日本人にとってブルガリア語を学ぶときに苦労するのがすべての名詞に性別があることです。英語では「He」「She」は生物に使われていたと思いますが、ここでは「ゴ」「ヤ」「ギ」などの代名詞をその名詞の性別にあわせて使い分けなければなりません。聞いていて、いったい誰のことなのか、人間のことを話しているのか、それとも何か物のことを話しているのかわからなくなります。

(写真:いつも動詞の変化を忘れるのでキッチンにべたべた貼り付けていつも見ています。が、なかなか憶えません。)
そして、名詞の性別にあわせて形容詞が変化し、それに合わせてその言葉のお尻につく定冠詞(定冠詞が言葉の前ではなく後ろにつくんですよ!!)も変化します。これについていくのが結構大変です。
それから動詞の6段活用!! スペイン語をかじっていたので、この、主語にあわせて動詞が変化するという考え自体は新しいものではありませんでしたが、これは憶えるしかないものなので「キツイ!!!」のひとことです。
しょっちゅう、先生や友人たちだけでなく、お店の店員にまでも直されています。
「エドナ マラク モリャ」(ひとつ小さいのをください)
「エディン マラク!、ナリ?」
(このときは、ドネルをひとつ買いたかったのです。ドネルは男性形なのでエディンが正解なのですが、そこを女性形に使うエドナといってしまったのですかさず直されました。)
こうして考えると日本語はずいぶん聞く人の判断に依存した言語なんだなぁ。と思えてしまいます。ブルガリア語をはじめとするスラブ系の言語も、スペイン語などのラテン系の言語も主語によって動詞が変化しますが、日本語では
「食べる?」「食べる。」のように特別主語を強調しなくても誰が食べるのかわかります。
このような言語環境で育ったものにとって、
「ザシュト?」(なぜ?)
「サシュトート・・・」(なぜならば・・・)
と、いちいち説明をつけなければならないこと事態が面倒くさく感じることがあります。
(多くのブルガリア人は何かを説明するとき、いつも「ザシュト?ザシュトート・・・」と自問自答していますが・・・)
でも、「言われなくてもわかるでしょ! そんなこと」という考え方が、人間関係の不満の元になりうることを考えると、日本人は周りの人に過剰な期待をしているのかもしれませんね。
さて、先日受けたブルガリア語のレッスンで季節と天気の話が出て、春、秋、冬は女性形なので定冠詞「タ」が語尾につきます。でも夏は中性形なので定冠詞は「ト」。え~夏はオカマ? 夏といえばブルガリアではへそ出し、肩出し、背中出しのクラシービ・モミチェタ(きれいな女の子たち)が町中を闊歩し、海はかわいい水着の子たちがキャーキャーさわいでいるイメージなのに・・・・

(写真:いつも動詞の変化を忘れるのでキッチンにべたべた貼り付けていつも見ています。が、なかなか憶えません。)
そして、名詞の性別にあわせて形容詞が変化し、それに合わせてその言葉のお尻につく定冠詞(定冠詞が言葉の前ではなく後ろにつくんですよ!!)も変化します。これについていくのが結構大変です。
それから動詞の6段活用!! スペイン語をかじっていたので、この、主語にあわせて動詞が変化するという考え自体は新しいものではありませんでしたが、これは憶えるしかないものなので「キツイ!!!」のひとことです。
しょっちゅう、先生や友人たちだけでなく、お店の店員にまでも直されています。
「エドナ マラク モリャ」(ひとつ小さいのをください)
「エディン マラク!、ナリ?」
(このときは、ドネルをひとつ買いたかったのです。ドネルは男性形なのでエディンが正解なのですが、そこを女性形に使うエドナといってしまったのですかさず直されました。)
こうして考えると日本語はずいぶん聞く人の判断に依存した言語なんだなぁ。と思えてしまいます。ブルガリア語をはじめとするスラブ系の言語も、スペイン語などのラテン系の言語も主語によって動詞が変化しますが、日本語では
「食べる?」「食べる。」のように特別主語を強調しなくても誰が食べるのかわかります。
このような言語環境で育ったものにとって、
「ザシュト?」(なぜ?)
「サシュトート・・・」(なぜならば・・・)
と、いちいち説明をつけなければならないこと事態が面倒くさく感じることがあります。
(多くのブルガリア人は何かを説明するとき、いつも「ザシュト?ザシュトート・・・」と自問自答していますが・・・)
でも、「言われなくてもわかるでしょ! そんなこと」という考え方が、人間関係の不満の元になりうることを考えると、日本人は周りの人に過剰な期待をしているのかもしれませんね。
さて、先日受けたブルガリア語のレッスンで季節と天気の話が出て、春、秋、冬は女性形なので定冠詞「タ」が語尾につきます。でも夏は中性形なので定冠詞は「ト」。え~夏はオカマ? 夏といえばブルガリアではへそ出し、肩出し、背中出しのクラシービ・モミチェタ(きれいな女の子たち)が町中を闊歩し、海はかわいい水着の子たちがキャーキャーさわいでいるイメージなのに・・・・