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おいしい国ブルガリアでのフボボな生活

ブルガリアのこと、まだ忘れ難く・・・
でも、アラフィフからまた新たな挑戦をはじめます!!

祝日に野外コンサートで盛り上がる!! ソフィア・メズィ2016

2016-05-12 07:53:13 | まち歩き

5月はじめはこちらではヴェリクデン(=イースターつまり復活祭)からのゲルギョフデン(聖ゲオルギの日)で連休になります。日本のゴールデンウィークとほぼ同じ感じですよね。やっぱこの季節は少し休みがいい・・・ でも日本と違ってブルガリアあたりは5月上旬によく雨が降ります。年によっては寒いし・・・ で、今年は寒くて雨降り。ちょっとテンション下がりそうなある日、ウチの近所のセヴェレン・パルク(北公園)周辺に気になるポスター・・・ 「ソフィア・メズィ」・・・?何ソレ? 読んでみると5月5~8の4日間にわたり日替わりでプロの歌手やミュージシャン、ダンサーなどが来て特設ステージでショーをするんだとか。共催、もしくは提供は「バルカンスカ・スカラ」=”バルカン地方のバーベキュー”ということですが、その表示の周りには「アリアナ」などブルガリア全国でおなじみのビールや「ヤニ・ラキ」などの今売り出し中のアルコール飲料名が名を連ねています。そしてステージの周りには大々的に炭火焼の設備やビールサーバー、テーブルにパラソル!! 

つまり音楽を楽しんでいるお客さんがビールとバーベキューを買ってくれればOKということらしいです。

この会場、ウチから徒歩5分。大音響のステージで窓を開ければ聞こえちゃう!! 住居棟から一歩公園方面に出るとそこまで漂ってくるバーベキューのおいしいにおいと煙が!! もう行く前から、「えーっと・・・ バーベキューにはいくら出せるかな?」 と考えてしまいます。

明るいうちは子供たちが民族衣装を着けてフォークロア・ダンスをしています。先生はマイクを片手にダンスの解説。

アラフィフのアタクシなどゼーハー死にそうになる有酸素運動ダンス(?)「ビャラ・ローザ」もこの先生はマイクで解説しながら踊っても笑顔で息一つも乱れず。(笑)

バーベキューはちょっとお高めですが本格的でおいしい!! 

特に生地から炭火で仕上げる「プルレンカ」というパンは格別!! ビールやお肉とよく合います。公園中お肉の焼けるのにおいと煙と人、人、人・・・ それもそのはず、とにかく肉!

肉っ!!

肉だ~っ!!
 

コンサートは夜8時から佳境に!! 金曜日はこの時間まずは「ガイダ」(ブルガリア版バグパイプ)の演奏から。観客の中からホロの踊りの輪が始まります・・・  


雨が降り出しても踊りの輪は止まらず・・・ ブルガリア人の血が騒ぐんでしょうねぇ。

それから「ネリー・ペトコヴァ」という歌手さんのステージ!! 大雨にもかかわらず大盛り上がり!! この人の歌、けっこうみんなが歌詞をおぼえて一緒に盛り上がってるところを見ると有名な歌手なのかな、と思ったので調べてみると、サイトようつべがありましたねぇ・・・ 


何でもこのテのイベント、1年に何度かあるみたいです。この公園や、他にもあるソフィアの別の公園でも開催されるようです。友人の、この公園の近所に住むバビチキ(おばあちゃんたち)には、「ウルサイし、食べ物は高いし、フンっ(怒)!!」・・・とウケがよくありません(ホントにタッカかった・・・ ふつうのキョフテは普段20円くらいから40円くらいなのにここでは2レバ=140円!! 

そしてアグネ(ラム肉)に至っては何と!!20レバっ!! まァ、縁日価格、なんでしょうかね? それにワンちゃんが羊の丸焼きの横をもの欲しそうに歩いちゃってるし。笑)が・・・ まっ、パナイルもあり、子供向け遊具も充実していて、連休中どこにも行けなかった家族にはウレシイですね!! 

ウチのそばで、これまたうれしい!! 来年もまた来るかな?

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ナデジュダ区はソフィアの中華街になる?かも!!

