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おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

日本食への挑戦?! 梅干じゃなくてジャンキ干し

2008-09-01 18:47:38 | ブログ

とある7月下旬のある日、その日は次の日からのお出かけのためにバタバタしているところでしたが、用事のために立ち寄ったペルニックのビオレッタのところで、

「ジャンキがいっぱいなったからみんなで採りにいったのよ! よく熟れてて赤くて甘いわよ!」

ウ~ム、でも明日から出かけるからこんなに食べられないよ・・・ (ビオレッタの家にはバケツ5杯分ものジャンキが・・・)

「じゃあ、お出かけ先に持っていって食べたらいいじゃない!!」 と、半強制的に大きな買い物袋一つ分ジャンキを渡されました。総重量ナント4kg!! ええ~っ?! 一掴みくらいならどうにかなるけど、こんなにいっぱいは「もう食べられないよ~」(ちなみにジャンキとは?こちらを参照)

こんないっぱいのジャンキ、どうしよう・・・少しずつ食べてるうちに袋の下のほうは重みでつぶれて発酵臭を出し始めています。早くどうにかしなきゃ。と、そこで思いついたのが、これで梅干もどきを作れないか!!

どうしても日本食を食べたい海外在住者の先輩たちは、地元の食材を使って一生懸命日本食に近いものを作っています。昔からヨーグルトとパンを使ったぬか漬けとか・・・そしてそれをHPなどで紹介してくれているので、ホントに助かる~っ!! 先人の知恵をちょっと拝借。 梅は外国では手に入りにくいのであんずを使っておられます。フランスではミラベルを使った方も。じゃあ、酸っぱいジャンキでは?

実は去年、青くて酸っぱいジャンキを集めて「カリカリ梅」ならぬ、「カリカリジャンキ」を試してみたのですが、塩で漬けておくとよく水を出すものの、まったくもっておいしくない・・・・ ジャンキに塩味は合わない? でも、いろいろなHPを見てみると、梅以外の果物を使ったときはクエン酸を追加しないといけないみたい・・・ もっともっと酸っぱくないと塩味に合わないのかも・・・ ということで、このレシピで試してみることにしました。

Jankiinsalt ジャンキを洗って塩の中で転がしながら業務用マヨネーズのバケツの中に漬けていきます。あ、でも、重石がないや・・・ まあ、いいか、どーせダメモトだし。2週間ほどほったらかしておくと・・・

やった~!! よく水が上がっています!! そしてまったくシソを入れていないのに水が真っ赤!! よく熟れたジャンキの赤!! シソが手に入らないので赤い色、どうしようかな?と思っていたのですが、まったくその心配は無用でした!! このジャンキ酢、何かに使えるかな? 調味料(梅酢代わり)や、紅しょうが、作れないかな?! あと2週間、今度は要らないお皿とタッパーを利用して軽い重石をしておいて見ました。

Jankiboshionbed そうこうしているうちにもう9月。ホントは「土用干し」だからもっと早く干さなきゃいけなかったんだけど。急に涼しくなってきたのであわてて干すことに。どうやって干そうかな? 物干しの上にすだれをひいて干そうかと思ったけど、これじゃ風で飛ばされちゃいそう・・・ 考えた挙句の結論は意外と簡単でした。竹製のランチョンマット(中国製)を1レバショップで買って、それをベッドの上に。だってここが一番日当たりがいいから・・・ ベッドに汁がしみないようにいっぱい新聞紙を敷いて・・・ 

Jankiboshionbed2 朝はなんとも頼りない日差しだったのですが、(今日の最低気温はナント10度!) お昼にはまだまだ強い日差しが差し込んでいます。ムムッ、なんとも梅干っぽい匂いがしてるぞ! これを3日くらいつづけてみて・・・ 代用日本食、果たしてどうなることやら?!

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おぉぉ~、これが上手くいったらしめたものですね... (miyo)
2008-09-03 02:31:11
おぉぉ~、これが上手くいったらしめたものですね~。至上初(?)の代替梅干ブルバージョン。
シソがなくても綺麗な赤みがでてますね。でもじつはこちらに赤シソはありますよね。緑は見かけませんが赤はよく植え込みなどで見かけます。いつかこぼれ種を・・・と狙ってます。こっちは食用にしている気配はないですしね。次回はシソもゲットしてさらに日本風味を足してみるのも手?
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miyoさん、こんにちは。 (むうちえ)
2008-09-03 04:21:46
miyoさん、こんにちは。
今日で天日干し2日目になりました。昨日よりもいい天気でなかなかいい感じで干してます。つぶれたり破れたりしてはじかれたのをいくつか食べてみました・・・ 皮がちょっと硬いのですが、それらしい味になってましたよ! 結果のほどはまた・・・
ところで、シソ、あれ、ホントにシソ? シソに似た観葉植物、ってことはないですよね?? 緑と赤の混じった葉っぱのものも見たような気が・・・
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ども、ぬか漬けの「ふな」です! (ふな)
2008-09-03 09:13:45
ども、ぬか漬けの「ふな」です!
ジャンキの梅干、やりますね!写真で見た限りは「すもも」の仲間みたいですね。
梅干はやったことはないですが梅酒はつくりました。土用干しは出来上がりに響く作業だそうですので、がんばってください。楽しみにしています。私は日本国内で怪しい代用食品の研究をしてみようかなと思っております。
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昔我が家では、妻がスリーヴィ(種類で言うと梅で... (「ブルガリア研究室」室長)
2008-09-03 09:14:21
昔我が家では、妻がスリーヴィ(種類で言うと梅です、スモモと訳す人が多いが、花の形などから小生は梅と思う)で梅干しを作っていました。ジャンキよりも大きい梅干しができます。ブルガリアの公園などに「観葉植物」として植えられているのは、まさしく日本の紫蘇で、ちゃんと梅干しに使えます。日本で売っている、塩漬けの紫蘇を持参すると、更に味付けによい。
スリーヴィの梅干しは、昔大量に作りすぎて、結局何年かけても消費しきれないくらいでした。おそらく4kgのジャンキ梅干しも、小生なら、2--3年は使い切れないかも。もっとも、魚の煮付けとか、いろいろな料理の時に、1--2個の梅干しを入れると、格段に味が良くなるので、重宝はします。それにしても、ジャンキ梅干しは、どんな味になるのか、興味深い。
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ふなさん、こんにちは。福岡はまだ暑いですか? (むうちえ)
2008-09-05 21:01:53
ふなさん、こんにちは。福岡はまだ暑いですか?
ジャンキは確かにスモモの仲間だと思います。こちらはこの手の果物がたくさんあって、近所にいっぱいなっているのに、誰も見向きもせずぼとぼと落ちてる・・・ でも、おいしいんですよ。

「室長」さん、こんにちは。
コメントをいただいたあと、まじまじとその植物を見てみたら、確かに花がシソの花でした。それで「日本ではこれはゼレンチュッツィだよ」というと、ブルガリア人たちは「タカ~リ(えええ~っ、そうなの)!?!?」と驚いていました。どこかで種をもらってきて家でひそかに栽培して来年はシソも入れたいです!!
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