ルーツな日記

フジロックブログが終わり、
サマソニブログと相成りますがどうぞ宜しく。
サマソニの雰囲気を現地よりお届けいたします!

グレッグ・オールマン R.I.P.

2017-05-31 00:58:35 | ルーツ・ロック
GREGG ALLMAN / ONE MORE TRY : AN ANTHOLOGY

5月27日、オールマン・ブラザーズ・バンドのグレッグ・オールマンが、米ジョージア州サバンナにある自宅で亡くなられました。肝臓ガンの合併症のためだそう。享年69歳。



2014年にウォーレン・ヘインズとデレク・トラックスが脱退を発表し、グレッグ・オールマンの体調問題もあって、これまでメンバーの死を乗り越え、解散と再結成を繰り返しながら、綿々と続いてきたオールマン・ブラザーズ・バンドの長い歴史も、いよいよ終止符が打たれることになりそうだと覚悟はしていました。ですが実際にグレッグ・オールマンの訃報に接すると、やはりその喪失感は半端ありませんね。

70年代のサザンロックを代表するグループであることはもちろん、現行ジャム・バンド・シーンの元祖的存在でもあったオールマン・ブラザーズ・バンド。自身が築いた栄光はもちろん、後続へ与えた影響も計り知れません。テデスキ・トラックス・バンドやガヴァメント・ミュールなどABBチルドレンはもちろん、今年フジロックに出演予定のマーカス・キング・バンド辺りは、ABB のグランドチルドレンと言ったところでしょうか。その他、ブルースをベースにした南部系ロック・バンドは全て、オールマン・ブラザーズ・バンドの影響下にあると言っても過言ではない程です。そしてその精神的支柱であり、象徴的存在だったのがグレッグ・オールマン。あの土っぽく、ざらついた歌声を、もう聴くことが出来ないなんて、哀し過ぎます。


グレッグ・オールマンさん、安らかに。
コメント

フジロック・デイズと寄り道

2017-05-29 20:47:51 | フジロック
5月28日、妻と連れ立って恒例のフジロックデイズに行ってまいりました!!今回は渋谷と池袋をハシゴしてまいりました〜!! でも今年は渋谷と池袋に分かれたことで、かえって閑散としているのではないかとちょっぴり心配だったのですが、いやはや、なかなか賑わっていました。チケット買ってる方も結構いらっしゃってるようでしたし。抽選会で苗プリ当たった方、羨ましい〜。



さて、まずは渋谷タワーレコードから。恒例の顔出しパネルはゴリラズでした。そのゴリラズとカサビアンの新譜を買って抽選会へ。えーっと、カサビアンはサマソニでして…、フジロックには出ないんですけど、何故かカサビアンの分も含めて2枚の抽選券を頂いてしまいました〜。抽選結果は2回ともタワレコ賞。写真右の黄色いチェックの椅子も貰えたんですけど、それは何となく遠慮しました〜。


そして頂いたのが、Tシャツと小銭入れ。いや、小銭入れと思ったら携帯灰皿でした。私、タバコ吸わないし…。





ちなみに渋谷では、渋谷MODI でサマソニのスペシャル・デイ・イベントも開催中。私はまだサマソニについては、土曜の1デイにするか、土日の2デイズにするか迷い中なのですが、妻はサマソニに見切りをつけ、今年はソニマニに行くと言いだし、ここでチケットを購入。


こちらも抽選会がありまして、バーバパパの可愛らしいTシャツが当たりました〜。ちなみに大当たりは手ぶらでキャンプの無料券なんですけど、流石に当たりませんね〜。


全く関係ありませんが、サマソニ・スペシャル・デイの後ろには、「サージェント・ペパーズ」のポップ ・アップ・ストアがあったり。





で、池袋へ向かう前に、代々木公園へ寄り道。こちらではアースデーマーケットが開催中でして、辻コースケ(goma&jungle rhythm section 、カセットコンロスでの活動他、GONTITI 、沼澤尚、勝井祐二など、数々の共演で知られるパーカッショニスト)さんのライヴを堪能。


小エビ入りパクチーおにぎり、美味しかった!!





そしてようやく池袋、こちらはオフィシャルショップ岩盤があるので、Tシャツやグッヅが充実。


池袋の顔出しパネルはゴンちゃんピラミッド!!


