ルーツな日記

年が明けて心機一転、頑張ります!!
ルーツっぽい音楽をルーズに綴る。
よろしくお願いいたします。

4月の10枚

2007-04-30 21:27:25 | Weblog
月末恒例の今月の10枚。新譜、旧譜なんでもありで、
単純に今月よく聴いた、印象に残ったCDを10枚選んでみました。

BEYONCE / B'DAY DELUXE EDITION(日本盤)
BEYONCE / B'DAY DELUXE EDITION(輸入盤)
4HERO / PLAY WITH THE CHANGES
MARVA WHITNEY / I AM WHAT I AM
JOSS STONE / INTRODUCING JOSS STONE
THE JOHN BUTLER TRIO / GRAND NATIONAL
・LUCINDA WILLIAMS / WEST
・GOV'T MULE / GOV'T MULE
・HIROMI'S SONICBLOOM / TIME CONTRL
・FUGEES / THE SCORE

4月はやっぱりビヨンセの来日公演ですね。デラックス・エディションは2枚ともそれぞれで楽しめましたが、一応似たようなアルバムを2枚買わざるをえなかった…、ということを主張してみました。あとアースデイでの中山うり、恵比須リキッドでのゆらゆら帝国と、良いライブに恵まれました。あ、渋谷タワーでの長見順のインストアイベントも良かったです。そしていよいよフジロックも出演アーティストが揃ってきて、ワクワクしてきました。来月はビヨークの新譜が楽しみです!
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フジロック第5弾!

2007-04-29 23:27:44 | フジロック
HIROMI'S SONICBLOOM / TIME CONTRL

やった~! 上原ひろみだ~! ありがとうスマッシュ! といきなりテンションが上がっていますが、そうです、orgにてフジロック出演者第5弾がすっぱ抜かれました。今回は以下20アーティストです。

A-TRAK
akiko / Moreno-domenico-kassin+2
THE BIRD AND THE BEE
THA BLUE HERB
DACHAMBO
DEERHOOF
FISHBONE
FRICTION
GROOVE ARMADA
KINGS OF LEON
MOTION CITY SOUNDTRACK
THE PIGEON DETECTIVES
RRIICCEE mudic Vincent Gallo
サンボマスター
SCAFULL KING
TIM DELUXE
toe
TOKYO SKA PARADAISE ORCHESTRA
上原ひろみ~HIROMI'S SONICBLOOM
THE WHIP


まず何と言っても上原ひろみです。HIROMI'S SONICBLOOM名義ということは、デヴィッド・フュージンスキーも来るんですかね? ステージは何処でしょうか? またオレンジですかね? 凄い人が集まりそう…。

さらにakiko / Moreno-domenico-kassin+2。akikoはブラジル録音の最新作「VIDA」を発売したばかりのジャズ・シンガー。共演するMoreno-domenico-kassin+2は若きブラジルの精鋭達。中心人物のモレーノ・ヴェローゾはあのカエターノ・ヴェローゾの息子です。これも楽しみ!

そしてキングス・オブ・レオン。テネシー州出身の今時のまだ若いガレージ系ロック・バンドですが、デヴュー当初はイナたい風貌と土臭いサウンドで話題となりました。ですが最近リリースされたばかりの最新作は随分と様子が変わってて、私的にはちょっと残念なんですが…、ライブは楽しみです。

さらに、ごった煮ファンクのベテラン、フィッシュボーン、邦ジャム・バンドのDACHAMBO、カニエ・ウェストが認めるターンテーブリスト、A-TRAK。

そして微妙に気になるのがTHE BIRD AND THE BEE。LA出身の2人組エレクトロ・ポップ・デュオですが、ヴォーカルのイナラ・ジョージは、なんとあのローウェル・ジョージ(リトル・フィート)の娘だそうです。音はまだ聴いてないのですが、どう考えてもリトル・フィートの流れは汲んでなさそうですけどね…。

とまあ、「ルーツな日記」的にはこんな感じですが、一ロック・ファンとしてはUSインディのディアフーフや、注目のUK新人THE PIGEON DETECTIVESあたりも嬉しいところ。


