「滝」の俳句～私の心に見えたもの

220728　佐々木博子(「滝」瀬音集・渓流集・瀑声集　推薦作品より)

馬洗ふごしごし洗ふ目に泪　木下あきら　「滝」８月号〈滝集〉

2011-08-28 20:28:06 | 日記
　見えぬ恐怖に曝されながら相馬の野馬追は規模を縮小して
行われた。馬を労いながら男は丁寧に愛情込めて洗う。来年
は祭りはどうなるかわからない。相馬の大方の馬は北海道日
高に疎開した、と聞いた。(小林邦子)

2 コメント

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ごしごし (今村征一)
2011-08-28 23:02:48
悲しい句ですね。「ごしごし洗ふ」に愛情がこもっている。
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おはようございます。 (博子)
2011-08-29 06:25:39
　ごしごし洗いながら、馬に話しかけているのでしょうね。眼にいっぱい涙をためて・・・。
　見えない凶器は恐いですね。
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