今年のスノードームがめっちゃ可愛いので衝動買い。ゴンちゃんが雪に埋もれてる。


スノードームとマーカス・キング・バンドのCD買って抽選会へ。結果は鞄用のポンチョという謎な品物と、タワレコ・タオルでした〜。




とまあ、5月最後の日曜は、こんな感じの1日でしたが、やっぱりフジロック・デイズとか、サマソニ・スペシャル・デイがあると、いよいよ夏フェスが近づいてきた感じしますね!ひょっとしてフジロックのステージ割の同時発表もあるかも?なんて期待もしていましたが、残念ながらそれはありませんでした。来月にお預けですかね。でも、「FESTIVAL ECHO」と「SUMMER SONIC MAG」をゲットしたので、これで予習します
コメント

今週のあれこれ

2017-05-28 23:54:48 | 今週のあれこれ
さて、今週もいろいろありました。


5月26日、ザ・ビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ ハーツ・クラブ・バンド』50周年記念エディションが発売されました。渋谷タワレコでは発売日の午前0時から世界最速深夜販売実施が行われたり、渋谷MODIにポップ ・アップ・ストアが出現するなど、なかなかのフィーバー振り。やはり「サージェント・ペパーズ」と言えば、ロックを芸術のレベルへ押し上げた最重要作品として、ロック史に燦然と輝く名盤中の名盤ですからね。その究極と言える6枚組の「スーパー・デラックス・ボックス・セット」は、ビートルズ・ファンはもちろん、ロック好きなら一家に一つ置いておきたい記念碑的ボックスですよね〜。とは言え、18,000円はなかなかのハードル。かく言う私も何だかんだでまだ買っていません…。すいません、優柔不断なもので。


5月24日、25日に予定されていたジャミロクワイの来日公演がキャンセルになってしまったそうですね。「ジェイ・ケイの腰痛の悪化によりドクターストップがかかったため」とのこと。そう言えば、前回の来日となる2012年のサマーソニック、私はサマソニ東京でジャミロクワイを観ましたけど、最高のステージでしたよ。ですが初日の大阪はキャンセルだったんですよね。なかなかジャミロクワイの来日公演は不安定ですね。ライヴは素晴らしいものが約束されているだけに、またリベンジしてもらいたいものです。


5月27日、オールマン・ブラザーズ・バンドのグレッグ・オールマンが、米ジョージア州サバンナにある自宅で亡くなられたそうです。享年69歳。私はオールマン・ブラザーズ・バンドのライヴは残念ながら観たことはありませんが、グレッグ・オールマンのソロ公演はブルーノート東京で観ました。随分昔のことなので記憶の彼方になりつつありますが、終盤に「Statesboro Blues」をやって盛り上がったのを覚えています。グレッグ・オールマンさん、安らかに。


そして最後に、5月27日、マンチェスターでのアリアナ・グランデのコンサート会場でおきた悲劇は、本当に哀しく、そして恐ろしいです。被害に遭われた方々のご冥福をお祈りいたします。

全ての人々が安心して暮らせる平和な世の中がくることを、切に願います。
コメント

ロナルド・ブルーナー・ジュニア トークイベント@渋谷MODI HMV

2017-05-27 23:21:06 | フェス、イベント
カマシ・ワシントンに代表される、LAジャズ界隈の新鋭達の躍進が著しい昨今ですが、そのカマシ軍団のドラマーを務めるロナルド・ブルーナー・ジュニアが現在ソロ・プロジェクトで来日中でして、5月26日、渋谷MODIのHMV で、彼のトークイベントがあったので行って参りました。

頭に巻いた赤いバンダナや、シルバーのギラギラした靴に目を奪われる。ジャズ・ドラマーというより、ヒップホップのラッパーのような雰囲気。そしてもう、何て言いますか、とにかく陽気な人でしたね。そして話し好き。質問に対して身振り手振りでふざけながら喋りまくる。

幼い頃から家でどのように音楽に接してきたか(ちなみにサンダーキャットや、ジャミール・ブルーナー(元ジ・インターネット)はロナルドの弟で、お父さんは、テンプテーションやダイアナ・ロスなどのバックを務めてきたドラマーという音楽一家)、ロナルドが学んだモンク・インスティテュート、そこで出会った師匠レジー・アンドリュース、その頃やったカマシ・ワシントンとの初ギグ、共演者であり師でもあるケニーギャレットやプリンスのこと、ロナルドのライヴを見に来ていたアンダーソン・パークのことなど。とにかく話倒してくれました。

