましょう。

動脈を通して送られてきた血液は毛細血管を通して全身の細胞に栄養素や酸素を送り届けています。

各細胞は新陳代謝を行って出た老廃物や二酸化炭素を毛細血管が持ち帰り静脈を通して、腎臓や肝臓でろ過され心臓に戻ってきます。

全身の毛細血管の長さは10万キロもあり、地球を2周半する長さなのです。

このように大切な役割を担っている毛細血管がゴースト化しているのです。5~10ミクロンの細い血管で、非常にもろく老化や生活習慣の影響で血管がなくなってしまいます。

大切な毛細血管がゴースト化して少なくなっていけば、その先の細胞に充分な栄養素や酸素が送り届けられなくなります。

結果、充分な新陳代謝が行われず、エネルギーも発生しなくなります。毛細血管が集中している手や足の末端の指先が冷えてくるのです。

しかし、毛細血管を若返らせ、ゴースト化を防ぐ方法がテレビなどで紹介されました。「Tie2」を活性化させれば老化を防ぐことができるというのです。

注目されているのが、「ルイボスティ」や「シナモン」「ヒハツ」です。本部でいつも飲んでいただいているのがルイボスティです。活性酸素を取り除いてくれる活性食品としても有名です。

同時に適度な運動も毛細血管の老化を防いでくれ、冷えを改善してくれます。激しい運動は活性酸素を発生させますので、程よい運動を心がけましょう。

そこで、お勧めなのがフットセラピーやハンドセラピーです。足の指の間に手の指を差し込み、指先を前後に動かすだけで、足の指先、手の指先に刺激が入り、指先が温かくなってきます。

手のグーパーや足のグーパーもお勧めです。

それでは本日はこの辺で。

NPO法人日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士