ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

アンナ・ワイズ & ジョン・バップ @Ginza Sony Park

2019-01-26 23:28:47 | R&B、HIPHOP
1月26日、Ginza Sony Park にて、アンナ・ワイズのライヴを観てまいりました!!

ソニームーンというバンドでヴォーカルを務め、自身のソロ作「The Feminine: Act 1」「The Feminine: Act 2」もリリースしている女性シンガー、アンナ・ワイズ。ケンドリック・ラマーの諸作や、クリス・デイヴの作品に客演したり、テラス・マーティンの来日公演にフィーチャリングされるなど、その界隈で注目される歌姫。只今、BIGYUKIのライヴへのゲスト出演で来日中。

そのアンナ・ワイズが、Ginza Sony Park が毎週末行っているフリー・ライヴに登場しました。


きっとソロ作の中から何曲か歌ってくれるんだろう、バックはカラオケかもしれないな、と思いながら現地に行ってみたところ、ステージには、ドーンとドラムセットが組まれてる。少なくとも単なるカラオケでは無さそうだ、なんて思いながら、今日のステージ詳細をツイッターで確認してみたところ、サポートにジョン・バップ!!!!!

一昨年、フリーキーにジャンル越境する新作「Yesterday's Homily」をリリースして話題になったダラスの鬼才、ジョン・バップ。アンナ・ワイズとはしばしばコラボレートしているようで、その斬新かつ先鋭なトラックは、YouTubeを検索すれば何曲か聴くことができるはず。

その2人のステージがここで見られるなんて!! ワクワクしながら開演を待つことしばし。ほぼ予定時刻に2人がステージに現れる。アンナ・ワイズがもの凄く小さな声で「こんにちは」と言ってスタート。

まずはアカペラで2人のハーモニー。透き通ったアンナ・ワイズの歌唱に、黒人霊歌のようなジョン・バップの歌声が重なる。スピリチュアルで美しい。ジョン・バップがギターを弾き始める、アンナ・ワイズはそこに声を加えていく。2人はディレイやループのようなエフェクトで音を重ねていく。徐々に熱さを増していき、ジョン・バップがドラムを叩き始めると、アンナの歌声も勢いを増していく。それに応えるかのようなジョンの黒い歌声。前衛的でありながらゴスペルのようにも響く。まるで2人は魂を交歓しているかのよう。

当初は、アンナ・ワイズのソロ作からの曲をやるのだろうと思っていましたが、まったく違ってました。これ、全部アドリブなんじゃないか?と思わせられるほど、2人の感性をその場で音にしたようなフリーキーなライヴ。2人の精神的な世界が生み出したような美しい音空間。凄いものを見ました。

思いのほか、アヴァンギャルドな感性でありながら、アンナ・ワイズはキュートでしたね。そしてジョン・バップの存在感は強烈でしたね。そしてお2人、とても仲良さそうでした。そんな雰囲気がまた良かった!!

Black Girls Rock! でアレサ・フランクリンのトリビュート

2018-09-15 20:07:16 | R&B、HIPHOP
2018年8月26日、ニュージャージー州ニューアークのニュージャージー・パフォーミング・アーツ・センターで開催された「Black Girls Rock!」。黒人女性たちとその活躍を讃えるアワードで、2006年に設立されたそう。今年の主な受賞者は以下のような感じ。


Janet Jackson (Rock Star Award)
Mary J. Blige (Star Power Award)
Judith Jamison (Living Legend Award)
Naomi Campbell (Black Girl Magic Award)
Lena Waithe (Shot Caller Award)
Tarana Burke(Community Change Agent Award)

2015年はエリカ・バドゥ、2016年はリアーナ、2017年はソランジュが選ばれた「Rock Star Award」、今年はジャネット・ジャクソンでした。

さらにここ数年は、女優さんなどが受賞していた「Star Power Award」にメアリーJ. ブライジが。

そして2016年にグラディス・ナイト、2017年はロバータ・フラックが選ばれた「Living Legend Award」は、Judith Jamison で、この方はダンサーのようですね。ちなみに、Naomi Campbell はご存知スーパーモデル、Lena Waitheは女優、脚本家、プロデューサーなど多才な方で、Tarana Burkeは、「Me Too」の創始者としても知られる性暴力被害者のための活動家。

そして、Awardの結果以上に注目なのが、式典でアレサ・フランクリンのトリビュート・パフォーマンスが行われたこと。

The Aretha Franklin Tribute | Black Girls Rock 2018


ジャズミン・サリヴァンのちょっぴりスモーキーな声がアレサっぽくて、聴き入ってしまいますね。レディシの人間離れしたハイトーンも美しくて素晴らしいですし、ヨランダ・アダムスの貫禄のゴスペルも最高ですね

ルイス・コールが12月に来日

2018-09-06 19:03:46 | R&B、HIPHOP
LOUIS COLE / TIME

ルイス・コールが来日するそうですね。日程は以下の通り。

12月13日(木)東京 渋谷 WWW X
12月14日(金)京都 丸太町 METRO

新世代ジャズ・ドラマーとしても注目されてきたルイス・コール。今年5月に来日した女性シンガーのジェネヴィーヴ・アルターディとデュオ、KNOWERでの活動でも知られますね。またサンダーキャットの「DRUNK」にも参加し、「Bus In The Streets」と「Jameel's Space Ride」の2曲で共同プロデュースを務めるなど、今時らしいマルチな才能の持ち主。多分、変人ですね。もちろん音楽的なね。だからこそ、フライングロータスが放っておかない訳です。