彼が凄い勢いで喋りまくるのを、全てノートにとり日本語に訳していく通訳者さんを見て、驚いたように「おまえ、凄いな!」みたいなことを言って通訳者さんとハイタッチしてました。なんかいい兄ちゃんって感じ。

アンダーソン・パークについて話していた時は、楽しそうに喋り方を物まねしたり。似ているかどうかは分かりませんが、アンダーソン・パークの個性的な歌声から想像すると、なんか似ていそう。

客席からの質問も含め、40分程だったでしょうか。ロナルドの陽気な人柄が際だった楽しいトークイベントでした。

トークの後はサイン会。一人一人と親しげにハグされてました。せっかくなので、私もサインを頂きました~。
コメント

サマーソニック 第10弾!

2017-05-26 15:45:51 | フェス、イベント
サマーソニックの出演アーティスト第10弾が発表になりました。日割り、ステージ割等の詳細はオフィシャルサイトをチェックして頂くといたしまして、今回追加になったアーティストは以下のような感じ。


ー東京ー
堂本剛
ALL TIME LOW
PassCode
欅坂46
amazarashi
大森靖子
ベッド・イン
Hulting Chen (Taiwan)
#GBOYSWAG (Taiwan)
The Sam Willows (Singapore)
Wicked Aura (Singapore)
Yoja Jiang (China)
The Next Door Band (China)


ー大阪ー
ALL TIME LOW
堂本剛
ゲスの極み乙女。
PassCode
FLOWER FLOWER
indigo la End
NAMBA69
夜の本気ダンス
欅坂46
KANDYTOWN
ベリーグッドマン
FABLED NUMBER



なんだか、いよいよ訳わからんくなってきた様相のサマソニ。今回はアジア・コーナーのバンドが多いですね。



ちなみに、昨日は深夜の「HOSTESS CLUB ALL-NIGHTER」の第2弾として、ライドと、シガレッツ・アフター・セックスの追加発表がありました。え〜、シガレッツ・アフター・セックス! サマソニに出れば良かったのに…。
コメント

プリシラ・アーン @ 代官山Space Odd

2017-05-25 23:07:08 | SSW
5月23日、代官山Space Odd にて、プリシラ・アーンを観てまいりました。

いやもう、トロットロでしたよ!! 今回のバック・メンバーはウェンディ・ウォンただ一人。プリシラ・アーンと言うと、アコースティック・ギターを弾きながらのフォーク・シンガー的なイメージが強いですよね? でも実は来日公演ではドラムスの入ったバンド編成が多く、特にこの日のような単独フルセットのライヴで、これだけシンプルな編成って珍しいんです。今回はウェンディ・ウォンが曲によって、ベース、ギター、キーボードを弾き分けていましたが、それも必要最小限のサポートのみで、基本的にはプリシラのアコギ弾き語りライヴな雰囲気で、とても親密感があって良かったです! こういうライヴを観たかったんですよ!! シンプルゆえのアットホームな空気感に溶け込むピュア・ヴォイス、アコギの音色、そして彼女の柔らかいフィーリングが、会場を包み込んだおよそ90分弱、私の聴きたかったプリシラ・アーンをたっぷり堪能させて頂きました!

ポップな曲が並んだ序盤。デビュー作からの「I Don't Think So」や「Red Cape」も良かったですし、ちょっぴりアンニュイな「Oo La La」や、日本語詩がナチュラルに響く「やさしさに包まれたなら」など、プリシラらしいポップさが素敵でしたね。こういうアップテンポの曲を清々しく吹き抜けるようなプリシラの透明感溢れるピュア・ヴォイスにはホントうっとりですよね。この日のプリシラは、白地にドットのような柄のワンピースが良く似合っていましたが、歌声共々、必要以上に飾らない素朴さがまた良いんですよね〜。