2016-05-06 14:10:10 | まち歩き

新しい我が家の目の前にある中華レストラン「金三角」・・・ 徒歩30秒ですが、よく周りを見回すと結構な数の中華料理屋があります。それもそのはず、イリエンツィ市場への通勤に便利な上、ソフィア市中心にも近く、地下鉄駅は近所にいくつもあります。それに沿って住居棟もボンボン建てられているので、小金持ちのブルガリア在住中国人のみなさんなら買える感じでしょう。

5時過ぎくらいになるとロムスコ・ショセの方に中国人が一斉に繰り出し、地元ブルガリア人も利用する中華レストランになだれ込む姿が見られます。日本人と同じく7時ころが夕飯らしく、また自国語で楽にオーダーできるようで、この時間帯、中国人たちが笑顔で歩くのとすれ違います。へえ~っ!! じゃあ、ちょっとどんなお店があるか、見てみようっ!!

ロムスコ・ショセに大看板を出す「蓬莱仙閣」と

「怡心」がまず目に入ります。ちょっと入ってメニューをもらいました。漢字表記がないのでわかりにくいですが、この「ユースィアンスキ」って何だろう? 初めて見るなァ・・・ 他の店で「スーチュアンスキ」っていうと四川風ってことだとはわかるのですが、さらにナデジュダ区の文化会館ホールの横にも「ハイ・ウアイ・ティアン」と、キリル文字表示しかない中華料理店。

ここはけっこうブルガリア人で混んでる・・・、ということは油っこすぎで、パンのおかずに醤油をかけたチャーハンを食べる人たちに人気だからワタシの口には合わないか? う~む、でもこの辺りはとりあえずおさえておこう・・・

まずはとりあえず一番近くの「怡心」に行ってみました。

中国人の夕食時にちょうど当たったので別テーブルで仕事帰りの中国人たちが食事中。メニューにはない料理と山盛りの白飯で!! レストランで持ち帰りオーダーをして出来上がりを待つブルガリア人たちの方がその場では少数派になりました。向こうの団体さんは一斉にワタシの方を見ます。へっへっへ!! ここはアジアだぜ~(笑)!!! 

「ユースィアンスキ」っつーのを頼んでみたらピリ辛でウマ~イ!! ちなみにこのロムスコ・ショセ沿いの3軒全店でこのメニューあり!!

でもこの店だけの特別メニューがっ!! 今までどの中華レストランできいても出てこなかった中国のお酒!! 

紹興酒はありませんが「白酒」がっ!! けっこうガツンっとくるゾっ!!

この辺で気になることが・・・ なんか中国人の女の子に「おかずクラブ」のオカリナちゃんヘアーが流行中・・・ あのヘアスタイル、三戸なつめちゃんみたいなかなり目鼻立ちパッチリの美人がしないと、パッツン前髪がふつう程度の顔だとそれが悪い方に強調されるぅ・・・ オカリナちゃんはブレイク中ですが、それは女芸人として、であって決して日本のファッションリーダーというわけではありませんからねっ!! 

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のほほんナデジュダ区の公園にも「パナイル」!!

2016-05-04 20:56:42 | まち歩き

一時期夏日が続いていましたが、「ヴェリクデン」(=イースター)休みに入ったとたん寒の戻りの大雨!! 今週中には雪まで降るかも!とまでも言われるソフィア市ですが、そんな日々にも晴れ間があるとワッと暑くなったり・・・ そんな中、ここ、のどかな(?)首都の田舎村ナデジュダ区のセヴェレン・パルク(北公園)に「パナイル」がやって来たっ!!

「パナイル」とは移動遊園地のこと。昨年秋ボルドーに行ったとき見たのとは比べ物にならないほどこじんまりはしていますが、正真正銘の(?)移動遊園地ですよ~っ!! 正確には公園と住居区の間にある小さな空き地が移動遊園地のスペースになっています。 リューリンにも毎年この時期来ていましたが、こんな所にも来るんですねぇ~っ!! 

「アタクシ調べ」の感じだと、リューリン区よりも市中心部に近く、昔は村だったころからの住人の多いナデジュダ区はいくらか豊かなようで、ここの子供たちはけっこうキップよくお金を払うのを見かけます。ジュース、駄菓子、調理パンetc・・・ このパナイルでも若者たちのグループが絶叫マシーンに挑戦!! 

「空飛ぶじゅうたん」(?って言うの、あの横並びの椅子が上下グ~ルグルー 「きゃ~っ!! キャーッ!!」と女子は目をふさいで大騒ぎ&パニック!!

タテ並びの椅子がグルンぐるんものすごくまわるのもあって(名前、何ていうの?) こっちには勇敢な女の子が一人でチャレンジ!! キャーっ!! アパートのすぐそばだから結構コワそー・・・

ドリフトしながら車をぶつけあう「スリックカート」が親子連れやカップルに人気ですが・・・ 

絶対むち打ちになるナ、こりゃ・・・ だいたい、遊具に書いてある絵が、子供が遊ぶものにしてはセクシー過ぎない?