さて今回の来日は、KNOWERではなく、ルイス・コール名義。フライング・ロータス主宰のブレインフィーダーへ移籍し、ソロ作「TIME」をリリースしたばかりという絶好のタイミングでの来日となります。

その「TIME」では、相棒のジェネヴィーヴ・アルターディはもちろん、サンダーキャット、デニス・ハム、さらにはブラッド・メルドーなどをゲストに迎え、奇才なポップセンスに満ちあふれたエレクトロ・ファンクを披露しています。


Overtime (Live Band sesh) - KNOWER


KNOWERのこのビデオ、大好きですね〜。何度見ても格好良い!! KNOWERは、クインシー・ジョーンズやレッチリなどからも賞賛を送られているとか。





When You’re Ugly - Louis Cole


こちらはソロ最新作「TIME」からのMV。いったいどんなライヴを繰り広げるんでしょうね。案外、バンドをバックに歌って踊ったりするのかも。





Mean It - Louis Cole (ft. Sam Gendel)


狭いライヴハウスでこういうのやってくれるなら観に行きたいですけどね。




それにしても、今、ブレインフィーダーが面白いですね!!









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NHK「おはよう日本」にケンドリック・ラマー!

2018-08-29 13:51:00 | R&B、HIPHOP
Kendrick Lamar / DAMN.

今朝、NHKの「おはよう日本」で放送されたケンドリック・ラマーのインタビュー、ご覧になりましたか?

先日の来日時に行われた地上波初のインタビューだったそうですね。


朝からNHKにケンドリック・ラマーが出てるってツイッターなんかでは大騒ぎでしたね。

トレンド・ワードに「ケンドリックラマー」と載ったとか、それを「リラックマ」と見間違える人がかなりいたとか…。


テレビ画面のケンドリック・ラマーは、とても穏やかな顔をされてて、フジロックで観た鬼気迫るオーラを纏ったラッパーと同じ人には見えませんでしたね。

『2時間のステージに存在するのは争いではなく「愛と幸福感」だけなんです』という言葉が印象的でしたね。


やっぱりヒップホップというとバイオレンスな音楽というイメージってありますよね?

フジロックで見たケンドリック・ラマーもとてもシリアスな印象を受けましたし。

ですが、国境や人種の壁を越えて、ヒップホップを楽しむ時代になっているんです。

ヒップホップが世界の若者達をリードする時代に。

日本にとっても今年が「ヒップホップ元年」になるなんて言われてますしね。

それはいずれ火星にも届きますよね!


それにしてもNHKでケンドリック・ラマーのインタビューが放送されるなんて、凄いことですよね。

でも、なんで「おはよう日本」何ですかね?せっかくインタビュー取ったんだから、ドキュメンタリーとか作ってくれれば良いのに〜?

アレサ・フランクリンが危篤だそうです…

2018-08-13 22:55:29 | R&B、HIPHOP
A BRAND NEW ME / ARETHA FRANKLIN WITH THE ROYAL PHILHARMONIC ORCHESTRA


アレサ・フランクリンが危篤と報じられています。

デトロイトの病院で、家族に見守られている状態とのこと。

何とか良くなって頂きたいものですが、祈るしかありません。



現在76歳のクイーン・オブ・ソウル。

2010年にすい臓癌と診断され、手術をおこなっています。

姉のアーマ・フランクリン、妹のキャロリン・フランクリン、いずれも癌で亡くなっています。


アレサ・フランクリンは昨年、引退を表明しました。その時は、え?まだ早いよ!と思いましたが、既に活動を続けるのが難しい状態だったんでしょうね。

そう言えば、引退前にスティーヴィー・ワンダーをプロデュースに迎えた新作を発表する予定とのことでしたが、どうなったのでしょうか?

昨年リリースされた、往年の名唱にオーケストラアレンジを施した「A BRAND NEW ME」が最後の作品となってしまうのでしょうか。


また元気になって、新しいアルバムで、あの歌声を聴かせて欲しい。


ただただ祈るばかりです。

アーロン・アバナシー @代官山LOOP

2017-05-10 20:54:37 | R&B、HIPHOP
4月27日、代官山LOOPにて、アーロン・アバナシーを観てまいりました。

クリーヴランド出身のR&Bシンガー/マルチ・アーティストのアーロン・アバナシー。昨年12月にソロ名義としては初のフル・アルバム「MONOLOGUE」をリリースすると、日本でも「プリンス〜ディアンジェロの系譜を継ぐ新星」と賞されるなど、各所で話題を集めたアーロン・アバナシー。ですが初アルバムは、アブ&ザ・ソウルジャーナーズ名義による05年の自主制作盤「Lyrically Inclined 1.3: The Odyssey」まで遡り、その後も、アブ・ザ・コンフィダント、ナット・ターナーといった名義で活動し、スラム・ヴィレッジやブラック・ミルズのバックでも手腕を発揮するなど、マニアには知られる存在でした。

そんなアーロン・アバナシーの初来日公演。バックメンバーは Tak Tanaka(Gt.)、Zak Croxall(Ba.)、Jay Stixx(Dr.) の3人。ミュージックディレクターを日本人ギタリストのTak Tanaka が務めているので、他の2人も彼が集めたメンバーかも知れません。ちなみに Tak Tanaka は、JUJU とか、ナオ・ヨシオカのバックなんかを務めているギタリストだそうで、ニューオーリンズ・ファンには、2015年にブークー・グルーヴが来日した際、急病で来れなくなったダーウィン ’Big D’ パーキンズの代役を務めたギタリスト、と言えば、あ〜、あの人!! と思い出してくれるでしょうか?