そして今回のすっぱ抜きではいよいよ日割りも発表されました。ヘッドライナーは金曜がキュアー、日曜はケミカルです。土曜はまだ発表されていません。今回グリーンはかなり苦戦している印象。そして問題は奥の方。今回、私的には奥に限って言えばなかなか充実していると思ってはいるのですが、やはり決め手に欠けるという印象も有ります。

メインという意味で考えるなら、金曜日はジョン・バトラー、ヨラテン、レイルロードアースあたりが考えられますが、トリにはちょっと弱い感じ。土曜はGラブとガヴァメント・ミュール。日曜は上原ひろみ、マーヴァ・ホイットニー、ボアダムズあたりか。いずれにしろ魅力はありますが、トリとしてのインパクトには欠けるな~、というのが正直なところ。今後の発表に期待です。

*写真は今年の3月に発売されたばかりの上原ひろみの4枚目のソロ・アルバムであり、実質HIROMI'S SONICBLOOM名義となるアルバム「TIME CONTRL」。奇才デヴィッド・フュージンスキーのエレキ・ギターの参加を得て、バンドとしてさらなる進化を遂げています。いずれフジ予習特集で取り上げますのでお楽しみに。



~関連過去ブログ~ お茶のお供にどうぞ。

 05. 8.25 フジロック05 第4位(上原ひろみ@オレンジコート) 
 06. 1.14 akiko(「LITTLE MISS JAZZ & JIVE」)



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4HERO

2007-04-28 00:05:55 | R&B、CLUB系
4HERO / PLAY WITH THE CHANGES

確か今晩(4月27日)、代官山UNITで4HEROのライブが有るんですよね~。オールナイトで。生きたかったんですけど、オールナイトはきついし…。

さて、今更4HEROをドラムンベースとして語るのもどうかと思いますが、いわゆる打ち込み系のクラブ・ミュージックとしての認識が強いドラムンベースという音楽を、ソウル・ミュージックと呼ぶにはやっぱり抵抗を感じますかね?

私はブラコンやヒップホップ、R&Bといった現行の黒人音楽に興味を持てなかった頃、ロニ・サイズや4HEROにソウル・ミュージックの現在と未来の姿を見ていたんです。

と言っても初めからドラムンベースを受け入れていた訳ではありません。もちろん打ち込みは嫌いでしたし、そもそもレゲエの一種だと思っていました。実際その辺の区別って微妙でしたよね? なんか派手なレゲエが流行ってるな~、みたいな。そう思っていたのは私だけかな? ま、それは良しとして…。

きっかけはフジロックで観たゴールディーでした。ゴールディーが何者かも知らずに観たライブで打ちのめされたのです。メインステージのプロディジーに観客が流れる中、得体の知れないヒップなブラック・ミュージックにただただ恍惚とした時間を過ごしました。

そしてロニ・サイズや4HEROを知ったのです。今でも私にとって彼らは最も「現代のニューソウル」と呼ぶに相応しい存在です。先鋭的なビートにエモーショナルなサウンド、そして創造する事に対するピュアなパッションがその音から伝わってくるのです。

4HEROはディーゴとマーク・マックからなるユニット。98年の3rdアルバム「TWO PAGES」はドラムンベース界に輝く大名盤。続く01年の4th「CREATING PATTERNS」は完全にドラムンベースの枠を飛び越え、ジャズ、ソウル、ヒップホップ等を飲み込んだ普遍的なブラック・ミュージックとしての一種壮大な広がりを感じさせるサウンドが素晴らしく、これも傑作。そしてそれから6年ぶりとなる最新作が写真の「PLAY WITH THE CHANGES」。

1曲目の「Morning Child」から4HERO節炸裂。流麗で高揚感溢れるストリングスが素晴らしく、歌うはカリナ・アンダーソン。透明感のある素晴らしい歌声。3曲目「Look Inside」はキレが有りながらも心地よいリズムをバックにFACEがソウルフルに歌います。この曲に限らずとにかくビートとベースラインが滅茶苦茶カッコ良く、刺激的でありながら極上のグルーヴが流れるように紡がれていきます。

