春めきて舳先は空を押し上げぬ 成田清治 2017-04-13 05:44:49 | 日記 冬から春への動きは、造船所から海へ姿を現した大きな船でしょうか。ブラスバンドの演奏が流れ、紙吹雪やリボンが大量に舞う様子を見上げ、その舳先が春の空を押し上げていると、一気に詠みあげた調べの良い句だと思いました。船を具象に、海ではなく、春の空の柔かな色合いや空気感を舳先のとんがりや質感と対比させた見事さにも感心することしきりです。(博子) « スコップに須恵器のかけら水... | トップ | ファスナーの背を真つ二つ山... »
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