JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

ミッヒ・ゲルバー ライブ イン青山 2013 11 10

2013-11-11 21:43:41 | サポート中、ライブ


ミッヒ・ゲルバーというスイスのベーシストのことはほとんど知らない。ジャケ買いした1枚のCDを記事にしたことがありますが、その記事に初来日の知らせをコメントいただいた。



日曜の昼間なのでオクサンもいるかと思ったけれど結局1人で出かけてきた。場所は青山の初めてのところ、早めにいったけれど待っている人もいないので公園で本をよんだりして5分前にいったけれどそれでも1番だった。
雰囲気もいつも行くクラブなどとは雰囲気が違って普段はダンス(古い)をするフロアーなのだろうか。来る人もすくないのかゆったり目に机が配置され4人の机にオープン・アクトの時は1人で座っていた。



まあこの人を目的にきている人は私以外いるのかどうか、オフィス・オオサワの企画するライブはオープン・アクトとメインの組み合わせが常で、オープンは日比谷カタンという人のギターのようです。

男のひとなんだけれど、ずいぶんハデな着物姿で挨拶もなく弾き始めたのはサンプリングの音をバックにアブストラクトな感じ、だけどだんだんとインリズムしてくるとECM風になってと思いきやご詠歌のような唄が始まってロック調、これは頭が柔らかくなるわ。



ピックで弾いているのだけれどテクは凄くある。歌詞はすべてはききとれないけれどかなり変、60年台アングラ調。
聴いている人たちはまじめにきいているけれどMCもかなり面白い。
2曲目は声にエフェクトをかけて“青空サクラと吉本サクラ”の女の子になってお客のサクラのうただそうです。リズミカルに歌っているのに聞いている人たちの体がゆれない、なぜだろう。とても楽しい音楽なのにまじめすぎ若者。

3曲目はさだまさしの新曲として作ったそうで、これが「連合赤軍の残党が京都に集まって決意を新たにする」という曲。さだまさしみたいに歌いだしておおわらいなんだけれど、最後は才能ありすぎて聞き入ってしまいました。



4曲目が“おとといおいで”という二度とくるなといううただそうでこれでちょうど時間となりましたで終わりました。

オープンとても楽しかった。これだけで元をとったというかエナジーを感じました。
JAZZの人、コミックをやりなさい。(ウソ)

オープンの日比谷さんがいっていたようにミッヒ日本の風情をいただけたらというのがまさにそれでした。
フロア20人ぐらいでミッヒもオクサンとオープンを見ていて、持っていったCDをみせて歓迎のあいさつができました。

2nd

エレベというかかたたらベルトでとめたベースをアルコで弾き始めて始まります。



1曲目ゆったりしたオリエンタルなたとえば黄河のながれのようなメロディ、女性のヴォーカルも澄んでいていいです。
2曲目女性ヴォーカルが中心となるけれど、常にたゆたうようにベースのアルコが流れて、心がゆったりとしていきます。アルコって凄い武器です。
3曲目もアルコのイントロからじょせいはバイオリンです。
打尻には月があるけれど、月光をあびているようなサウンドです。
4曲目ピチカートからはじめてアルコ、女性ヴォーカルはフォーク調、私のもっているアルバムではこの人ビートルズエイジな感じだったけれどこちらはもうすこし新しい。思い出すのはフィービー・スノーあたり。
5曲目ピッキングを電気的に反復させて、そこにアルコを乗せていく幻想的な曲。

ここでメンバー紹介
6曲目、クラシカルなピチカートから女性ヴォーカルの哀愁あるメロディ、聞いたことがあるような、言葉がもまるでつうじないのでしょう、曲名の紹介はありません。
7曲目リズミカルでモダンな曲。ベースとリズムがうごめいていき、この上にどんなソロを入れてもかっこいい曲になるのではと思う演奏、パーカションの人もソロをとらないけれどピシッときまっています。
8曲目、シンセじゃないでしょうが、箱でハーモニーをながして、その後はヨーロッパ・ポップみたいだけれどこれも聴いたことがある感じ。



メンバーをまた紹介して9曲目、たぶんこれがアンコールみたい、哀愁ある曲でした。

2時40分ぐらいに終了して再びフロアーに戻ってきたミッヒ、主催者のかたにお願いしてサインいただきました。
話は通じないけれどなんだかシャイな感じでとても嬉しそうでした。



日本のことを気に入って帰ってくれるとうれしいとおもいました。











コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする