伊達政宗は戦国の武将の中でも数多く漢詩を残している代
表格である。それだけ漢詩に対する造詣のさがうかがわれる。
掲句の「一行書」は、杜甫の全詩集の中の最後に納められ
ている。その中に「十暑岷山葛」の行がある。杜甫晩年の人
生回顧の作品といわれる。
政宗は戦国の世に生き、戦いの明け暮れのなかに、過ぎ去
った自分の境涯を重ね合わせてこの漢詩の中の一行を、書と
したものといわれている。書は、政宗らしい豪快な五文字が
骨太に書かれている。「天高し」が政宗の人生とその生き方
を讃えている。そして「独眼竜」は政宗の人そのものを表し
ており、簡潔な政宗の句となった。(鎌形清司)
表格である。それだけ漢詩に対する造詣のさがうかがわれる。
掲句の「一行書」は、杜甫の全詩集の中の最後に納められ
ている。その中に「十暑岷山葛」の行がある。杜甫晩年の人
生回顧の作品といわれる。
政宗は戦国の世に生き、戦いの明け暮れのなかに、過ぎ去
った自分の境涯を重ね合わせてこの漢詩の中の一行を、書と
したものといわれている。書は、政宗らしい豪快な五文字が
骨太に書かれている。「天高し」が政宗の人生とその生き方
を讃えている。そして「独眼竜」は政宗の人そのものを表し
ており、簡潔な政宗の句となった。(鎌形清司)
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