他にもジョディー・ワトリーをフューチャーした「Bed Of Roses」、ラリー・マイゼル参加のタイトル曲「Play With The Changes」、フリーキーなサックス・ソロがドロッとしたノリを演出する「Why Don't You Talk?」、そしてまさにドンピシャのカヴァー、スティーヴィー・ワンダー曲「Superwoman」など、強烈な曲の目白押し。

今晩のライブではどんな興奮が生まれているのでしょうか? よりソウルフルなテイクを提供するマーク・マックが来ないのは残念ですが、カイディ・テイタム、MCモテットなど、興味深いアーティストも出演するそうですので、盛り上がること必至でしょうね。

オールナイトのライブか~、最近フジロック以外は行ってないですね。といっても夜はホテルに帰ってますけど。そう言えば数年前、新宿のオールナイトイベントにゴールディーを見に行ったら、来日キャンセルしてて、終電ギリギリでとんぼ返りで帰ってきたことがありましたっけ。
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デズリー

2007-04-27 00:32:29 | R&B、CLUB系
DES'REE / SUPERNATURAL

ヤフーのニュースによりますと、自作の「I'm Kissing You」を正当な許可なく ビヨンセ がカバーしたとして、 ビヨンセや関連レコード会社数社を訴えているというデズリー。訴訟話はその経過を見守るとして、前回当ブログでビヨンセを取り上げましたので、今回はデズリーです。

1969年イギリス生まれ。良心はカリブ出身だそうです。92年「MIND ADVENTURES」でアルバム・デヴュー。94年の2ndアルバムからのシングル「You Gatta Be」の大ヒットで知られます。ですが私がデズリーを知ったのは03年の4thアルバム「DREAM SODIER」でした。なので「I'm Kissing You」の入った98年の3rdアルバム「SUPERNATURAL」(写真)は後追いで聴きました。

もちろん「DREAM SODIER」も素晴らしいアルバムだと思いますが、どちらかと聞かれれば「SUPERNATURAL」の方が好きです。素朴なサウンドながら、タイトル通りナチュラルなヴァイブに溢れています。そして聞く側の気持ちを和らげる、ある種のおおらかさがあります。1曲目「What's Your Sign?」のイントロのギター、そしてデズリーの声。シルキーと評されるその声は軽やかでありながら独特の深みがあります。

そしてこのアルバムのハイライトはやはり「I'm Kissing You」でしょう。とにかくデズリーの歌が深い! 私はビヨンセのファンですが、まあ、ビヨンセとは声質も違いますし、アプローチの仕方も違いますから、比べてはいけないのかもしれませんが、この曲に関しては、私はデズリーの歌唱の方が好きです。派手ではありませんが心に響く、感動的な歌です。

この曲はもともとデカプリオが主演した映画「ロミオ&ジュリエット」の”愛のテーマ”として知られているようで、私はその映画は見ていないのですが、ロミオとジュリエットの出合いのシーンを演出した曲で、映画中、実際にその場面でデズリーがで歌っているそうです。

もちろん他の曲も心地よいグルーヴと良いメロディー、そして最高の歌声に溢れています。そしてラストの「Fire」はベイビーフェイスとのデュエット。これもなかなか。




~関連過去ブログ~ お茶のお供にどうぞ。

 07. 4.28 ビヨンセ訴えられる! 
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ビヨンセ訴えられる!

2007-04-26 23:15:54 | R&B、CLUB系
BEYONCE / B'DAY DELUXE EDITION(輸入盤)

「ビヨンセ訴えられる」の報に、思わずまた「B'DAY」を買ってしまいました…。

これで「B'DAY」3枚目…。オリジナル盤、日本盤デラックス・エディション、そして輸入盤デラックス・エディション。同じタイトルのアルバムを短期間に3枚も買う羽目になるとは…。

なんでもビヨンセがデズリーの「I'm Kissing You」をカヴァーするにあたって、著作権の権利をクリアしていなかったとかで、デズリーから訴えられているそうなのです。