さて、ハネたベースラインに導かれるように登場したアーロン・アバナシー。キーボードを弾くかと思いきや、そのまま立ったままで歌い始める。曲は「Son Of Larry」。最新作「MONOLOGUE」の1曲目に収録されている、ピアノが印象的な曲ですが、ほぼ、ベースラインのみをバックに歌う。メロウな原曲よりも、シャープにスピードアップしたリズムを、さらに前のめりに切れ込むようなアーロンの歌唱が強力。陽性のユニークな性質で、極々ナチュラルに歌っているようで、その鋭角的なタイム感覚は、まさしく黒人にしかあり得ないリズム感。いや、黒人シンガーでもここまでのキレはなかなか聴けない。もう冒頭からゾクゾクしっぱなし。探るようにドラムとギターが入り、バンド感が出てきたところで、ようやくアーロンも鍵盤を叩く。一気に盛り上がる会場。そして切れ目無しに「Kiss Yah」へ。歌い始める前に”Kiss Yah!"って言ってくれたから分ったものの、アレンジの違い以上に、アーロンの歌の崩し方が半端無い。「Son Of Larry」もそうですけど、もうほとんどフィーリングだけで歌ってるような雰囲気。それでいて雑な感じや流している風はまったく感じられず、ただただ、その歌声のキレと圧力、そしてメロウネスに圧倒されっぱなし。その後も「Kissing You」、「Favorite Girl」、「Call On Me」、「Can I Be Your Lover」などをBPM速めにファンキーに繋いでいく。ロバータ・フラックの「Feel Like Makin Love」とか、JODECI の「Come And Talk To Me」などのカヴァーや、ジャジーなソロ&スキャットなんかを挟みつつ、ドラム及びベースのブレイクを触媒にして繋いでいく。そんな展開がおよそ30分に渡って繰り広げられる。その間、アーロンの歌唱はフリーキーにブラック・フィーリングを巻き散らし、Tak Tanaka のギターを中心にしたバックの演奏も、タイト且つバウンシーでありながら、うっとりする程スイートで、まったくもって痺れまくりでした。

一息ついた後は、待ってましたのスロー「I Want You Again」。いや〜、これ絶品でしたね。前半戦とはまた違い、どっぷりと歌うアーロンが素晴らしかった。切ないファルセットからシャウト気味に感情を燃やすような歌唱は、胸に突き刺さるようでしたね。こういうディープなフィーリングはやはりライヴならではですね。そういう濃密さでは続く「A Quarter After Morning」はさらに圧巻でした。印象的なリフに変幻自在に絡みつつ情感を爆発させるようなアーロンの歌声にも痺れましたし、終盤のTak Tanaka のギター・ソロも格好良かった!

そして最後は「I Need To Know」から「In Love」。壮大且つドラマチックに昂揚するこの2曲は感動的でした。オーガニックな円やかさの中にソウルフルなヴァイヴを感じさせる演奏もさることながら、スウィート&メロウな空気をジワジワと満たしていくような、エモーショナルこの上ないアーロンの歌唱は流石でしたね。最後まで鋭角的なキレは損なわずに、それでいてしっとりとしたフィーリングを醸しつつ、激情のシャウトを決める。凄いシンガーです!

もちろんこれで終わりではありません。アンコールはアップテンポのラテン調ナンバー(曲名は分かりませんでした…)。ドラムソロや、アーロンの鍵盤ソロも格好良かった!そして最後は「I See You」。ミドルなテンポに乗ったアーロンのソウルフルな歌声、最高でした。

独特のファンクネスとニューソウル的なヴァイヴ。硬軟織り交ぜながら、古さと新しさを縦横無尽に行き来する、レトロ・ソウルの片鱗を見せながらも圧倒的に現行のリアルを感じさせる、そんなアーロン・アバナシーのステージでした。



この日のセットリストはこんな感じだったかな。

01. Son Of Larry
02. Kiss Yah
03. Kissing You
04. Favorite Girl
05. Feel Like Makin Love
06. Call On Me
07. Come And Talk To Me
08. Can I Be Your Lover
09. I Want You Again
10. A Quarter After Morning
11. I Need To Know
12. In Love
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13. ???(もの凄くアップテンポなラテン調の曲でした)
14. I See You


既に記憶が曖昧ですので、間違っていましたらごめんなさいね。特に、1〜8曲目は切れ目無しで演奏されたので、もしかしたら、抜けがあるかもしれません。アーロン・アバナシーはかなり崩して歌うので、曲が変わったかどうか分かりづらかったり、サビまで行ってやっと曲が判明したり、って感じだったので…。

LAETITIA DANA @飯田橋アンスティチュ・フランセ

2017-03-28 18:25:55 | R&B、HIPHOP
3月25日、飯田橋のアンスティチュ・フランセにて、フランスからのR&Bシンガー、レティシア・ダナを観てまいりました! この日は「フランコフォニーのお祭り」というイベントで、レティシア・ダナは、そのメイン・ゲストとして登場しました。

