JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

環をかけて THE MOON AND THE BONFIRES / ROBERT OLZER

2016-06-01 16:23:55 | 聞いてますCDおすすめ


このピアニストのアルバムは3年ぐらい前に「正しい椅子の座り方」なんてくだらない題で記事にしましたが、題とは大違いでとても素晴らしいアルバムでした。
ですから次がでたら喜んで買うはずなのに気が付きませんでした。
昨年の11月に出ていたそうですが、お仲間がノーマークでしたと記事にするまでこちらも気が付かない。環をかけてですね、あわてて買いに行きました。お礼に行きます。

まさかSAWANOから出るちは、前回がabeatからですから驚きです。ところでえらいのがSAWANOさん、メンバーに手も付けず、録音,mix,masterを前作と替えずにアメリオ、SAWANOさんの意図というか意思がきちんと伝わってこれはお礼が言いたいくらい。
SAWANOさんのことだから、売れれば次もありそうでうれしい。
前作同様ピアニストの立ち位置はぶれない、シューマンやプーランクとジャズがすばらしい雰囲気で並べられるのです。
立ち位置変えていないのはこのアルバムの4曲目“Ich will meine Seele tauchen ”はお気に入りの様で2015年最初に聞いたアルバムはこの人のその前作品で同じ曲を演奏していました。こちらはクラシック色をもっと強くしていてこの人のベースになっている行き方だと思います。

今作もユーリがこの程度弾いてくれればいいというぐらい弾いているし、ピアノも変わっていない、だからこれら3つを比較しても、タイトルじゃないけれど、どれをどう並べ替えても、これ環をかけて良いねと言っても嘘になりません。

甲乙つけがたいっか。

THE MOON AND THE BONFIRES / ROBERT OLZER

Roberto Olzer (piano)
Yuri Goloubev (bass)
Mauro Beggio (drums)

Recorded and mixed in September 2015 at Artesuono, Cavalicco (UD), by Stefano Amerio.

1. Beautiful Love (Victor Young)
2. La bella estate (Roberto Olzer)
3. Bibo no Aozora (Ryuichi Sakamoto)
4. Ich will meine Seele tauchen (Robert Schumann)
5. Le Vieux Charme (Yuri Goloubev)
6. Muirruhgachs, Mermaids, and Mami Wata,Wrapped Around Your Finger (Sting)
7. Little Requiem (Yuri Goloubev)
8. Seaward (Enrico Pieranunzi)
9. La luna e i falò (Roberto Olzer)
10. Adagio (from Piano Concerto) (Francis Poulenc)
11. Chàrisma (Roberto Olzer)
コメント (2)
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