本山健治の円心五法の真髄

「円心五法」の真髄を中心に健体康心についての気づきをお届けしています。

円心五法の真髄383 メリフィック・フェイス・インストラクターが誕生

2013年03月18日 | Weblog
3月16日〜17日で、メリフィック・フェイス・セラピーのインストラクター講座を開催いたしました。会場の関係もあり少人数での開催でしたが、参加者同士のコミュニケーションが取れるにはとてもいい人数でした。

第一期生は石川の加藤先生、兵庫先生、福井の東野先生、熊本の松土先生、沖縄の島袋先生の5名です。初めて顔を合わせる方もいて、はじめは緊張されている様子が伝わってきます。

有効活用されている方もいれば、これから活用して行きたい方と様々です。理論の指導のポイントでは静かだった皆さんが、実技となるといっきに賑やかになり、「写真撮っておかなくちゃ」と子どものようにはしゃがれている様子は愉快でした。

4月には鹿児島で第二期生のインストラクターが誕生する予定です。これからもインストラクターの方々が増えてくるものと思われます。私自身がこの講座で各地を回っていて受講された方々の反応がとても良く、皆様に喜んで頂いているというのを肌で感じることができるからでしょう。

この講座の内容を少しご紹介しましょう。

東洋的な考え方に経絡というエネルギーラインが体全身を流れているといわれています。この経絡を通して体の隅々までエネルギーを巡らしているのです。経絡は臓腑に直結している12本の経絡と体の前面側の中心を流れる任脈、背中側の中心を流れる督脈を加え14本の経絡があります。

これらは肺経⇒大腸経⇒胃経⇒脾経⇒心経⇒小腸経⇒膀胱経⇒腎経⇒心包経⇒三焦経⇒胆経⇒肝経と巡りまた肺経に戻ってくるのです。途中で任脈、督脈との接合もあり、全身に氣血を巡らし、この氣血の滞りが起きることで、体調を悪くすると捉えています。

生活習慣の乱れや環境を取り巻く様々なストレスなどから、この氣血の滞りが起きやすくなり、私たちの体に本来備わっている恒常性維持機能が低下してきているのです。恒常性維持機能とは体に何らかの異常が起きたら、これを正常な状態に戻そうとする働きです。

しかし、この機能が落ちてくると正常な状態に戻らなくなります。例えば、顔の部分で言えば、頬のたるみや瞼のたるみといった筋肉のたるみが起きてきたり、ほうれい線やしわが増えてきたりします。若さの大敵です。

顔には大腸経、胃経、小腸経、膀胱経、三焦経、胆経、任脈、督脈という経絡が流れており、メリフィック・フェイス・セラピーを行うことで、これらの経絡の調整ができ、本来、その方が持っている恒常性維持機能が高まり、顔の筋肉を正常な位置に戻すことになります。

その結果たるみが取れ、リフトアップしたり、小顔になったりと嬉しい結果が出てきます。恒常性維持機能は顔だけに表れるものではありません。

顔の経絡を調整することは全身を巡る経絡を調整することにつながり、顔色が良くない、内臓が活発に働いたり、足がとても軽くなったり、全身に効果が表れてきます。

まだ、体験をされていない方には是非、受けて頂きたいと思います。先日、寒河江会長が能登に行かれた時、カードセッションとメリフィック・フェイス・セラピーを組み合わせた体験会を行ったところ、大変な反響があったと主催された加藤先生より報告を頂きました。

今後、ご要望がある地区で、このような体験会を開催していく予定でいます。多くの方に嬉しい体験をして頂き、いつまでも若く、美しく、健康な生活を送って欲しいと願っております。

それでは、本日は、この辺で。

NPO法人 日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士