ショップの紹介では大変誉めているので、また驚くべきイタリア人の登場かと思って拾いましたが、それほどかとおもいます。本当に世界のジャズファンの話題をさらうのでありましょうか。
１０曲中９曲がリーダーのピアニストの曲で１曲が敬愛するピエラヌンッイとエバンスのメドレーです。
ファーストインプレッションがあまり良くありません。注意しないと間違ったことを書いてしまいますのでソースを変えてチャレンジしています。
最初聴いたときはピアノはまずまずですが取り巻きが今一というのが印象でした。
２曲目Vincenzo Prestaというテナーはバッソをフューチャーしたトランペットのアルバム「Pure Soul / ANDREA SABATINO」で吹いていた人です。この人の音とフレーズが足りないかと思いましたが、しっかり聴こえるととてもいい音です。
リーダーのピアニストは、周りを押しのけて前に出てきていないのですが安定感のあるピアノです。
少し若さが感じられません。
３曲目が判断の分かれ目みたいな感じで、小音量ではなんとも凡庸な曲に聴こえたのですが、音量を確保するとピアノソロはとてもしっかりフレーズを弾いているしベースも重くラインはしっかりしています。
ファーストインプレションではリズムが重いかと思いましたが、コレってライブではちょーど良いぐらいなのでしょう。
４曲目クラのイントロのあとのピアノとても良い感じだし、ソプラノサックスに持ち替えてふくフレーズも悪くありません。
５曲目ずっとNegroの曲なのでやはりつまってくるのとドラムスが今一、シンバルのシャキッとしたところがないので、テナーの少しのったりしたところとあいまって一寸ぼやけるけれどその中でのピアノは良いです。
６曲目は無調で始まり確かにピアノはしっかり弾いています、1986年生まれの２６才予想としては、これから良くなって行きそうな気がします。
７曲目はバップ調の曲、テナーのVincenzoがしっかり吹いて、最初に悪者にしてしまいましたが、なかなかです。続くピアノソロはこのアルバムでは一番です。
８曲目ピエラヌンティの曲はこの人以外でもこのように弾けるかとは思います。
最初聴いたときには、コレはどうでもと思いましたが、確かにピアニストはテクがあり音も良いとおもいます。
世界的に驚くピアニストというのはちょっととどかなにとおもいますが、次どうなっていくのでようね。
どちらでもと思ったところからいいに移動しました。まだまだ確定的なことがいえないピアニストですし、次のアルバムまで名前を覚えていられるか、でもNegro次が着たいしたいひとです。
ABBAGLI / Francesco Negro
Francesco Negro(p)
Vincenzo Presta(ts,ss,cl)
Igor Legari(b)
Alessandro Minetto(ds)
1. Pig Dog
2.Sun Down
3.Light Off
4.Abbagli
5.Viaggio D'Inverno
6.La Chiesa Abbandonata
7.Lanterne Accese
8.Very Early Variations-Tema-Valse-Riflessione Prima-Il Grido-Riflessione Seconda-Mutamenti
9.Ricordi
10.Light Off(Alt.Take)
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