
「cCello」というそのものずばりの題名の映画がつくられたことはしって、予告編なんかは観ていた。音楽のCDも発売されるのでこれは拾うべきだと予約したら1ヶ月ぐらいたって手元に届いた。
作曲者はランディー・カーバーとで、「カラー・パープル」でオスカーにノミネート去られた人、ピアニストとしても「タイタニック」や最近では「LaLaLAND」でもピアノソロを弾いている。
主演しているのは、1944年生まれの現役チェリスト、リン・ハレル氏で映画の場面ではエルガーの曲を演奏してい。
チェロ関係者には毎日のようにしている場面、こんなことをしながら演奏の入り方なんか考えているのでしょう。

予告編ででは孫との場面が出てきて、愛する家族たちと言うことで、老チェリストは愛する人たちがいるのいうのは解るけれど、ジャケ・写真は一寸淋しそう。
実は映画はALSに侵された老チェリストアルセルの尊厳死がテーマのようで、どのような重さになるのでしょうか。


アルバムの方もタイトルを呼んでいくとストーリーもわかるような気がします。全面チェロ演奏ではなく、フレンチホーンやバイオリン、クラリネットのソロも織り込まれていて、アルバムとしては映画音楽のジャンルそのものですが、チェロが多いのは事実。3曲目ではオケバックの演奏、オケの場面でしょうか。8曲目はそのオケでエルガーの協奏曲の場面。
最後の曲が良い。バイオリンとチェロがメインの美しい曲、曲名からも人生をなぞるように、ピアノが懐かしげなフレーズをひいたり、バイオリンとチェロが元気なころを思ったり、そしてゆったりとした晩年、チェロが在って良かったというような終演でしょうか。
Cello / Randy Kerber
1. A Choice to Be Made (5:30)
2. I Remember (:29)
3. Hide and Seek (1:22)
4. You Okay? (1:13)
5. Remember Me (featuring Lara Fabian) (3:15)
6. ALS / Flashback (1:24)
7. Ansel's Fall (:49)
8. Ansel's Elgar featuring Lynn Harrell (3:44)
9. The Letter (1:14)
10. It's My Decision (:35)
11. Their Journey (3:33)
12. Forever (1:11)
13. It's Your Choice (:49)
14. Hide and Seek Suite (3:16)
15. Letting Go (1:27)
16. End Credits Instrumental (3:12)
17. The Life of Ansel Evans (6:03)