そしてこの日の白眉は、やはりスロー・ナンバーでした。例えば新作「LA LA LA」からの「Leaves」。ライヴで聴いたのは初めてです。CD収録ヴァージョンは歌にもエフェクトがかかっていて幻想的な雰囲気ですが、そんな装飾を廃したほぼアコギ弾き語りで歌われるこの曲のしっとりとした味わいは素晴らしかったですね。そして「Fine on the Outside」。切ないメロディー、ささやくような歌声、聴いてると映画「思い出のマーニー」の色々なシーンが脳裏を過るようでした。過去と現在が交差する甘酸っぱい感じ、滲みましたね〜。ウェンディ・ウォンとのハーモニーもステキだった「With You」や、サビでのエモーショナルな歌唱が印象的な「Wallflower」にもうっとりでした。さらに極めつけは「City Lights (Pretty Lights)」。これ、2nd作収録の古い曲ですが、ライヴで聴くのは初めてかもしれません。影のあるメロディーがプリシラの美しい声と相まって得も言われぬ味わい。フットスイッチで自身の声を重ねた“ooh♪”のコーラスの美しさと言ったら!

そんなスロー・ナンバーが極上の美しさを醸す一方で、華麗なフィンガー・ピッキングのスピード感に陰影のある歌声がのる「In A Tree」とか、リズムボックスを使ったオルタナ感が秀逸な「You And Me」とか、さらにはギターではなく、テノリオンを片手に歌った「In a Closet in the Middle of the Night」など、ヴァラエティに富んだ曲調、演奏で楽しませてくれたプリシラ・アーン。「In a Closet in the Middle of the Night」の終盤での、一人多重コーラスの広がりも素晴らしかった!

今回のライヴはかなりフォーキーな面の強いものではありましたが、ただ単にフォーキーなだけではない、プリシラらしいモダンさも際だっていました。テノリオンや、リズムボックスの使用はもちろん、ウェンディ・ウォンの楽器の持ち替えもそんな雰囲気に一役買ってました。そして何と言っても、一人多重コーラスですよ!シンプルな演奏なだけに、ひときわその美しさが際立ってましたね。

楽器演奏をループさせることは、数え切れない程のアーティストがやっていますが、自分の声をリアルタイムで重ねていくというのは、プリシラ以外に見たことがありません。おそらく、プリシラの声だからこその効果なんでしょうね。純度100%のピュアヴォイスだからこそ、重ねれば重ねるほど透明度を増すような美しさ。しかも突然プリシラの声が重なり、万華鏡のように広がっていく様は、分かっていても神秘的です。「Dream」の美しさとか、言わずもがなですね。ホント、何度も聴いてる曲ですけと、聴くたびに溜息ものの美しさです。

その「Dream」から、「サヨナラCOLOR」、「Desert Lullaby」、「Moon River」という終盤は絶品でしたね。もう、うっとりしっぱなし。そしてアンコールは待ってましたの「Masters in China」ですよ!私はプリシラの歌う「Masters in China」が大好きなので、最後にやってくれて嬉しかったです!

それにしてもプリシラ・アーン、私にとって彼女のライヴはいつも最高ですが、今回は特に密度か濃かったように思います。シンプルな編成はもちろん、スタンディングのライヴハウスというのが、いつものビルボードライヴではない、また違った空気感で良かったのかもしれません。立ちっぱなしゆえに、「足、大丈夫ですか?疲れたね。」と、観客達を日本語で労ってくれたのも印象的でした。もちろん、他にも日本語を沢山喋ってくれましたし。あと、テノリオンでちょっとミスってしまい、驚いた表情をしていたのが、プリシラらしくて可愛かった!



この日のセットリストはこんな感じでした↓ 今回は中国ツアーの帰りにちょっと寄ったという感じの東京一回限りのライヴでした。ですがこのセットリストは日本向けに組み直したんでしょうね。中国ではどんなセットリストだったんでしょう?そちらも気になります。

01. ひこうき雲
02. I Don't Think So
03. Oo La La
04. Forever & Forever
05. やさしさに包まれたなら
06. Red Cape
07. Leaves
08. In a Closet in the Middle of the Night
09. In A Tree
10. Fine on the Outside
11. With You
12. Wallflower
13. Best I Can
14. You And Me
15. City Lights (Pretty Lights)
16. Country Roads
17. Song Of Hope
18. Dream
19. サヨナラCOLOR
20. Desert Lullaby
21. Moon River
----------------------
22. Masters in China