その経緯はMTVのニュースに詳しいですが、おおまかに纏めると、デズリーはこの曲のカヴァー自体は認めていたものの、曲名の変更とPVの作成は認めていなかったと、ですが実際ビヨンセの「B'DAY DELUXE EDITION」に「Still in Love (Kissing You)」として収められ、米で発売されたDVDにはそのPVが収録されているそうなのです。それは話が違うじゃないかと、デズリーが訴えに出たという…。やっぱり著作権はちゃんとしないとね。

デズリーは英国出身の黒人女性シンガー。ナチュラルで深みのある声の持ち主。
彼女の「I'm Kissing You」はデカプリオが主演した映画「ロミオとジュリエット」の“愛のテーマ”として知られ、98年のアルバム「SUPERNATURAL」にも収録された、スピリチュアルな雰囲気の極上バラードです。

ですが、ビヨンセの日本盤「B'DAY DELUXE EDITION」を購入した私は、この曲のビヨンセ・ヴァージョンを聴いた記憶が無いのです。そう、この曲は何故か日本盤には収録されず、輸入盤の「B'DAY DELUXE EDITION」には収録されているのです。で、この曲聴きたさのあまり、しかたないのでそちらも購入する羽目に…。

でもこの輸入盤、良いですよ。日本盤に入ってない曲やテイクが他にも収録されているのです。

まずアレハンドロ・フェルナンデスとのデュエット「Amor Gitano」。アレハンドロ・フェルナンデスはメキシコ生まれのラテン歌手。その界隈では大スターのようです。流石に良い声しています! もちろんビヨンセも最高。曲調はスパニッシュ・ギターが哀愁とロマンをそそるポップなフラメンコ調。この曲は米TV「怪傑ゾロ」の テーマ音楽になっているそうです。歌詞はスペイン語。

そしてスペイン語詞で生まれ変わった「Listen(Oye)」「Irreplaceable(Irreemplazable)」「Beautiful Liar(Bello Embustero)」の3曲。私は特に「Listen(Oye)」に期待していたのですが、残念ながら英語がまんまスペイン語になっただけで、大きな変化はありませんでした…。「Beautiful Liar(Bello Embustero)」はシャキーラ抜きでビヨンセが一人で歌っています。オリジナルに比べると物足りませんが、これはこれで面白いかも。

その他では意外と楽しめたのが「Irreplaceable(Irreemplazable)」のNORTENA REMIX。南国風のアレンジで、アコーディオンの音色が良い感じです。オリジナルも良いけどこれはこれでかなり気に入りました。なんか幸せな気分になれます。

そして問題の「Still in Love (Kissing You)」。出だしからは正統的なカヴァーかと思わせますが、歌詞は変えてあるようですね。中盤はオリジナルにはないビヨンセらしい妖艶な筋回しでエモーショナルに盛り上がります。デズリーのような深みはないですけど、違った意味でディープです。

この輸入盤、本編のDISC1が「Listen」でピタっと終わる構成もしっくりきますし、DISC2の一種のごった煮感がアルバムのコンセプトに合っているように思えます。そういう意味では、私が手にした3種の「B'DAY」の中でも一番まとまりが良いかも。デジパック式のジャケットもなかなか。欲を言えば三枚開きにして欲しかったですが。




~関連過去ブログ~ お茶のお供にどうぞ。

 07. 4.11 ビヨンセ@東京ドーム 
 07. 4. 8 ビヨンセ来日公演間近!(「B'DAY DELUXE EDITION(日本盤)」
 07. 2.27 アカデミー賞 
 07. 2.24 ドリームガールズ 
 06.12.12 ビヨンセ来日決定!
 06. 9. 5 ビヨンセ at 武道館 2 
 06. 9. 4 ビヨンセ at 武道館 
 06. 9. 1 ビヨンセ(「B'DAY」) 
 06. 4.05 デスチャDVD(LIVE IN ATLANTA」) 


