作者は二月以来、気仙沼大島の椿を植林撫育に携わってい
るそうだ。大島は震災で津波と火事より大きな被害を受けた
所だ。シンボルともいえる椿の群生の再生に尽力する日々の
関わりの深さから知った女将の牡蠣割女として働く昼の顔。
剥くべき牡蠣があり、再開できた民宿に女将の姿で立ち現れ
る凛とした姿が見えてくる句。(H)
るそうだ。大島は震災で津波と火事より大きな被害を受けた
所だ。シンボルともいえる椿の群生の再生に尽力する日々の
関わりの深さから知った女将の牡蠣割女として働く昼の顔。
剥くべき牡蠣があり、再開できた民宿に女将の姿で立ち現れ
る凛とした姿が見えてくる句。(H)