本山健治の円心五法の真髄

「円心五法」の真髄を中心に健体康心についての気づきをお届けしています。

円心五法の真髄373 夢を持ち続ける方法

2013年01月07日 | Weblog
新年明けましておめでとうございます。

新しい年を迎え、夢に向かって一年のスタートをきられたのではないでしょうか。

新春には「夢」とか「目標」という言葉が目に飛び込んできます。誰しも夢や目標を掲げ、それに向かって達成したいと思って新年をスタートしているのですが、しばらくすると「どうせできないだろう」と諦めてしまう人が多いように思われます。

諦めた目標は絶対に叶うことはありません。新年に掲げた目標を持ち続けるにはどうすればいいのでしょうか。最近読んだ「西田文郎」氏の本から参考になる文章を取り上げてみました。

寒河江徹先生が「円心五法」の中で言われている潜在意識の働きの重要性と同様のことを西田氏も言われています。

一度掲げた目標をいつまでも持ち続ける一つの方法として、非常に面白いのが、「成功した自分を想像する」というものです。「大きな仕事を成し遂げ、満足感にひたっている自分」や「いろんなことがうまくいき、自信に満ちあふれている自分」を想像するのです。

このようにイメージしている時の人の脳は「思考」「感情」「イメージ」のすべてがプラスになり、脳の中にはドーパミンが分泌されてきて気分をウキウキ・ワクワクと高揚させるとともに、脳内のさまざまな場所を活性化させる作用があります。記憶力がよくなり、感情がイキイキし行動的になり創造性も高まるのです。

成功をおさめた人たちの脳はプラスの「思考」「感情」「イメージ」に満たされ、何をやってもうまくいく「成功する脳」になっているのです。一方、普通の人の脳は過去の失敗したデータのせいで、「実現したいけど無理だ」「できっこない」といったマイナスイメージに支配されています。

この普通の脳を「成功する脳」に変えるのが、イメージの力です。目標を実現したイメージが鮮明であればあるほど、脳はそれを「現実」だと錯覚するのです。

この「脳の錯覚」を利用すると、「できない」「無理だ」とあきらめている普通の脳を、成功者と同じ「成功する脳」に変えることができるのです。

非常に面白いと思いませんか。現実ではないが、目標を実現して喜んでいる自分をイメージすることで、脳が錯覚して潜在意識に白丸をドンドン入れていくことになり、本当に目標を達成することができるのです。

そこで、私も6年後の70歳までに「一家に一人のフットセラピスト」を進めながら、全国10か所の拠点に自然環境の中で、円心五法を実践できる場である「自然村」を作るという目標を掲げました。

皆さんの近辺で自然環境の中にある旅館やホテルはありませんか。現状を打破し、新しく変革を求めている旅館とタイアップして自然村を開設したいと思います。旅館側は場所と建物を提供し、中で行うソフトを協会が提供することからスタートすれば夢ではありません。

自然村ができて喜んでいる70歳の私を想像しながら、今年一年が始まりました。

今年もよろしくお願いいたします。

それでは、本日は、この辺で。

NPO法人 日本フットセラピスト協会
理事長 本山 硯士