西アフリカ出身の父と、セファルディム系ユダヤ人の母の間に生まれたというというレティシア・ダナ。コディー・チェスナットから「驚くべき世界観と存在感をもったアーティスト!!」と絶賛されている逸材だそう。ステージには、打ち込みやパッドを操るプレイヤーとギタリスト、そしてレティシア・ダナの3人。レティスアはつばの広いハットを被って登場。マイクに飾られた花も素敵。オープニングはレティシアが自分の声を幾重にもループさせたコーラスをバックに歌う「Woo Hah!!」。バスタ・ライムのカヴァーだそうですが、レティシアの歌声はとても同じ曲には聴こえない柔らかさ。それは古き良きジャズ・シンガーのようでもあり、それでいて自身の声のループをバックにアカペラで歌うというモダンさも良い感じ。ギタリストさんがディレイ系のエフェクトを効かし、揺れるグルーヴを演出したネオ・ソウルな「Lay Dawn」、エキゾチックなスロー「Meanness And Profit」等、時に優しく、時に力強く、ヒップ・ホップ的な感性とネオなソウル・フィーリングが交差すするレティシアのヴォーカルに痺れました。今度はドラムの入ったバンドでのライヴも観てみたいです。

本日のセレクト! ホセ・ジェイムズの新作

2017-02-17 22:32:42 | R&B、HIPHOP
JOSÉ JAMES / LOVE IN A TIME OF MADNESS

通算7枚目、ブルーノートからは4作目となるホセ・ジェイムズの最新作「LOVE IN A TIME OF MADNESS」。大きくR&Bへと舵を切った作品と話題のアルバム。元々、ジャズからR&Bへのアプローチで時代の扉を開けたシンガーですが、なるほどこれはそこから一歩も二歩も踏み込んだ意欲作ですね~。なにせ、ほぼ全編打ち込みをベースにしたサウンドですからね。昨今のR&Bは、ジャズやヒップホップとの相互影響以上に新進クリエイター達との交配により著しいアップデートを繰り返してきましたが、本作はそんな先鋭的なブラック・ミュージックの空気を宿しつつ、ホセの進歩的なアーティスト性を物語る一枚となりました。

アンビエントなリズムに乗るホセの歌声が耽美な魅力を放つ「What Good Is Love」や「Last Nights」、シンガロングな美メロが印象的な「Remember Our Love」に「Breakthrough」、マリ・ミュージックを迎えたゾクゾクする程美しい「Let It Fall」や「To Be With You」、などなど。さらにアルバムの核となるプリンスへのオマージュ「Live Your Fantasy」やファルセットがセクシーな「Ladies Man」という2曲のファンキー・ナンバー。このファンク曲はレトロな味わいながら、その瑞々しさ故か返って新しく聞こえるというマジック。ホセのクールなセンスが光ります。

気鋭のクリエイター達とのコラボが生んだ、ホセ・ジェイムズの新章であることは間違いないでしょう。なにせホセ自身が「ジャズのキャリアの終わりを告げる作品」と断言しているとかいないとか。とは言え、スローやミドルはもちろん、ファンキーな曲ですら、歌声の深層からジャジーな柔らかさがしみています。先鋭的でありながら、メロディアスでビタースイートな歌心に溢れた作品。なにせ今作のテーマは「愛」だそうですから!

日本盤ボーナストラックの「Trouble (TARIO RIMIX)」と「Live Your Fantasy (WONK RIMIX)」も格好良い!







よろしければこちらも是非!


先日、ホセ・ジェイムズとWONKの招待ライヴに行ってきました。↓
 
2017年2月15日 ホセ・ジェイムズ@渋谷コンタクト

ホセ・ジェイムズ @渋谷contact

2017-02-16 22:15:55 | R&B、HIPHOP
2月15日、ホセ・ジェイムズのショーケース・ライブに行ってまいりました。場所は渋谷contact 。こちらはファッション・ブランド「APPLEBUM」とブルーノート・レーベルによって共同開催された『APPLEBUM x BLUE NOTE present BLUE LOUNGE』というイベントで、一般客は全て招待制。私は幸運にもツイッター応募で当選した次第であります。ちなみにこの日は、ホセ・ジェイムズの最新作「Love In A Time Of Madness」の日本先行発売日でもあり、会場内は、リリース・パーティ的な特別な熱気に包まれていました。ちなみに私、ミーハー魂を炸裂させてかぶり付きで堪能させて頂きました。

まず登場したのは、日本から彗星の如く現れ、世界水準のジャズ/ソウル/ヒップホップ・バンドと話題沸騰のWONKが登場。今注目のバンドだけに、私も生で観るのを楽しみにしていたんです。キーボード、ドラムス、ベース、ヴォーカル、サックスという編成。イントロダクションに続いてアルバム「SPHERE」から「1914」でスタート。空間を切り裂くが如くのドラムのキレと、フロアを揺るがす重低音ラインが格好良い!!そのリズムに鍵盤、サックス、ヴォーカルがフューチャリスティックに絡み合う。5、6曲と短いライヴではありましたが、間近で観る、日本で今最も先鋭なバンドの生ライヴに続々させられました。女性コーラス隊を向かえたラストの「savior」も格好良かった。特にエンディングのブレイクには痺れました! ちなみに彼ら、この翌日からヨーロッパ・ツアーに出かけるそうです。


