JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

斜に見てしまった lucky people / MOUTIN FACTORY QUINTET

2013-11-03 22:24:40 | 聞いてますCDおすすめ


珍しくフュージョンの分野をきいたらなんだか引き続いてフュージョンになってしまいました。

ムタン兄弟のバンドをほとんどフォローしていないれど今度のファクトリーとなったバンドは発展的なのだろうとと思うのと、気になるピアニストThomas Enhco なので聞いてみた。
今度ムタン兄弟のリユニオン・グループが転換してファクトリーとなってアルバムは発展形と期待できます。
あまりにムタン兄弟のリユニオン・バンドが人気があるのでへそ曲がりなこちらは最初から斜に構えて聞いてしまいます。
1曲目タイトル曲は意外とグルーヴを効かせたフュージョン、アコベのラインが特徴になるのでしょうか、強烈なエレキを、というかギター小僧(オヤジもいるけれど)を昨日は6人きいたからこのギターはあまり特徴会いません。
2曲目ベースの短いフレーズがこのグループやはりムタンのためのグループだと思うほど強烈です。ソプラノがかなり強烈なソロをとりますが録音バランスがリズムのほうに行っているのかちょっと伝わってこない。この演奏生できいいたらもっと凄いと思う。
3曲目、ベースのラインからソプラノのメロディ、この人すこし線が細いかもしれません。初めて聞くエンコもおとなし系、美し系な感じ、この若さだったらどっかに行っちゃてもいいのにと思います。
4曲目はオーネット・コールマンの曲のメドレーを兄弟のデュオでこちらは聞きごたえがあります。
5曲目はアルトのソロからちょっと前衛的なアプローチ、エンコのピアノのバッキングからソロうまいんだけれどちょっとおとなしい感じ、途中から4ビートに変わるあたりがかっこいいといわれるかもしれません。
6曲目ピアノそろからゆったりしたバラッド、特におもしろいというわけでない。
7曲目はブラスを効かせた疾走感を出す曲だろうけれど、ついつい昨日のトミー・グレーを思い出すけれど、このサウンドでアコベであることの、というかエレベ音であってもよいところがたくさんあるのではと思ってしまう。
それってリユニオンバンドの良さがわかっていないといわれてしまうだろうけれど、ということで良さがわかっていないのです。
そんな中で最後の曲“Conflict”はよかったです。勢いも流れも実にかっこいい。これを1曲目にもってきて、この感じをつづけたらまるで違う印象になったでしょう。
それだったら今年のベストフュージョンに入る。

ということでムタン・バンドのファンのかたにはお詫びも込めてさっきとった写真を一枚、持っていたデジカメで動くものとったの久しぶりです。



どうでもよいでしょうが依然とった写真をほめられたのでつい、失礼しました。



lucky people / MOUTIN FACTORY QUINTET

Francois Moutin (b)
Louis Moutin (ds)
Manu Codjia (g)
Thomas Enhco (p)
Christophe Monniot (as)
2013年作品

1.Lucky People
2.Dragon Fly
3.Soul
4.Otnette's Medley
5.Relativity
6.Forgiveness
7.A Busy Day
8.Moving On
9.You'll Be Fine
10.Conflict
コメント (2)
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