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60年代ロック・ベスト25

2007-04-25 11:47:52 | ルーツ・ロック
THE BEATLES / REVOLVER

レコード・コレクターズ誌5月号の特集は創刊25周年記念企画「60年代ロック・アルバム・ベスト100」。ランキングに意味が有るのか無いのかは別として、非常に面白いです。しかも3ヶ月連続企画で、次月以降70年代、80年代と続くそうです。その詳しい順位はレココレを読んでいただくとして、私の趣味で言わせてもらえば、その第1位がビーチーボーイズの「ペットサウンズ」だというのが納得いかないんですよね~。それは単なる私の好き嫌いの問題ですが、選んだ方々が音楽を分かっている方達だったためだろうとも思いますし、本命のビートルズなどは名盤が複数あるため票が割れたというところも原因のようです。

そこで、私は「1アーティスト1アルバム」による「60年代ロック・ベスト25」を作ってみました。もちろん数字的な根拠は何もありません。私なりに一般的な名盤&後世に与えた影響を踏まえてはいますが、個人的な趣味が大きく絡んだ、恐ろしく気分的な私的ランキングです。ちなみに私は68年生まれです。


01. THE BEATLES / REVOLVER (66)
02. BOB DYLAN / HIGHWAY 61 REVISITED (65)
03. THE ROLLING STONES / BEGGARS BANQUET (68)
04. THE VELVET UNDERGROUND & NICO / THE VELVET UNDERGROUND & NICO (67)
05. OTIS REDDING / LIVE IN EUROPE (67)
06. THE BAND / MUSIC FROM BIG PINK (68)
07. THE WHO / MY GENERATION (65)
08. JIMI HENDRIX / ELECTRIC LADYLAND (68)
09. JAMES BROWN / LIVE AT THE APOLLO VOLUME II (68)
10. LED ZEPPELIN / LED ZEPPELIN (69)
11. MILES DAVIS / BICHES BREW (69)
12. SLY & THE FAMILY STONE / STAND! (69)
13. CREAM / WHEELS OF FIRE (68)
14. KING CRIMSON / IN THE COURT OF CRIMSON KING (69)
15. DELANEY & BONNIE / THE ORIGINAL DELANEY & BONNIE: ACCEPT NO SUBSTITUTE (69)
16. THE BYRDS / SWEETHERT OF RODEO (68)
17. THE BEACH BOYS / PET SOUNDS (66)
18. MUDDY WATERS / AT NEWPORT (60)
19. THE FLYING BURITTO BROTHERS / THE GILDED PALACE OF SIN (69)
20. MC5 / KICK OUT THE JAMS (69)
21. THE KINKS / THE KINKS ARE THE VILLAGE GREEN PRESERVATION (68)
22. BUFFALO SPRINGFIELD / BUFFALO SPRINGFIELD AGAIN (67)
23. CAPTAIN BEEFHEART & HIS MAGIC BAND / TROUT MASK REPLICA (69)
24. MAGIC SAM / WEST SIDE SOUL (67)
25. BIG BROTHER & THE HOLDING COMPANY / CHEAP THRILLS (68)

とまあ、こんな感じですが、1位は当然ビートルズです。ビートルズがロックと呼ばれる音楽の概念を少なからず変えたことは間違いないのです。その決定打を1位にしたかったのです。一般的には「サージェント・ペパーズ」なのかもしれません。ツウな方なら「ラバーソウル」と答えるかもしれません。でも私が中学生の頃、まだ音楽を純真に聴いていた頃、もしくは感覚だけで聴いていた頃、私の頭の中でビートルズは「リボルヴァー」を境に真っ二つに割れていたのです。この頃の感覚を信じます。ビートルズの変化が、ロックの世界を変えたとしたら、その契機となった革命的な大名盤は「リボルヴァー」なのです!

それと、趣旨に反すると思いながらも、そのポピュラリティと、ロックの範疇で語っても良いんじゃないの?的な黒人音楽もいくつかひっそりと滑り込ませておきました。

さて、来月は70年代です。私も60年代をやったからには70年代も考えなくてはなりません! しかしこれは名盤が有りすぎて大変です。しかも黒人音楽も入れたりして自分でハードル上げちゃったし…。でも結構楽しいですけどね。
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マダムギター@渋谷タワー