さて、WONKではステージ狭しと楽器群が並べられていましたが、それらが奇麗さっぱりと片付けられ、そこにはマックのノートブックと、VOXのアンプ、その横に赤いテレキャスが1本あるだけという、異様な程シンプルな光景に。その間、DJ MITSU THE BEATSのプレイを挟み、SOIL&"PIMP"SESSIONS の社長のMCで盛り上がった後、いよいよホセ・ジェイムズが登場。

白地のシャツに植物柄のジャケット、薄いサングラスに短く刈られた髪型。いや〜、絵になります! 自身でノートブックを操作しオケを流し、最新作からの曲をしなやかに歌い、踊る。バックが生バンドではなかったのは残念と言えば残念なんですけど、リリースされたばかりの最新作は打ち込みをベースにしているそうなので、これもありかと。って言うか、後方スクリーンに輝く幾何学的映像を含め、マック&ギターと共にステージに一人で立つホセ・ジェイムズというシンプルな構図がめっちゃオシャレ!!約3年振りという新作「Love In A Time Of Madness」は、ビリー・ホリデーをトリビュートした前作とは打って変わってのR&B作品ということで、その新曲を立て続けに披露するこの日のステージ・パフォーマンスも、華やかなR&Bシンガーを感じさせる格好良さに溢れていました。

アルバムのオープニングを飾る「Always There」でスタートし「What Good Is Love」へと続く。耽美なリズムにのるホセの歌声がスウィート! セクシーなファルセットが揺れる「Ladies Man」や、リードシングルとして先行発表されていた「Live Your Fantasy」のようなファンキーな曲は新しいホセ・ジェイムスの瑞々しさに溢れながらも、歌声にはしっとりとしたジャズ・フィーリングが滲みている辺りはホセ・ジェイムズのホセ・ジェイムズたるところ。代表曲「Trouble」のうねる低音をフィーチャーしたトラックは明らかにアルバム「No Beginning No End」収録とは違うオケで格好良かった!これは最新作収録のリミックス・ヴァージョンのようですね。エンディングにはアカペラでサンプリングのようなパフォーマンスも披露して盛り上がりました。

終盤に歌ったスロー「To Be With You」も良かった! ホセ・ジェイムスと言うと、アルバムごとに音楽性を変化させてきたとは言え、そのヴォーカルについてはジャジーでクールなフィーリングが強く、必要以上に感情的にはならない印象もあったりしますが、この曲では最前の女性客の手を握りながら、ソウルフルに声を張り上げる場面もあり、またその声が艶やかで素晴らしかった!!こういうホセ・ジェイムズも良い!!

そして最後はいよいよ”さくら”と命名されているらしい、エレキ・ギターを手に取っての弾き語り。しかし音が出ない…。どうやらエフェクターに電源が行ってない模様で、ホセ自らそれを突き止めると、迷わずエフェクターからジャックを抜き、アンプに直結、そしてジャーン!と音を鳴らして盛り上がる観客。ラストはこちらも「No Beginning No End」からエミリー・キング提供の名曲「Come To My Door」。オーガニックなメロディーを歌うホセの歌心にうっとりしながらも、サビを観客達で歌ったりとアットホームな雰囲気に。

いや〜、それにしてもホセ・ジェイムズ、格好良かったですね〜。私のような男がかぶり付きで観ちゃって、女性客に申し訳ないなとも思いつつ、最前列の役得でがっつり握手もしてもらいました〜。あとMCで日本のファンや、今日の観客、共演者に感謝の言葉を掛ける姿も印象的でした。

ちなみに、ホセの新作にはWONKによるリミックスも収録されていますが、この日、残念ながら共演はありませんでした。でもWONKとホセ・ジェイムズが出演するという、思いっきり旬なイベント、その先鋭な雰囲気を存分に堪能出来ました!!




この日のセットリストはこんな感じ。

1. Always There
2. What Good Is Love
3. Ladies Man
4. Closer
5. Remember Our Love
6. Trouble(Tario Remix)
7. Live Your Fantasy
8. To Be With You
9. Come To My Door






JOSÉ JAMES / LOVE IN A TIME OF MADNESS
こちらがイベント当日がリリース日だったホセ・ジェイムズの最新作。R&B色が強いとは言え、単純なR&Bではないのはもちろん、時代に対して鋭角的に歩む彼ならではのアーティスト性と、シンガーとしてのホセの魅力が詰まったアルバムです。

グラミー賞授賞式!

2017-02-13 20:05:58 | R&B、HIPHOP
Beyoncé / Lemonade

ビヨンセ残念!!

まあ、仕方が無いですね。アデルが強過ぎました。事前の予想でもアデル優位の印象ではありましたが、主要3部門のうちアルバム部門だけはビヨンセが獲れるんじゃないかと思っていたのですが、全部アデルに持ってかれちゃいましたね。オープニング・パフォーマンスの「Hello」、ジョージ・マイケル・トリビュートの「Fastlove」、2曲のパフォーマンスも素晴らしかったですしね。特に「Fastlove」は歌っている途中で一旦止めて、もう一度最初からやり直したんですよ。グラミー賞でのこの失態はもちろん不名誉なことなんですけど、それが良かったんですよ。一層、アデルの歌と気持ちが心に滲みましたからね。あの歌を聴き終えた瞬間に、この人は凄いシンガーだなと思いましたし、同時に今年はアデルの年だな、とも思ったんです。『Record Of The Year』と『Album Of The Year』の受賞スピーチでのビヨンセを賞賛する言葉も印象的でしたしね。そしてそれを聴きながら涙ぐむビヨンセの表情も。