チケットは5レバや7レバ・・・ けっこうイイお値段。セレブな子たち。

少し行くと最近整備されたところには自由に使えるトレーニング器具が。


最近町中にあるこんなトレーニング器具でどこまで鍛えて人々に鍛えた体でパフォーマンスを見せるかって、けっこう流行ってるらしいじゃないですか。ここブルガリアでも例に漏れずマッチョを目指すおにいさんたちがたむろっています。

雨の間の晴れ間は人々が、とにかく今こそっ!! と出てくるので公園の人出はとにかくいっぱいなんですよね。さらにスヴォボダ方面に公園の中を進んでいくとちょっとした丘があって、丘の上にはこの公園が改装される前から、つまり旧共産時代からの遊具があるんですけど・・・

その辺の建材で、戦車や地対空ミサイル発射台、さらにはミグっぽい飛行機のような遊具・・・ 

う~む、でもここで遊ぶ現代の子供はおらず・・・ この丘の上から危なっかしく自転車でサーッと降りる男の子たち・・・ ワーっ!! あぶなーいっ!!

ちょっとの間に気分転換!! 散歩はいいですねっ!! 面白い人間観察もワタクシ的には大好きです!!

 

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ソフィアもお散歩!! 見つけたおトク情報!!

2016-04-23 11:55:28 | まち歩き

あっちゃんとは、遠くに行くだけでなくソフィア市内も散策・・・ 市の真ん中へ・・・ ハリの温泉水が出ているところに行こうと歩くと・・・ あっ、そうだっ!! セントラルナ・バーニャ(元の温泉施設)が改装されて歴史博物館になってたんだなァ~。

その日はけっこうボチボチ人々が入っていくので常設の他に特別展でも?と思っていってみました。すると・・・ 

「無料ですよっ!!」と入口のおねえさん。へっ?! タダ? 「ええ、毎週第一第三木曜日は無料なんですよ。」とのことでした。即入場!!

写真はNG(実質的には有料。16レバ)なので中の様子はアップできませんが、このソフィア市が形成されて行った過程がよくわかる、興味深い展示!! 古代の遺跡からローマ時代、コンスタンティヌス大帝(実はセルビア生まれ)が「ここは私のはローマだ!!」って言って整備したセルディカの遺跡、そして特に多いのが、とてもハイカラでベンツを輸入したり、ブルガリア人ではじめて空を飛んだとして有名(?)なフェルディナンド公のいろいろなコレクション!! そしてソフィアに市内電車が開通したころの様子など、当時の様子が政治、風俗、交通など視覚に訴える形になっていて、「あ~、当時の人ってこうだったんだのかなっ?」と思い描きながら見ると本当にオモシロ~イ!! 特に昔のソフィアの地図があって、「今住んでるとこ、どこーっ?!」と見るのがけっこうおもしろーいっ!! そしてなによりタダかァ~っ!! (くわしくは、こちらのサイトを参照

あァ・・・でもここ、温泉として再オープンさせてくれたらホントに良かったのになァ・・・ と温泉大好き日本人としては思っちゃいます。昔の聖書などが展示されている展示室は元の浴室、女湯(写真でお見せできないのが残念!)だったんだそうです。「男湯の方はまだ改装してないのよ」と学芸員のおねえさん。資金が入って展示内容が広がればそちらも展示室になるんでしょうかね? 温泉のお湯はまさに「湯水のように」垂れ流されているんだから、せめて一部温泉施設を復活させてくれないかなァ・・・ でも、誰も入りに来ないか、ブルガリア人、お風呂嫌いだから・・・

地下鉄セルディカ駅周辺は大々的に遺跡を整備していて、ツムの前から聖ペトカ教会(半地下教会)の横を通って旧共産党本部前の地下通路まで雨に濡れずに遺跡の中を通って歩いて行けるようになりました!!(ちょっと復元感、というかやりすぎ感ハンパないけど・・・) ただの地下鉄の連絡通路というよりもちょうどよい散策コースや休憩スポットになりそうですよ!!

大統領府まで歩いてきました・・・ 衛兵のお兄さんたち、移動中? 

