ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

2010年 観たライヴ

2011-01-15 14:32:49 | 2010年総括
CAROLE KING & JAMES TAYLOR / LIVE AT THE TROUBADOUR

上原ひろみさんの東京オペラシティ公演を書いて、ようやく2010年のライヴ・レポを全て書き終えた感じで、ホッとしています。いよいよ恒例の年間ベスト・アルバムへと行きたいところですが、ちょっと2010年を振り返っておこうかと思っています。

という訳で今回は私が観たライヴのおさらい。まあ、貧乏なりに色々観ましたけど、中でも印象に残ったものは以下の通り。


01/24 CHICAGO; Blues & Soul Showdown@よしもとプリンスシアター
03/03 ジョン・バトラー・トリオ@代官山UNIT
03/24 ボブ・ディラン@ZEPP東京
03/28 ギャラクティック@渋谷クラブ・クアトロ
04/14 キャロル・キング&ジェイムス・テイラー@武道館
05/30 ソロモン・バーク@ジャパン・ブルース&ソウル・カーニヴァル
06/19 マリア・マルダー&ダン・ヒックス@ビルボードライヴ東京
07/14 ジョン・スミス@吉祥寺Star Pine's Cafe
07/30 コリーヌ・ベイリー・レイ@フジロックフェスティヴァル
07/31 デレク・トラックス&スーザン・テデスキ・バンド@フジロックフェスティヴァル
07/31 ジョン・フォガティ@フジロックフェスティヴァル
07/31 モリアーティ@フジロックフェスティヴァル
08/01 モー@フジロックフェスティヴァル
08/08 スティーヴィー・ワンダー@サマーソニック2010
08/19 クレア&リーズンズ@丸の内コットンクラブ
08/26 ダン・ペンwithボビー・エモンズ@ビルボードライヴ東京
09/12 カルロス・ジョンソン@赤坂B♭
10/08 ジェフ・マルダー&エイモス・ギャレット@渋谷クラブクアトロ
10/11 WORLD BEAT 2010 @日比谷野外音楽堂
11/21 マウントシュガー@誠月
11/28 スタンリー・クラーク・トリオ@ブルーノート東京
12/13 トロンボーン・ショーティ@渋谷クラブクアトロ
12/27 カウント・ベイシー・オーケストラwithレディシ@ブルーノート東京
12/28 上原ひろみ@東京オペラシティ



やっぱり何と言ってもフジロックですよね! 特に土曜の夜、ジョン・フォガティ~デレク&スーザン~モリアーティという流れは、とんでもない程の濃密さでした。でもアーティスト単体での2010年ベスト・ライヴは?と問われれば、それはサマソニで観たスティーヴィー・ワンダー! これはホント素晴らしかったですよ! 夏の野外で観るスティーヴィー、最高でした!

夏フェス以外では3月から5月に掛けてボブ・ディラン、キャロル・キング&ジェイムス・テイラー、ソロモン・バークと、大物が立て続けに来日しましたよね。ディランはまさかのオールスタンディングによるライヴハウス公演でしたし、SSWシーンのソウルメイト、キャロル・キングとジェイムス・テイラーが共演で観れた喜び、そして最後のソウル・レジェンド、ソロモン・バークは奇跡の初来日。しかしソロモン・バークはその数ヶ月後に亡くなられてしまったんですよね…。ホント貴重な来日公演でしたし、素晴らしいステージでした。

マリア・マルダー、クレア・マルダー、ジェフ・マルダー。ルーツ愛好家には特別な名前であるマルダー姓を持つ方々が次々に来日してくれたのも特筆もの。しかもマリアはダン・ヒックスと、ジェフはエイモス・ギャレットと共演と言う、これまた貴重なライヴでした。しかもクレアもこの単独来日のあと、ヴァン・ダイク・パークスとの共演で再び来日してるんですよね~。残念ながらそちらは見逃しましたが…。

そして嵐のように日本を駆け抜けていったスタッフ・ベンダ・ビリリ。アフリカン・スピリッツをまざまざと見せつけられたWORLD BEAT 2010は熱かった! さらにニューオーリンズからはギャラクティックとトロンボーン・ショーティーが新時代の到来を告げるような溌剌としたライヴを披露してくれましたね。ニューオーリンズを愛好する私にとって、この2組の勢いにはワクワクさせられました。今後の活躍もまた楽しみです!


*写真は昨年リリースされたキャロル・キング&ジェイムス・テイラーの共演ライヴ盤。07年、ロサンジェルスのトルバドールで収録。これ観ると来日公演を思い出しますよね~。