結局、9つでノミネートされていたビヨンセは2部門の受賞に止まり、5つでノミネートされていたアデルはその5部門全てを受賞。明暗を分けたと言えるかもしれませんが、そのドラマも含め、二人のディーヴァの存在感が圧倒的だった今日のグラミー授賞式でした。


さて、授賞式のお楽しみと言えば、賞レース以上にパフォーマンスなのです。アデル以外で印象的だったのは、まずはやはりビヨンセ。エジプトの女王のような衣装で、映像を交えた神秘的なパフォーマンス。曲は「Love Drought」〜「Sandcastles」。大きくなったお腹を抱えながらの神々しい美しさに瞬きするのを忘れる程でした。「Lemonade」のなかでも私が一番好きな「Sandcastles」を歌ってくれたのは嬉しかったですね! 歌唱自体はあまり力まず、滑らかな印象でした。歌い終わった後の投げキッスも良かった。

アリシア・キーズとマレン・モリスのコラボ。マレン・モレスは新人賞にもノミネートされていた女性カントリー・シンガーですが、とてもソウルフルな歌声の持ち主で、アリシアとのデュエットもエモーショナルでとても良かったですね。曲はマレン・モリスの「Once」。これはカントリーと言うより、完全にソウルでしたね。

あとは、ダップ・キング・ホーンズを従えたスタージル・シンプソンとか、ダフトパンクとザ・ウィークエンドの共演も良かった。それと今年は司会者のジェームズ・コーデンも面白かったですね。特にハリボテの車を持ってニール・ダイアモンド他色んなシンガーを巻き込んでの「Sweet Caroline」。最後は会場全体で大合唱のようになりめちゃくちゃハッピーで楽しい雰囲気でした。

他にも、プリンスやビージーズのトリビュートとか、ウィリアム・ベルとゲイリー・クラーク・ジュニアのコラボとか、エド・シーラン、ブルーノ・マーズ、そしてメタリカ&レディ・ガガなど、今年も観どころ満載のグラミー授賞式でした。






さて、最後に「ルーツな日記」的に気になる部門の受賞結果のあれこれを。


『Record Of The Year』
Adele / Hello
Beyoncé / Formation
Lukas Graham / 7 Years
Rihanna Featuring Drake / Work
Twenty One Pilots / Stressed Out

今年は文句無しにアデルの年でした。パフォーマンスも素晴らしかったですし。受賞スピーチでのビヨンセへの言葉も印象的でしたね。




『Album Of The Year』
Adele / 25
Beyoncé / Lemonade
Justin Bieber / Purpose
Drake / Views
Sturgill Simpson / A Sailor's Guide To Earth

ここはビヨンセを予想する人が多かったように思うのですが…。




『Song Of The Year』
Khalif Brown, Asheton Hogan, Beyoncé Knowles & Michael L. Williams II, songwriters (Beyoncé) / Formation
Adele Adkins & Greg Kurstin, songwriters (Adele) / Hello
Mike Posner, songwriter (Mike Posner) / I Took A Pill In Ibiza
Justin Bieber, Benjamin Levin & Ed Sheeran, songwriters (Justin Bieber) / Love Yourself
Lukas Forchhammer, Stefan Forrest, Morten Pilegaard & Morten Ristorp, songwriters (Lukas Graham) / 7 Years

やっぱりアデルですね。ビヨンセ残念。




『Best New Artist』
Kelsea Ballerini
The Chainsmokers
Chance The Rapper
Maren Morris
Anderson .Paak

基本的にストリーミング配信でしか新作をリリースしていないチャンス・ザ・ラッパー。彼が新人賞に選ばれるのは、まさに新時代の到来か。




『Best Pop Solo Performance』
Adele / Hello
Beyoncé / Hold Up
Justin Bieber / Love Yourself
Kelly Clarkson / Piece By Piece (Idol Version)
Ariana Grande / Dangerous Woman

アデル強し。




『Best Traditional Pop Vocal Album』
Andrea Bocelli / Cinema
Bob Dylan / Fallen Angels
Josh Groban / Stages Live
Willie Nelson / Summertime: Willie Nelson Sings Gershwin
Barbra Streisand / Encore: Movie Partners Sing Broadway

ボブ・ディランとウィリー・ネルソンの2代レジェンドによるスタンダード対決はウィリー・ネルソンに!




『Best Contemporary Instrumental Album』
Herb Alpert / Human Nature
Bill Frisell / When You Wish Upon A Star
Steve Gadd Band / Way Back Home: Live From Rochester, NY
Chuck Loeb / Unspoken
Snarky Puppy / Culcha Vulcha

ここはビル・フリーゼルを予想していたのですが、スナーキー・パピーでも納得。




『Best Rock Performance』
Alabama Shakes / Joe (Live From Austin City Limits)
Beyoncé Featuring Jack White / Don't Hurt Yourself
David Bowie / Blackstar
Disturbed / The Sound Of Silence (Live On Conan)
Twenty One Pilots / Heathens


『Best Rock Song』
David Bowie, songwriter (David Bowie) / Blackstar
Radiohead, songwriters (Radiohead) / Burn The Witch
James Hetfield & Lars Ulrich, songwriters (Metallica) / Hardwired
Tyler Joseph, songwriter (Twenty One Pilots) / Heathens
Rich Meyer, Ryan Meyer & Johnny Stevens, songwriters (Highly Suspect) / My Name Is Human


