JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

木を磨きたい INTO THE WOODWORK / STEVE SWALLOW

2013-11-16 21:53:00 | 聞いてますCDいいと思う


今年リリースされたてすぐには拾わなかったけれどやっぱり聞いておこうといいうアルバム。
カーラ・ブレーのECMから出たアルバムの裏返しみたいなアルバム。

1曲目一寸不可思議なサウンドではじまるけれど、2曲目チークのメロディが始まるとこれが良い感じ、カーラがオルガンに回った分ギターが入ったのでしょうか。
この曲がタイトル曲“Intu the woodwork”
幾つかの曲が切れ目なくつながって、特に気張ったところもなく、じゃつまらないかというとそうではない。
CheekもCardnasもほとんどきいていないけれど、通好みの組み合わせなのでしょう。
6曲目、ラリー・コリエルみたいに弾くのには笑ってしまった。

さてなぜカーラのアルバムの裏返しと感じたかというと、カーラのアルバムの3人は能を演じているようにそれぞれが各自の働きをしながら止まっているように見えても動いているというような感じ。
こちらのアルバムはタイトルの様に木工趣味にはまったように、特に新しい技術を見せるのではなく、従来の音楽を全員で磨き上げるような、ですからスワローなんかウォーキングするし、チークもとてもオーソドックスにメロディを追いかけます。



全員でwoodworkをするような、いかに好きな音楽に没頭するかというような感じです。



木を磨くって道具も工具も必要でしょうから今からやれないと思いますが、つややかな表面の木の固まりを作ってみたいと思います。




Chris Cheek(Ts)
Steve Cardenas(G)
Carla Bley(Or)
Steve Swallow(B)
Jorge Rossy(Ds)
Rec. November 15-16, 2011, France

01. Sad Old Candle
02. Into the Woodwork
03. From Whom It May Concern
04. Back ih Action
05. Grisly Buisiness
06. Unnatural Causes
07. The Butler Did It
08. Suitable for Framing
09. Small Comfort
10. Still There
11. Never Know
12. Exit Stage Left  
コメント (2)
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