2007-04-24 21:53:47 | ブルース
マダムギター長見順 / クーチークー

4月21日、渋谷タワーレコードで行われたマダムギター長見順さんのインストア・ライブを観てきました。いや~、良いですね、マダムギー! インストアとは言えなかなかエネルギッシュなライブでした。やっぱりギターが良い! パキッとした中にもドロッとしたノリがある、素朴ながらも味わい深いブルース・ギター。そして超個性的ながら表現力豊かな歌! コミカルな歌詞を演劇的な濃さを伴いながら軽やかに歌います。

そしてアルバムで聴くとその歌声とヴァラエティ豊かな曲調からか、彼女のギタープレイ以外はあまりブルージーには感じなかったりするのですが、生で聴くとそのノリと、発散される臭いはなるほどブルースでした。そしてそのノリと臭いを強烈なエネルギーで生み出していたのが彼女の旦那様である岡地曙裕さん(御存じ吾妻光良&スィンギンバッパーズのドラマー、そして元ボ・ガンボス)。インストアということで、彼はパーカッション(カホン? 木製の四角い箱を座って叩く)で参加。この彼の叩く箱が滅茶苦茶エモーショナルで、上村勝正のさんのベースラインと合わせてスウィンギー且つ泥臭いグルーヴを生み出してました。

「加藤さんのテーマ」、「過疎問題」など5曲ぐらい演ったのでしょうか? 最後には即興風のジャム・セッションまで飛び出して、ノリノリで終了。その後はサイン会が行われたようです。

5月、6月は「生マダム」旅と題したツアーを行っている長見順さん。7月には日比谷野音のブルース・カーニバルにも出演するようです。


*写真は長見順さんの最新作「クーチークー」。ブルースの一言では語れない、唯一無比のマダムギター・ワールドです。とにかく多彩。ブルースやスウィングを基調に、バー・バンドの様でもあり、チンドン屋の様でもあり、ミュージカルの様でもあり、演歌や童謡の様でもあります。でもそれがマダムギターなのです。最近はジャンルレスなレトロ感が一種の流行のようにもなっているように感じますが、そういう意味でも注目です。歌とギターのギャップも面白いです。



~関連過去ブログ~ お茶のお供にどうぞ。

 05.10.14 マダム・ギター長見順(「超スローブルース」) 
 06. 7.18 フジ予習:長見順(「マダムギター」) 
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アースデイ東京2007

2007-04-23 19:33:41 | フェス、イベント
4月21、22日に代々木公園で行われたアースデイ東京を覗いてきました。風が強かったですが、概ね天候にも恵まれ、かなりの人が集まっていました。やっぱり渋谷だし、エコとかオーガニックとかがそれだけ関心を集めてるんでしょうね。

ちなみに正式には4月22日をアースデイと呼ぶそうです。アースデイ東京2007のサイトによりますと、それは「地球のために行動する日」だそうです。さらに「地球に感謝し、美しい地球を守る意識を共有する日」だそうです。

さて、代々木公園周辺のアースデイ会場には、環境問題についてや、オーガニックな素材の色々な商品、楽器、飲食店、など数々のブースが並び、それらを見て回るだけでも結構興味深いのですが、やはり何と言ってもライブです。今年は、Saigenji、Caravan、中山うり、サヨコオトナラ、FREAKY SEVEN、CHINA CATSなどが出演したようです。ただ私は残念ながら両日とも昼間しか居れなかったので、ライブはあまり観れませんでした。

でも中山うりのライブが観れたのはラッキーでした。昨年、フジロックに出演したりアサイラム・ストリート・スパンカーズの前座に起用されたりと、その名前だけは耳にしていたものの、そのライブを観るのはもちろん、音を聞くのも今回が初めてでした。

頭に大きな花を付けて、アコーディオンを弾きながら歌います。まずその声に驚かされました。素晴らしい声です。あれは低いんですか?それとも高いんですか?多分低いんでしょうね。なんか不思議な響きを持っています。それはふくよかで円やか。そして歌われる曲は、スウィング、デキシーランド、ジプシー、ブルース、昭和歌謡、などいろいろなフィーリングがブレンドされた、可愛さと懐かしさの中に独特の妖艶さを持った不思議な世界。一言で言うならば、本人も言っていましたが「レトロ調」なのです。