『Best Alternative Music Album』
Bon Iver / 22, A Million
David Bowie / Blackstar
PJ Harvey / The Hope Six Demolition Project
Iggy Pop / Post Pop Depression
Radiohead / A Moon Shaped Pool

デヴィッド・ボウイのこの「Blackstar」関連は上記3部門を含む計5部門で受賞。関連部門含めですが、この数はアデルと並んで今回の最多受賞です。ちなみに、デヴィッド・ボウイはこれまでビデオ賞や功労賞の受賞はあるものの、意外にも音楽部門での受賞は今回が初めてだとか。




『Best Rock Album』
Blink-182 / California
Cage The Elephant / Tell Me I'm Pretty
Gojira / Magma
Panic! At The Disco / Death Of A Bachelor
Weezer / Weezer

ここはケイジ・ジ・エレファントを予想していたんですが、正直、本当に受賞するとは思いませんでした。やったね!




『Best R&B Performance』
BJ The Chicago Kid / Turnin' Me Up
Ro James / Permission
Musiq Soulchild / I Do
Rihanna / Needed Me
Solange / Cranes In The Sky

ビヨンセの妹ソランジュ。鮮烈な最新作からのシングル曲。




『Best Urban Contemporary Album』
Beyoncé / Lemonade
Gallant / Ology
KING / We Are King
Anderson .Paak / Malibu
Rihanna / Anti

ここはビヨンセが獲らねば誰が獲る! 受賞スピーチも良かった!




『Best R&B Album』
BJ The Chicago Kid / In My Mind
Lalah Hathaway / Lalah Hathaway Live
Terrace Martin / Velvet Portraits
Mint Condition / Healing Season
Mýa / Smoove Jones


『Best Traditional R&B Performance』
William Bell / The Three Of Me
BJ The Chicago Kid / Woman's World
Fantasia / Sleeping With The One I Love
Lalah Hathaway / Angel
Jill Scott / Can't Wait

故ダニー・ハサウェイの娘さん。近年メキメキと存在感を増していますね。




『Best R&B Song』
J. Brathwaite, Aubrey Graham & Noah Shebib, songwriters (PARTYNEXTDOOR Featuring Drake) / Come And See Me
Michael Hernandez & Bryson Tiller, songwriters (Bryson Tiller) / Exchange
Jeff Bhasker, Robyn Fenty, John-Nathan Glass & Teddy Sinclair, songwriters (Rihanna) / Kiss It Better
Hod David & Musze, songwriters (Maxwell) / Lake By The Ocean
Magnus August Høiberg, Benjamin Levin & Daystar Peterson, songwriters (Tory Lanez) / Luv

マックスウェルのこの曲、良い曲ですよね〜。




『Best Rap/Sung Performance』
Beyoncé Featuring Kendrick Lamar / Freedom
Drake / Hotline Bling
D.R.A.M. Featuring Lil Yachty / Broccoli
Kanye West Featuring Chance The Rapper, Kelly Price, Kirk Franklin & The-Dream / Ultralight Beam
Kanye West Featuring Rihanna / Famous

ビヨンセとケンドリック・ラマーが組んでもドレイクに叶わないっていう。




『Best Rap Album』
Chance The Rapper / Coloring Book
De La Soul / And The Anonymous Nobody
DJ Khaled / Major Key
Drake / Views
ScHoolboy Q / Blank Face LP
Kanye West / The Life Of Pablo

ここもチャンス・ザ・ラッパー!!




『Best Country Solo Performance』
Brandy Clark / Love Can Go To Hell
Miranda Lambert / Vice
Maren Morris / My Church
Carrie Underwood / Church Bells
Keith Urban / Blue Ain't Your Color

カントリー界のニュー・ヒロイン。彼女の歌声にはブルージーな響きもあって、結構好きです。アリシア・キーズとのパフォーマンスも良かった!!




『Best Country Duo/Group Performance』
Dierks Bentley Featuring Elle King / Different For Girls
Brothers Osborne / 21 Summer
Kenny Chesney & P!nk / Setting The World On Fire
Pentatonix Featuring Dolly Parton / Jolene
Chris Young With Cassadee Pope / Think Of You

異次元アカペラ・グループとレジェンドの共演。




『Best Country Album』
Brandy Clark / Big Day In A Small Town
Loretta Lynn / Full Circle
Maren Morris / Hero
Sturgill Simpson / A Sailor's Guide To Earth
Keith Urban / Ripcord

フジロック出演も決まっている期待のスタージル・シンプソン!!




『Best Jazz Vocal Album』
René Marie / Sound Of Red
Branford Marsalis Quartet With Special Guest Kurt Elling / Upward Spiral
Gregory Porter / Take Me To The Alley
Catherine Russell / Harlem On My Mind
The Tierney Sutton Band / The Sting Variations

グレゴリー・ポーターは素晴らしいシンガーですね。




『Best Jazz Instrumental Album』
Kenny Barron Trio / Book Of Intuition
Peter Erskine / Dr. Um
The Fred Hersch Trio / Sunday Night At The Vanguard
Joshua Redman & Brad Mehldau / Nearness
John Scofield / Country For Old Men

ジョンスコ流のカントリー・アルバム?




