

グレイマンと呼ばれる暗殺者を主人公にしたコートランド・ジェントリー・シリーズもあれよあれよと思う間に6作目になったしまった。
2013年の11月に「暗殺者グレーマン」で知り合ってから4年で6冊と言うのは凄いペース、前作でCIAの「目撃しだい射殺」の指令が解かれて、敵が少なくなった形で始まった。だからドンパチやりながらもいつもよりゆったり目の前半、なかなか没頭できないで進んできたけれど、そろそろかな。
いうまでもないが、バン二台の新手の勢力は、邪魔になる脅威をためらわず殺すはずだ。
それに、ジェントリーの武器は、小さな折り畳みナイフだけだった。
こういう大笑いな設定で勢いが付いていくのです。
ハンリーが、胸いっぱいの空気を吐き出した。「ロシアのやつらか。現れるかもしれないとは思っていた。よし、つり目と 露助だな。それで」
いいの~。でも三つ巴というか五つ巴ぐらいで俄然面白くなりました。