JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

デュオをよろしく When the heart dances / Laurence hobgood

2009-05-20 21:15:41 | 聞いてますCDおすすめ


C・ヘイデンのデュオはライフワークのようにずっと続いていてかなりの数を持っています。
前作はギターのANTONIO FORCIONEとで、地味でしたが良い一枚でした。
http://blog.goo.ne.jp/monakasm/d/20071105

そして同じレーベルNaim Jazzから今度はリーダーではありませんが、LAURENCE HOBGOODというピアニストと8曲のデュオと2曲vocalがはいります。

1曲目珍しい“キサスキサス”をゆったりと、ピアノの音がとても暖かく響きます。
2曲目はピアニストのタイトル曲、ピアニストはテクニックを見せるというよりか
、とてもやさしくピアノを大切に弾くような、温かみがある演奏です。
ヘイデンは少し抑え気味の演奏ですが、3曲目はヘイデンの名曲“First Song”ですが、KURT ELLINGという人のVocalが入ります。ちょっと粘っこいシナトラみたいな感じで最初はアラアラとおもいましたがなれるとこれ良くなってきます。
ジャズ・ヴォーカルをほとんど知らないのですが、かなり有名な人みたいです。
そしてもちろんヘイデンのベース、素朴でありながら深くしみる音は良いときのヘイデンの音です。
4曲目はピアニストのフォーク調、キースを思い起こすソロ演奏。
このピアニスト、テクニックをひけらかすという感じはありませんが、1曲目をゆったりと聴かせたり、きらびやかでありながら華美になり過ぎない、相当の裏付けがないとこうはいきません。
6曲目はvocal入り、このKURT ELLINGとはずっと一緒に演奏しているようです。ずいぶん癖があり私としては最初の曲だけで十分です。
8曲目絵エバンスも演奏していた曲で、ゆったりしたラブ・バラッドやさしい気分になります。
ヘイデンのが音が少しボヨンとするところがありますが、これからも元気でがんばってもっともっとデュオを出して欲しいと願っています。

When the heart dances / Laurence hobgood

LAURENCE HOBGOOD(p)
CHARLIE HADEN(b)
KURT ELLING(vo on 3,6,10)

1. Que Sera Sera
2. When The Heart Dances
3. First Song
4. Sanctuary
5. Chickoree
6. Stairway To The Stars
7. New Orleans
8. Why Did I Choose You?
9. Leatherwood
10. Daydream
11. The Cost of Living


コメント (4)
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