*写真は、このライヴの翌日発売のCDで、昨年のビルボードライヴ東京公演を録音したライヴ盤。残念ながらサイン会はなかったのですが、小さな直筆サイン色紙が付いてきました。





よろしければこちらもどうぞ!!(以前のライヴレポです)


2016-05-27  プリシラ・アーン@ビルボードライヴ東京(2016年5月27日 Billboard Live TOKYO 2nd)
2014-12-23  プリシラ・アーン@めぐろパーシモンホール(2014年12月3日 めぐろパーシモンホール)
2013-08-29  フジロック ベスト・ナチュラル(2013年7月27日 FUJIROCK RED MARQUEE)
2012-07-22  プリシラ・アーン@ビルボードライヴ東京(2012年7月18日 Billboard Live TOKYO 2nd)
2012-07-17  プリシラ・アーン@渋谷タワーレコード(2012年7月16日 タワーレコード渋谷店)
2012-07-16  プリシラ・アーン@ミッドタウン東京(2012年7月15日 Mercedes-Benz Experience)
2011-08-25  プリシラ・アーン@ビルボードライヴ東京(2011年8月17日 Billboard Live TOKYO 2nd)
2009-08-05  フジロック・ベスト5 第4位!(2009年7月25日 FUJIROCK ORANGE COURT)
2009-01-08  プリシラ・アーン@ビルボードライヴ東京(2008年11月30日 Billboard Live TOKYO 2nd)
コメント

東京ジャズ 第2弾!

2017-05-23 18:59:21 | フェス、イベント
GOGO PENGUIN / MAN MADE OBJECT


先日、東京ジャズの第2弾ラインアップが発表されました。オフィシャルサイトをそのままコピペさせて頂きますと、今回の追加アーティストは以下の5組。

●アル・ディ・メオラ ELEGANT GYPSY 40TH ANNIVERSARY ELECTRIC TOUR
●ゴーゴー・ペンギン
●コーリー・ヘンリー & The Funk Apostles
●The Quartet NL.
●Selim Slive Elementz
featuring 小川隆夫 (g, producer) 平戸祐介[quasimode] ( (key, Musical Director)
元晴 [ex.SOIL&”PIMP”SESSIONS] (sax) 栗原健 [mountain mocha kilimanjaro]
(sax) 小泉P克人 (el-b) コスガツヨシ [cro-magnon] (g) 大竹重寿 [cro-magnon] (ds)
西岡ヒデロー [Conguero Tres Hoofers] (per)


説明不要のジャズ・ギター・レジェンド、アル・ディ・メオラ!! 一度は生で観てみたいですね〜。そしてマンチェスター出身の若手ピアノ・トリオ、ゴーゴー・ペンギン!! ジャズをベースにエレクトロニカ的なアプローチも見せる精鋭。昨年はブルーノート・ジャズ・フェスティヴァルに出演し、クール且つ冒険心溢れるサウンドで会場を沸かしてくれました。The Quartet NL.は、 ハン・ベニンク(ds)、ベンジャミン・ハーマン(sax)、ピーター・ビーツ(p) といった、東京ジャズでもお馴染みのオランダ・ジャズの強力メンバーが集まったドリーム・チーム。こちらも楽しみですね〜。そしてコーリー・ヘンリー & The Funk Apostles は、第1弾発表で既に名前がありましたが、何故また?

さて、今回の発表では、同時にプログラム別の詳細も一部発表になりました。楽しみにしていたニューオーリンズのトレメ・ブラス・バンドは、9月3日(日)の昼の部、「JAZZ100年プロジェクト」という演目に組み込まれてしまってるようですね。挾間美帆さん指揮によるビッグバンドに、リー・コニッツ、日野皓正、山下洋輔、コーリー・ヘンリーなどと共にトレメ・ブラス・バンドもフィーチャーされるようで、これはこれで興味深いものがあるものの、出来れば、トレメ・ブラス・バンドのみのステージをがっつり観たかった…。

とは言え、ホールのプログラムは流石に東京ジャズだけあり、どれも強力ですね。お金に余裕があれば全部見に行きたいぐらいですが、なかなかね〜。やっぱり私には、無料の代々木公園ケヤキ並木が似合ってるかな…。ここにトレメ・ブラス・バンドが出ないかな〜?なんて淡い期待を寄せているのですが、無いですかね?

