ちょっと変わったレーベル“kind of blue”は良い作品を再発していましたが、最近見ないような気がします。
アルバム番号が10000から始まってその最初がスタンリー・クラークだったと思います。
このアルバムは4番目の初場合で、2002年に録音されたものを2006年に再発しています。
MJQを模した4人の1流ミュージシャンがクラシックを素材にした演奏です。
Kenny Barronは大好きなので前からちょっと気になっていましたが、R・カーターさんとクラシックの関係はちょっとと思っていました。
今回中古屋さんであってみて、拾いました。
1曲目、とても美しい短いピアノのプロローグ。
2曲目歯切れの良いナシュのリズム、凛としたピアノのメロディ、カーターさんだって悪いわけじゃない、いやむしろ良い。ちょっとラテン的な凄い演奏は絵に描いたような一流の集まりです。
4曲目当たりからステファン・はリスのヴァイブのソロも目立ちます。
6,7とちょっと中だるみはありますが、8曲目各自のソロの展開はやはり1流の証です。
どの曲もJAZZのための良い曲にたいで、とてもクラシックとは感じない。ラフマニノフのピアノ協奏曲2番を知らないのがいけないのだけれど、ミュージシャン4名と同じくらいプロデュース&アレンジのボブ・ベルデンの実力が明かされるアルバムです。
このカルテット続いているとは聞きませんが、2001年のチャイコフスキーと2002年のバッハの残りの2枚も気になってきました。
さーて、明日もお休みで気楽です。このアルバムをお土産に持って、六本木に行って一流の証を確かめてきます。どんな席んい座れるか、今まで一度も悪いポジションなかったけど、今日当たり久しぶりのアルフィーはちょっと心配です。
まずはお安いイタリアンを頂いてから、行ってきます。
play Rachmaninov / The Classical Jazz Quartet
Ron Carter - acoustic bass
Lewis Nash - drums
Kenny Barron - piano
Stefon Harris - vibraphone, marimba
1. Movement I - part I
2. Movement I - part II
3. Movement I - part III
4. Movement I - part IV
5. Movement I - part V
6. Movement II - part I
7. Movement II - part II - cadenza version
8. Movement III - part I
9. Movement III - part II