ときおり吹く小型のトランペットの音も味わい深かったです。こういう素晴らしいアーティストとの出会いは嬉しいもんですね。今後の活躍が楽しみです。とりあえず5月23日に1stCDが発売されるそうです。今年もフジロックに出ないですかね~。

そう言えばアースデイ東京には、フジロックでお馴染みの飲食店もいくつか出展していたようです。しかもフジロック自体のブースもしっかりありました。使用済み紙コップをトイレットペーパーに再生している話などを展示していました。



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 06. 4.24 アースデイ東京(昨年のアースデイ) 


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スプリームス

2007-04-22 12:00:20 | ソウル、ファンク
先日NHK-BS2の「黄金の洋楽ライブ」という番組でスプリームスのライブ映像を放送していました。スプリームスといえば最近ビヨンセが主演して大ヒットした映画「ドリームガールズ」のモデルともなった、黒人ガールズ・グループの草分け的存在です。もちろんリード・シンガーはあのダイアナ・ロスです。

このライブはオリジナル・メンバーのフローレンス・バラードが脱退し、シンディ・バードソングを加え、ダイアナ・ロス&スプリームスとなった時代、68年の3月にストックホルムで収録されたもの。

この貴重なライブ映像の内2曲はDVD「REFLECTIONS THE DEFINITIVE PERFORMANCES 1964-1969」にも収録されていました。私もそのDVD中最も溌剌としたダイアナ・ロスのパフォーマンスに目と耳を奪われ、完全版があるなら是非見てみたいと思っていたところだったので、この放送を楽しみにしていました。

そしてその内容は期待通り、というか期待以上に最高でした。画像は白黒ですが、スプリームスのパフォーマンスはそれを補って余りあるほど素晴らしい! 特にダイアナ・ロス! 歌上手すぎです。天才とはこの人のためにあるのでは?とすら思わせる歌唱です。もちろんソウルフルな深みは薄いかもしれませんが、それがスプリームス、ダイアナ・ロスの魅力ですからね。

では何が凄いのか?それはライトに弾けるようなノリとスピード感。ライブならではの荒さがかえって瑞々しさを増しています。もう息継ぎすらリズミカル。たまにその息継ぎは「ヒャッ!」という声を伴いますが、これなんかマイケル・ジャクソンが真似したのでは?と思わせます。そう言えば顔もMCのしゃべり方もマイケルに似ているような気がするのは私だけでしょうか?

そんなダイアナ・ロスの歌とパフォーマンスはライブだからか、それとも、もうそれなりのステイタスを築き上げたせいなのか、かなり自由度の高いものです。それがエンターテイナーとしてのダイアナの底知れない魅力ともなっていて、めちゃくちゃチャーミング!

サウンド的にはバックがビッグバンド風なのでジャズっぽいですが、もうティーンのアイドルではなく、ゴージャスなナイト・ショーといった感じの大人のムードを漂わせているのも興味深いです。

そのバックを指揮するのは、後にダイアナがビリー・ホリデー役を演じた映画「奇妙な果実」で音楽を務めたギル・アスキー。彼は昨年蔵出しリリースされた、70年代に録音されながらお蔵入りになっていたというジャズ/スタンダードを集めたダイアナのアルバム「ブルー」のプロデューサーでもあります。

そんなギル・アスキーの趣味か、ダイアナ・ロスの意向か、このライブでもスタンダードやミュージカル・ナンバーが目立ちます。もちろんホランド=ドジャー=ホランド作のヒット曲もたっぷり楽しめます。ビートルズやサム・クックのカヴァーもあります。そのどれもがこのショー、そしてダイアナ・ロス&スプリームスの色に染め上げられた完成度の高さも流石!

実は私は、これまであまりシンガーとしてのダイアナ・ロスにはそれ程魅力を感じていなかったのです。大好きなスプリームスですら、代表曲以外にはそれほど興味を持てませんでした。やっぱり私はディープな歌手の方が好きなので。でも先のDVD、そしてこの映像を見て、少し考えを改めました。ダイアナ・ロス、良いですね! 曲の最後に見せる「寝起きの伸び」のような決めポーズがまた堪りません。

この放送を見そびれた方、NHKですからいずれ再放送をする事を期待して、その時には是非!



