ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

フジロック第2弾!!

2021-05-22 12:55:10 | フジロック
フジロック・フェスティヴァル、出演アーティストの第2弾がオフィシャルサイトにて発表されました。

今年のフジロックは邦楽アーティストのみということで、洋楽ファンの私といたしましては、正直申すと寂しいところな訳なのですが...


来ましたー!!

一番見たい人がー!!

それはもちろん上原ひろみさーん!!!


これまで、ソロ名義、ソニックブルーム、トリオプロジェクトと、色々なフォーマットでフジロックに出演してきた上原さんですが、今回は、上原ひろみ ザ・ピアノ・クインテットです。先日、ブルーノート公演でお披露目した弦樂団との共演ですね。私も配信で堪能させていただきましたが、これめちゃくちゃ良かったので、きっとフジロックでも楽しませてくれることでしょう。ちなみにブルーノートの時とはヴィオラ奏者の方が変わっているようですね。あと名義も「上原ひろみ ~ピアノ・クインテット~」から、「上原ひろみ ザ・ピアノ・クインテット」にマイナーチェンジしています。っていうか、ロックフェスに敢えてクラシック寄りの弦楽クインテットを持ってくるという、面白いですよね~。ちなみに上原さんですから、共演者も筋金入りですよ。例えば1st violinの西江辰郎さんは”新日本フィルハーモニー交響楽団コンサートマスター”ですし、2nd violinのビルマン聡平さんは”新日本フィルハーモニー交響楽団2ndヴァイオリン首席奏者”ですからね。フジロックでこの共演、楽しみですね~。

そしてもう一人、めちゃくちゃ楽しみなのが、坂本慎太郎さんです。私、ゆらゆら帝国は2000年のフジロック、レッドマーキーで初めてライヴを観て以来、単独公演にも何度も足を運んだほどの大ファンだったんですが、坂本さんのソロはいまだライヴを観たことが無いのです。フジロックで観れるのならこんなに嬉しいことはないですね。


その他にも、millennium parade、METAFIVE、くるり、青葉市子、民謡クルセイダーズ、などなど、個人的に気になるアーティストが追加されましたので、そろそろステージ割りの妄想が脳内をめぐり始めています。

2021年4月 My Best Song

2021-05-07 21:26:56 | 余話
2021年4月にシングルリリースされた曲の中から、ルーツな日記が選んだ10曲です。



Erika de Casier - Polite (Official Video)

生まれはポルトガルらしいのですが、デンマーク、コペンハーゲンを拠点にした活動から頭角を表したことでも知られる才女Erika de Casier 。一昨年の自主制作によるデビュー作に続いて、4ADと契約後初となるセカンド作「Sensational」を5月にリリース予定。その新作アルバムからの先行シングルの一つがこの曲。彼女の呟くようでいてスムースでスイートな歌声が秀逸なモダンR&B。




Alfa Mist -Organic Rust | A COLORS SHOW

ロンドンを拠点に活躍するピアニスト/プロデューサーのAlfa Mist。サードアルバムとなる最新作「Bring Backs」がこの4月、〈ANTI-〉からリリースされました。「Organic Rust」は先行リリースされていた曲ですが、 あらためてA COLORS SHOWのパフォーマンスが配信リリースされていたので、敢えてこちらを。このエレピの感じ、最高です。




Adrian Younge · Ali Shaheed Muhammad · João Donato - Forever More

Adrian Younge とAli Shaheed Muhammadが、伝説的なジャズ~レア・グルーヴの偉人たちとセッションを繰り広げる「Jazz Is Dead」。最新作はブラジル音楽の奇才João Donato をフィーチャー。この先行シングル曲は、ラテンのグルーヴとどこかブラックムーヴィーっぽいヘヴィな雰囲気が相まって、ファンキーでめっちゃ格好良い!




Cedric Burnside - "Step In" (OFFICIAL MUSIC VIDEO)

ミシシッピ・ヒルカントリー・ブルースの伝説、R. L. Burnside、その孫にあたるCedric Burnsideのニューシングル。ミシシッピならではの中毒性にやられます。エレキギター、特にスライドの音色が堪らない。6月にリリース予定のニューアルバムが楽しみです。




Silver Synthetic - "Around The Bend" (Lyric Video)

ニューオーリンズからポップサイケなガレージロックをやるバンド、Silver Syntheticが、フルアルバムとしては1st作になる「Silver Synthetic」を4月9日にリリース。このバンドはなかなか面白い。最近個人的に気に入ってるんです。牧歌的な雰囲気とガレージな荒さが同居しているロックンロール。どことなく”いなたい”グルーヴにハマっちゃいます。




Dumpstaphunk - Do You (Official Audio)

ご存知、現行ニューオーリンズ・ファンクの雄Dumpstaphunk。待望の新作アルバムがリリースされました。出自的にはThe Meters直系のイメージながら、The Meters 的なズレや間ではなく、モダンなキレと太さで、ニューオーリンズ・ファンクの新時代を切り開いてきたバンドだけあり、流石の骨太ファンクアルバムに仕上がっています。このシングル曲も格好良い!!




Maggie Rose - "Saint" (Official Lyric Video)

前作で芯の太いブルースロックを聴かせてくれたMaggie Rose。彼女の8月リリース予定のサード作からの先行シングル「Saint」がすこぶる良い。バリバリのサザン・ソウル・バラード。アルバムはFAMEスタジオでレコーディングされ、かのDavid Hoodも参加しているらしい。プロデュースはAlabama Shakesのサポート鍵盤奏者としても知られるBen Tanner。




Allison Russell - Persephone (Lyric Video)

Birds of Chicagoでの活躍でも知られる、モントリオール出身のシンガー/マルチインストゥルメンタル奏者、Allison Russell。
Rhiannon Giddens、Leyla McCalla達とSongs of Our Native Daughtersというグループもやっている人ですが、5月21日にソロ名義としては初となるアルバムをリリースします。既に複数曲が先行リリースされているようですが、この「Persephone」は、爽やかでとても気持ち良い。




The Accidentals - Might As Well Be Gold (Audio Only)

インディ・フォーク系のグループ、The Accidentalsが、5月7日にニューEPをリリース。一貫して落ち着いた雰囲気の5曲入り。これがとても良い。先行リリースされていた曲の一つ、この「Might As Well Be Gold」もシンプルなギターに女性ヴォーカルとハーモニー、そして弦アレンジ、素朴な美しさに満たされている。





Prince - Welcome 2 America

2016年に亡くなったプリンス。なんと、7月30日に新作がリリースされるらしい。2010年にレコーディングされお蔵入りとなっていたものだそうで、そのタイトル曲が先行シングルとしてリリース。P-FUNK的ファンクを、プリンスらしいキレとセクシーさで料理したような格好良さ。