『Best Gospel Album』
Tim Bowman Jr. / Listen
Shirley Caesar / Fill This House
Todd Dulaney / A Worshipper's Heart [Live]
Kirk Franklin / Losing My Religion
William Murphy / Demonstrate [Live]

カーク・フランクリン、強いですね。シャーリー・シーザーのアルバムも良いんですけどね…。(シャーリー・シーザーは功労者賞を受賞)




『Best Roots Gospel Album』
Gaither Vocal Band / Better Together
The Isaacs / Nature's Symphony In 432
Joey+Rory / Hymns
Gordon Mote / Hymns And Songs Of Inspiration
(Various Artists); Jeffrey Gaskill, producer / God Don't Never Change: The Songs Of Blind Willie Johnson

個人的にはブラインド・ウィリー・ジョンソンのトリビュートを押してたんですけどね…。




『Best American Roots Performance』
The Avett Brothers / Ain't No Man
Blind Boys Of Alabama / Mother's Children Have A Hard Time
Rhiannon Giddens / Factory Girl
Sarah Jarosz / House Of Mercy
Lori McKenna / Wreck You

サラ・ジャローズの受賞は本当に嬉しい! ブルージーで凄く良い曲です。




『Best American Roots Song』
Robbie Fulks, songwriter (Robbie Fulks) / Alabama At Night
Jack White, songwriter (Jack White/The White Stripes) / City Lights
Eric Adcock & Roddie Romero, songwriters (Roddie Romero And The Hub City All-Stars) / Gulfstream
Vince Gill, songwriter (The Time Jumpers) / Kid Sister
Lori McKenna & Felix McTeigue, songwriters (Lori McKenna) / Wreck You

ここはロディ・ロメロを応援してたんですけどね〜。残念。




『Best Americana Album』
The Avett Brothers / True Sadness
William Bell / This Is Where I Live
Kris Kristofferson / The Cedar Creek Sessions
Lori McKenna / The Bird & The Rifle
The Time Jumpers (Vince Gill) / Kid Sister

ウィリアム・ベルはアメリカーナなのか?という問題はさて置き、受賞自体は納得です。パフォーマンスでもソウルフルな声を聴かせてくれました!!




『Best Bluegrass Album』
Blue Highway / Original Traditional
Doyle Lawson & Quicksilver / Burden Bearer
Laurie Lewis & The Right Hands / The Hazel And Alice Sessions
Claire Lynch / North By South
O'Connor Band With Mark O'Connor / Coming Home

レジェンドフィドル奏者マイク・オコーナーが奥様や息子さんと作ったバンド。



『Best Traditional Blues Album』
Lurrie Bell / Can't Shake This Feeling
Joe Bonamassa / Live At The Greek Theatre
Luther Dickinson / Blues & Ballads (A Folksinger's Songbook: Volumes I & II)
Vasti Jackson / The Soul Of Jimmie Rodgers
Bobby Rush / Porcupine Meat

80歳を超えてなお絶倫ブルースマン、ボビー・ラッシュ、遂に受賞!!やったねー!!




『Best Contemporary Blues Album』
Fantastic Negrito / The Last Days Of Oakland
Janiva Magness / Love Wins Again
Kenny Neal / Bloodline
The Record Company / Give It Back To You
Joe Louis Walker / Everybody Wants A Piece

来ましたね〜、話題の新世代ブルースマン! ゲイリー・クラーク・ジュニアに続くブルース界の新ヒーローですね。祈来日。




『Best Folk Album』
Judy Collins & Ari Hest / Silver Skies Blue
Robbie Fulks / Upland Stories
Rhiannon Giddens / Factory Girl
Sierra Hull / Weighted Mind
Sarah Jarosz / Undercurrent

サラ・ジャローズはブルーグラス〜フォークの未来です!




『Best Regional Roots Music Album』
Barry Jean Ancelet & Sam Broussard / Broken Promised Land
Northern Cree / It's A Cree Thing
Kalani Pe'a / E Walea
Roddie Romero And The Hub City All-Stars / Gulfstream
(Various Artists); Joshua Caffery & Joel Savoy, producers / I Wanna Sing Right: Rediscovering Lomax In The Evangeline Country

う〜ん、ルイジアナ勢は残念。でも仕方ないですね。ここは新設されて以来、連続でルイジアナ勢だったので、そろそろハイアンも受賞しないとね。




『Best World Music Album』
Celtic Woman / Destiny
Ladysmith Black Mambazo / Walking In The Footsteps Of Our Fathers
Yo-Yo Ma & The Silk Road Ensemble / Sing Me Home
Anoushka Shankar / Land Of Gold
Caetano Veloso & Gilberto Gil / Dois Amigos, Um Século De Música: Multishow Live

ここは予想通りヨー・ヨー・マ。彼が仕掛けたクラシックとブルーグラスとアジアの融合音楽。





『Best Reggae Album』
Devin Di Dakta & J.L / Sly & Robbie Presents... Reggae For Her
J Boog / Rose Petals
Ziggy Marley / Ziggy Marley
Raging Fyah / Everlasting
Rebelution / Falling Into Place
SOJA / SOJA: Live In Virginia

ボブ・マーリーとリタ・マーリーの間の長男。ここも順当な印象。



他には、『Best Historical Album』部門をボブ・ディランの「The Cutting Edge 1965-1966: The Bootleg Series, Vol.12 (Collector's Edition)」が、「Best Music Video』部門をビヨンセの「Formation」が、『Best Music Film』部門をビートルズの「The Beatles: Eight Days A Week The Touring Years」が受賞しています。