今後の追加が楽しみです!!


*写真はゴーゴー・ペンギンが昨年、ブルーノートからリリースしたメジャー・デビュー作となる「MAN MADE OBJECT」。クラブ的なビートとクラシカルなピアノが織りなす新世代のジャズ!!
コメント

David Hidalgo & Marc Ribot Duo @渋谷クラブクアトロ

2017-05-22 23:08:06 | ルーツ・ロック
5月18日、渋谷クワトロにて、デヴィッド・イダルゴ&マーク・リーボウのデュオ公演を観てまいりました。方やレジェンダリーなラテン・ロック・バンド、ロス・ロボスの中心的ギタリスト/シンガー、方やフリー・ジャズからアメリカーナまであらゆる音楽をその唯一無比なプレイで股にかける鬼才ギタリスト。この2人の競演なんてなかなか観れるもんじゃありませんからね。会場には、双方の熱狂的なマニア、ルーツ音楽ファン、そしてプロのミュージシャンの方々まで、色々な人が集まり、熱気に溢れていました。

さて、主催のトムス・キャビン代表、麻田浩さんの挨拶に続いて、いよいよデヴィッド・イダルゴとマーク・リーボウが登場。ステージ向かって右側にデヴィッド・イダルゴ、左側にマーク・リーボウが座る。サポートメンバー無しの、文字通りのデュオ公演です。

序盤はイダルゴがラテン・プレイボーイズ、ロス・ロボスでやっていた曲を、リーボウがセラミック・ドッグの曲をという、双方の持ち曲を披露。イダルゴが歌う「Manifold de Amour」の枯れたラテンの味わいで始まり、リーボウの「Ain't Gonna Let Them Turn Us Round」は前半こそ大らかなカントリー・ロック的なアレンジでしたが、終盤はピッチを上げ、早口に吐き捨てるようなリーボウのヴォーカルはパンキッシュ! って言うか、セラミック・ドッグの曲をやること自体が意外でしたね。てっきりリラックスした趣味的なアメリカーナに終始するのでは?というこちらの予想を早くも覆してくる。イダルゴのブルージーなフィーリングが秀逸だった「Chinese Surprize」では、リーボウの掻きむしり系ギター・ソロも炸裂!!

セットリストは、双方のヴォーカル曲を交互に進行。2人はアコースティック・ギターとエレキ・ギターを持ち替えながら歌いますが、続く「Dos Traficantes」では、リーボウは大きめのウクレレのような楽器を弾いたり、1曲目の「Manifold de Amour」ではイダルゴがチェロを指弾きしたりもしていました。こういう曲ごとの楽器の使い方も面白いですね。

その「Dos Traficantes」(おそらくメキシコの民謡か何かでしょうか?)や、ロル・ロボスの「La Pistola Y El Corazon」ではラテンの香りを強く感じさせてくれる。特に「La Pistola Y El Corazon」での艶やかで張りのあるイダルゴの歌声が素晴らしかったですね。60歳を超えてるとは思えない瑞々しい響き。そしてラテンの哀愁たっぷり。

私は恥ずかしながら、今回のライヴに際して、このデュオの過去映像をYouTubeで片っ端から予習しまくったのですが、意外と、その予習に引っかからなかった曲も多くて、次にリーボウが歌った曲もそんな曲でした。アップテンポでヒリヒリとした緊張感に溢れるフォーク。初期のボブ・ディランが歌いそうなトーキング調のブルースの様でもあり、やさぐれ口調で言葉を畳み掛ける感じは、パティ・スミスのポエトリー・リーディングを想像させられたりも。何かを訴えかけるような、その陰影と、尖ったフィーリングは、多分にアート的であり、何やらニューヨークのアンダーグラウンドな雰囲気を感じさせられたり。このデュオでこういう曲をやるリーボウが、私は大好きです!! ちなみに、そのリーボウの歌に並走するようなイダルゴのブルース・ギターがまた最高でした!

