私が高校生だったときのクラスメートの話。
「うちの近所の肉屋はハムを3種類置いていて、上ハム、中ハム、プレスハムって書いてあるの。だから、お母さんがプレスハムを買ってきたら、”や~だ、お母さん、下ハム買ったの?”って聞いたら怒られちゃった!」
その話があまりに印象深くて、私の中で何かしらのちょっと安そうなハムやソーセージを見ると
「あっ、下ハムだ、下ソーセージだ!!」と心の中で言っていました。(ハムソーセージ会社の皆さんすみません。)
でも、この下ハムたち!!ブルガリアではあなどれないうまさなのです。わたしのB級グルメ魂に火をつけた!っていう感じですかね。
酪農王国ブルガリアですが、人々はお肉よりも野菜を食べています。そんな人々が気楽に買うのがこれです。
辞書ではハムは「シュンカ」ということを調べてからスーパーへ行きました。でも、日本でお中元にいただくような肉の形をしたものは別の名前がついていて(まさに上ハム!)、シュンカはまさしく、私の言うところの「下ハム」です。肉はいろいろ混じっているようで特に明記されていないものもあり、さらにはオリーブやマッシュルーム、ハーブやスパイスの入っているものもあります。形も機械で整形された円筒形か、丸っこい四角です。大きなものは対面販売のカウンターで切ってもらうものもあります。
「下ソーセージ」もいろいろあります。ビニールの皮にくるまれた「クレンビルシ」(ソーセージ)はそのままでも、また切込みを入れてオーブンでカシュカバル(黄色いチーズ)をのせて焼いてもおいしいです。そのままで食べられる手軽さからか、よく建設業のおじさんたちや工場で働いている人たちが、パンとビールと、この「クレンビルシ」をお昼に食べているのを見ます。
これを見ると、こちらに来て間もない頃、友人から法律上の手続きで急に呼び出しが入ったとき、アパートの共同大家の一人、キロさんにつれてきてもらえと言うことになったのですが、そのキロさん、かわいそうに昼ごはんの途中で、この「下ソーセージ」をもぐもぐ食べながら、もう一本手に持って、少し口から飛ばしなら「ハイデ!、ハイデ!!」(ほら、行くぞ!)と迎えに来たのを思い出します。
4本100円くらいのものがメジャーです。(ちなみにこの前1Kg、12本ほど入って150円くらいというのがありまして、「おお!!!これは安い!」と買って食べてみましたが、ヴッ!(冷汗); これは違う意味ですごかった! フライパンで焼くと焦げ付き、ゆでるとべとべとに分解。小さな魚の骨のようなものも入っていて、これは本当に原料がなんだかわかりません!)
おいしいんだけど、「クレンビルシ」なんて長い単語、まだ憶えられないし、お店でもよく発音できないし、ついつい「下ハム、下ソーセージ」なんて言っちゃってますが、でも本当は心の中で「大好きっ!!」と言いたいのです。
「うちの近所の肉屋はハムを3種類置いていて、上ハム、中ハム、プレスハムって書いてあるの。だから、お母さんがプレスハムを買ってきたら、”や~だ、お母さん、下ハム買ったの?”って聞いたら怒られちゃった!」
その話があまりに印象深くて、私の中で何かしらのちょっと安そうなハムやソーセージを見ると
「あっ、下ハムだ、下ソーセージだ!!」と心の中で言っていました。(ハムソーセージ会社の皆さんすみません。)
でも、この下ハムたち!!ブルガリアではあなどれないうまさなのです。わたしのB級グルメ魂に火をつけた!っていう感じですかね。
酪農王国ブルガリアですが、人々はお肉よりも野菜を食べています。そんな人々が気楽に買うのがこれです。
辞書ではハムは「シュンカ」ということを調べてからスーパーへ行きました。でも、日本でお中元にいただくような肉の形をしたものは別の名前がついていて(まさに上ハム!)、シュンカはまさしく、私の言うところの「下ハム」です。肉はいろいろ混じっているようで特に明記されていないものもあり、さらにはオリーブやマッシュルーム、ハーブやスパイスの入っているものもあります。形も機械で整形された円筒形か、丸っこい四角です。大きなものは対面販売のカウンターで切ってもらうものもあります。
「下ソーセージ」もいろいろあります。ビニールの皮にくるまれた「クレンビルシ」(ソーセージ)はそのままでも、また切込みを入れてオーブンでカシュカバル(黄色いチーズ)をのせて焼いてもおいしいです。そのままで食べられる手軽さからか、よく建設業のおじさんたちや工場で働いている人たちが、パンとビールと、この「クレンビルシ」をお昼に食べているのを見ます。
これを見ると、こちらに来て間もない頃、友人から法律上の手続きで急に呼び出しが入ったとき、アパートの共同大家の一人、キロさんにつれてきてもらえと言うことになったのですが、そのキロさん、かわいそうに昼ごはんの途中で、この「下ソーセージ」をもぐもぐ食べながら、もう一本手に持って、少し口から飛ばしなら「ハイデ!、ハイデ!!」(ほら、行くぞ!)と迎えに来たのを思い出します。
4本100円くらいのものがメジャーです。(ちなみにこの前1Kg、12本ほど入って150円くらいというのがありまして、「おお!!!これは安い!」と買って食べてみましたが、ヴッ!(冷汗); これは違う意味ですごかった! フライパンで焼くと焦げ付き、ゆでるとべとべとに分解。小さな魚の骨のようなものも入っていて、これは本当に原料がなんだかわかりません!)
おいしいんだけど、「クレンビルシ」なんて長い単語、まだ憶えられないし、お店でもよく発音できないし、ついつい「下ハム、下ソーセージ」なんて言っちゃってますが、でも本当は心の中で「大好きっ!!」と言いたいのです。