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 07. 3. 8 スプリームス(「REFLECTIONS THE DEFINITIVE PERFORMANCES 1964-1969(DVD)」) 

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フジ予習:マーヴァ・ホイットニー

2007-04-17 13:21:21 | フジロック
MARVA WHITNEY / I AM WHAT I AM

フジロック予習特集第3弾、マーヴァ・ホイットニーです。60年代後半のジェイムス・ブラウン一座で歌姫を務めた女性シンガー。昨年の6月、奇跡の初来日ツアーが実現したのも記憶に新しいですね。

1944年カンザスシティ生まれ。67年にJBファミリー入りし、ライブへの参加(名ライブ盤「LIVE AT THE APORO」にJBとのデュエットによる「Think」を収録)はもちろん、JBファミリーとしてアルバム3枚(内1枚は未発表)を製作し、シングル14枚を発表しているそうです。

もちろんその中にはヒット曲であり代表曲の「It's My Thing」、レアグルーヴの名曲「What Do I Have to Do (to Prove My Love to You)」、ヒップ・ホップの定番ネタとなる「Unwind Yourself」といった印象的な曲も含まれています。

その当時の彼女の歌唱は「ソウルシスターNo.1」と称されるだけあってとにかくパワフル! その頃まだ20代前半ですが、さすがJBに認められただけのことはあります。

そして69年頃JB一座を離れ、その後は不遇の時期を過ごしたそうで、本格的な復活はここ数年のことだったようです。そして昨年の来日、さらに36年振りというニュー・アルバム「I AM WHAT I AM」(写真)がリリースされました。

そしてその来日公演、及び新作「I AM WHAT I AM」で彼女をバック・アップしたのはなんとオーサカモノレールという日本のバンドでした。

私はこのオーサカモノレールというバンド、名前は良く目にしていたものの、その音は聴いたことが有りませんでした。オフィシャルサイトのプロフィールによりますと、”92年の結成から一貫して「1968~72年のFUNKサウンドを現代に蘇らせる」ことに執心してきた”のだそう。今年で結成15周年。JB'Sを意識したであろうホーン隊を含む9人編成のバンドです。

収録曲の多くがマーヴァの来日ツアーの合間に録音されたというこのアルバム「I AM WHAT I AM」。1曲目のタイトル曲「I Am What I Am」、続く「Soulsisters」は、彼女の名刺代わりともなるJB風のファンク・ナンバー。マーヴァの声には60年代の瑞々しいパワーとは一味違う風格を感じます。そしてオーサカモノレールはもろJB'S! カッコ良いです!

しかしさらなる圧巻はこの先から。ジャジーな「He's Mine」、インスト曲「It's Her Thing」、語りから徐々にファンキーを増す「Wrap Things Up」、ソウルフルな「Saving My Love For My Baby」と聴き進めていくうちに、リズムと歌がまるでとぐろを巻くようにディープな様相を呈してきます。そしてとどめは「Give Uo Or Turnit A Loose」! 最後はしっとりとゴスペル・ナンバー「Peace In The Valley」。

解説によりますと、当初このオーサカモノレールとのコラボにあまり興味を示さなかったマーヴァだそうですが、曲を聴かせたところ「1968年のジェイムス・ブラウン=オーケストラでしょ?」と叫んだそうです。さらに来日時のスペシャ番組内でのインタビューで「バンドごとアメリカに連れて帰りたい」と讃辞を語っていました。そして今年はこの組み合わせでのヨーロッパ・ツアーの予定もあるそうです。

オーサカモノレールは既に昨年11月に単独でのヨーロッパツアーを成功させているそうですが、その時会場にはケブ・ダージやスピードメーターなど、ディープ・ファンクの大物達も集まっていたとか。なんだか凄いことになっていますね。

フジロックではマーヴァ・ホイットニーの伝説&貫禄のパフォーマンスはもちろん、ここでもバックを務めるオーサカモノレールのファンキーなグルーヴにも要注目ですね! 特に私は昨年の来日公演を見逃しているので、フジで必ずやリベンジです!
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