今回のライヴには、古き良きカントリー/フォークへのオマージュのような裏テーマがあったようにも思われます。イダルゴはレフティ・フリーゼルの「I Never Go Around Mirrors」や、マール・ハガードの「The Running Kind」を取り上げていました。どちらもゆったりとした麗しのカントリー調で、おおらかなイダルゴの歌声が味わい深かったですね。そしてまたリーボウの微妙にいびつなカントリー・ギターが、とてもラヴリーで最高でした。特に「The Running Kind」では、それまでのゆったり調から一転して、つんのめるようなチョーキングを連発する、そのギラついた鳴りと鋭利なタイム感に震えましたね。またフリーキーに逸脱するギリギリのところでカントリーの枠内に納める絶妙な塩梅にニヤニヤが止まりませんでした。

そのマーク・リーボウは、「That’s Why I’m Walkin」や、「The Dying Cowboy」を。前者は、これも古い曲で、リッキー・スキャッグスやエルヴィス・コステロもカヴァーしている曲ですが、ぐっとテンポを落としてスローに弾き語るリーボウのこの曲は、まるで物悲しい子守唄のような味わいが秀逸でした。「The Dying Cowboy」は、バディ・ミラーのアルバム「THE MAJESTIC SILVER STRINGS」の中で、マーク・リーボウが「Bury Me Not On The Lone Prairie」のタイトルでフィーチャーされていた曲で、アメリカの古いトラディショナルでしょうね。私は「THE MAJESTIC SILVER STRINGS」が大好きで、なかでも特に「Bury Me Not On The Lone Prairie」の醸す彼流アメリカーナの独特な雰囲気に感銘を受けていたのです。まさかここで生で聴けるとは思っていなかったので、これは嬉しいサプライズでした。カントリーの魅力をストレートに演奏するイダルゴに対し、一歩踏み込んだアレンジで深遠な世界へと引き込むリーボウ。両者の対比も面白いですね。

本編最後は客席にリクエストを募ってのグレイトフル・デッド「Bretha」。もちろロス・ロボスのレパートリーでもあるこの曲は流石に盛り上がりましたね。そしてリーボウがしっとりと「Bella Ciao」で締める。元々はイタリアのパルチザン・ソングなんですけど、哀愁溢れるリーボウの歌声が滲みましたね。

もちろん、これで終わらない。熱狂的な拍手歓声に応えたアンコールはまさかの「What's Going On」。とは言え、事前にアンコールでこの曲をやることはツイッターで知ってたんですけどね。それにしてもイダルゴの歌うマーヴィン・ゲイ、気持ちよかったですね〜。またリーボウのソウルフルなギターも素敵でした。そしてそのリーボウは「Hanky Panky」。レインドロップス 〜トミー・ジェームス&ザ・ションデルズのカヴァーですね。これは思いっきりガレージ&パンキッシュなノリ。リーボウの歌も弾けてましたが、さらにギター・ソロがアグレッシヴで最高でした!

これで終わりと思いきや、鳴り止まない拍手にさらなるアンコール。なんとウィルソン・ピケットの「In the Midnight Hour」。リーボウが歌うこれもソウルと言うよりニューヨーク・パンク的な荒々しいカヴァー。曲想の違いもありますけど、イダルゴの「What's Going On」との違いがやっぱり面白い。

ラテンを交えながら、カントリー&ブルージーな魅力で、弾き語りによるアメリカーナをどっしりと聴かせてくれたデヴィッド・イダルゴ。そしてそれを崩すかのように独特の感性で切れ込むマーク・リーボウ。しかし決してアヴァンギャルドへ傾斜しないのは、リーボウのさじ加減というより、イダルゴの絶対的な存在感と懐の深さの成せる技。2人の個性の違いが弾け合い、混ざり合う、その瞬間に醸成される極上の音楽。

およそ1時間40分の極上ライヴ。最初に浅田さんが、「リタイアしたミュージシャンが昔を思い出して演奏しているような緩いライヴ」みたいなことをおっしゃっていましたが、いやいやいや、これほど深遠なライヴは、そうそう観れませんよ!!