あっそうそう、この国の大統領府ってオープンで、その横を入っていって中の「聖ゲオルギ教会」の遺跡を見れるの、知ってました? 入口のところには「ジェンダルマリア」(憲兵隊?)まァつまり護衛についている人たちのおっかないコワソーなおにいさんたちもいるんですが、まァ大丈夫ですよ。大統領府とホテル・バルカン(元シェラトンホテル)に囲まれたここに来ると、外の喧騒がまるでウソのよう。横を見るとふつうのお店でカフェも売ってて、なんだかホッとします。

日本の八重桜も咲くアレキサンデル・ネフスキー寺院のあたりまで歩いてから元のところ、温泉水のあたりまで戻ってきたので、散歩の後は「セントラルニ・ハリ」市場の地下のカフェテリアで、ブルガリアのスイーツをあっちゃんに食してもらいました。甘いマカロニと「ムリャーコ・ス・オリス」つまりミルクライスっ!! あっちゃんいわく「マカロニはアリだけど・・・」との事。ケーキもいいけどこういうのもよかったのではないかと・・・ 

 

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ブルガリア独立の「立役者」の街~カロフェル

2016-04-21 17:51:32 | まち歩き

いっや~…!! のほほ~んと暑くなってきた田舎くささの抜けない首都のナデジュダ区なんですが、ここへ引っ越してから初めての日本からのお客さんっ!! お母さんとも仲良くさせていただいているあっちゃん!! よく来てくれたね~っ!! すごく気候のいい時に当たったからどこ行こうかァ? そうだっ!! あっちゃんとワタクシの共通の友人のリックとマリが最近住んでるカロフェルに行こうっ!! あそこの近くには温泉もあるしね~っ!!

ムルティプラちゃんでブルガリアの山の香を満喫だ~っ!! まだ萌黄色の若葉の合間に山の自然のチェレシ(桜)の薄紅色が映えています。あ~、本当にいい季節だなァ~っ!! 山の空気はキレイでとても心地よい!!

そしてまだつぼみもついていないバラ畑を抜けていくと・・・ 着きましたっ!! カロフェルといえば「フリスト・ボテフ」の生誕地。この人の名前、ブルガリアのあらゆる町の通りや街区の名前になっています。この人物、トルコからの独立を遂げるうえで重要な役割を果たした人だそうです。さらに・・・ この街ずーと昔からトルコに対しての抵抗の拠点・・・ その昔、「カロフェル・ヴォイヴォダ」という盗賊がこの街にいて、どんなにトルコ人が攻めてきてもこの街には入れず、非戦闘員のトルコ人、たとえ商人でも用事があって来たとしても、街に入ってから出るまで手錠をかけていたとか。お~コワっ!! そういう時代だったんですかねぇ~。

街の至る所からブルガリアの「誇り」みたいなものも感じます。



市庁舎の隣にはキレイな公園&小高い丘の上にボテフ像・・・ 

さらには1月6日のヨルダノフ・デンに身も凍るような冷たい川の中に十字架を投げ込んで誰が一番に取るかを競い、そのあと男たちがホロを踊る(ムシュコ・ホロ)でも有名な所です。 

でも、この街の一番のウリは何といっても「自然」!! 「エコ・プテカ」(自然遊歩道)の入口で、このあたりで一番高い「ボテフ峰」や

その途中にある滝への登山道の入口でもあります。そしてのどかな農家の暮らし・・・ 

こんな半日しかいない私たちもそこら中にいる羊やヤギ、

馬や

ウシさんたちに「キャ~♪ カワイイーッ♪」・・・ ブルガリア在住のワタシなんて、そんなにめずらしくはないはずなんだけど、でもここ、特別動物の皆さんが近いっ!! 

「遠~くの方にいっぱい」、とか「道を横切って」じゃなく、すぐそこにゴチャッといるっていう・・・ その「ムシュコ・ホロ」のところの川のそばにもすぐに手の届きそうなところに羊たち・・・ 

でも臆病だから写真を撮ろうと近づくと逃げて行っちゃう~。

一通り散歩したらちょっと高台のレストラン「パノラマ」で遅めのランチ。ここは街の上を通る国道のわきにあるのでドライブインとしてもよく利用されていて、私たちと同時にバイク乗りのグループがドドーっ!! 懐かしい日本のバイクも・・・ 

味もオイシイ!! 

お豆のスープにはキョフテが入ってるっ!! これは初めてだ~

久しぶりにの~んびり。大きく深呼吸。ありがとう!あっちゃん来てくれて!! 

おまけ:カロフェルで見つけた東欧製オフロードバイク。なかなかアジなバイクです!!
 

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