この日のセットリストはこんな感じだったかな? 抜けがありますし、既に記憶が曖昧ですので、間違ってましたらごめんなさいね。


01. Manifold de Amour
02. Ain't Gonna Let Them Turn Us Round
03. Chinese Surprize
04. Dos Traficantes
05. La Pistola Y El Corazon
06. ???
07. I Never Go Around Mirrors
08. Rata de dos Patas
09. ???
10. That’s Why I’m Walkin (Angel on My Mind)
11. The Running Kind
12. The Dying Cowboy
13. Bretha
14. Bella Ciao
------------------
15. What's Going On
16. Hanky Panky
------------------
17. In the Midnight Hour


9曲目は、イダルゴが歌った曲で、初期のロス・ロボスが得意そうな、ロカビリー・テイストのロックンロールでした。

→5月27日追記:9曲目はジミー・マクラクリンのカヴァー「Georgia Slop」と、親切な方にコメント欄で教えて頂きました。ロス・ロボスの「NEIGHBORHOOD」に入ってる曲ですね。



*David Hidalgo と、Marc Ribot のカタカナ表記について、私はデヴィッド・ヒダルゴ、マーク・リボーが馴染み深いのですが、どうやらデヴィッド・イダルゴ、マーク・リーボウが正しい、もしくは近い、そうですので、今回はそのような表記で書かせて頂きました。
コメント (2)

今週のあれこれ

2017-05-21 23:13:18 | 今週のあれこれ
さて、今週も色々ありました。

今週末は、フェスシーズンの戦陣を切るかのように、横浜でグリーンルーム・フェスティヴァルが開催されて盛り上がったようですね。来週はタイコクラブ、そして夏フェスへと続きます。サマソニの第9弾が発表されたり、ブルーノート・ジャズ・フェスティヴァルの第3弾、東京ジャズの第2弾も発表され、本格的に忙しくなってきましたね。そうそう、LIVE MAGIC! の第1弾も発表されましたしね!いやはや、予習が追いつきません。



今週は渋谷クアトロにて、ルーツ・ファン歓喜のデヴィッド・イダルゴ&マーク・リーボウのデュオ公演がありました。本当に素晴らしいライヴでした。こんなライヴが日本で観れたなんて。トムスキャビンに感謝です。そして当ブログでは直前特集として「マーク・リボーのルーツな良い仕事 2010〜」という記事を書いたのですが、これが思いのほかなアクセス数を記録いたしまして、びっくりしました。当ブログが利用しているGooブログの音楽ランキングでアクセス数1位になっちゃいましたからね。マニアックな零細ブログとしては、かなりの快挙でした。マーク・リーボウって以外と人気あるんですね。読んでくださった沢山の方々、ありがとうございました。ちなみにその時の2位は、ドラクエについての記事でした。

ライヴレポも書きましたので、宜しければどうぞ →「David Hidalgo & Marc Ribot Duo @渋谷クラブクアトロ」



来たる12月に「上原ひろみ×熊谷和徳 TOUR 2017」がありますが、そのチケットのオフィシャル先行受付が5月20日から始まりました。昨年、急遽決まったサマソニでのお二人のステージは素晴らしかったですから、しっかり準備してくるであろう今回のツアーはどれだけなのか?期待に胸躍りますね。出来ればホールじゃなくてブルーノートとかで観たかったですけど…。その上原ひろみさん、海外では新しいプロジェクトとなる、コロンビア出身のアルパ(南米のハープ)奏者エドマール・カスタネーダとのデュオ公演が5月17日のオランダからスタートしています。今のところ、上原さんのツアー・スケジュールは、8月までこの新しいデュオ公演の予定でぎっしりです。このエドマール・カスタネーダ、私は数年前にゴンサロ・ルバルカバとのデュオをブルーノートで観ているのですが、まるでパーカッションのような複雑なリズムを内包しつつ、繊細なメロディーを紡ぐ超絶的なハープ演奏に度肝を抜かれたことを覚えています。上原さんとのデュオはさぞ白熱したものになるでしょう。日本にも来てくれませんかね〜。



5月18日、「ジャマイカのスティーヴィー・ワンダー」と賞される盲目のダンスホール・レゲエ・シンガー、フランキー・ポールが、ジャマイカの病院で亡くなられたそうです。51歳でした。ご冥福をお祈りいたします。






今週のセレクト

Sam Amidon - Juma Mountain

5月26日にリリースされるサム・アミドンの新作「The Following Mountain」からの先行リリース曲。新作アルバムが楽しみ!!!
コメント

明日のRED BRIC

2017-05-20 20:25:13 | フェス、イベント
という訳で、またしょうもないレポにお付き合い頂きありがとうございました。

グリーンルーム・フェスティバルは明日もあります。RED BRIC ステージ は、ユアソンとか、ネバヤンとか、けっこう良いの出ますね。
コメント