ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

サマーソニック!

2008-02-28 00:50:46 | フェス、イベント
ALICIA KEYS / AS I AM

サマーソニックの第一弾アーティストが正式に発表になりました!

やっぱり本当でした、アリシア・キーズ!!!!!!!!!
やってくれますね~、サマソニ! これはもう絶対に行きます! で、気になるのはアリシアが何処に出るのか? サイトでの名前の並び順から推測すると、マリンのトリでは無さそうですね。となるとメッセの何処かでトリか、もしくはマリンのトリ前あたりか? でも今回発表になった中にはアリシア・キーズとの流れが想像できるアーティストがいないんですよね~。って言うか完全にアリシア・キーズだけ浮いてる感じ。個人的予想では、ブラック系のステージが一つ出来るのでは?と勝手に期待しているのですが…。とりあえず今回発表になったアーティストは以下の通りです。ドーンと36組み。

Coldplay
The Verve
Sex Pistols
The Prodigy
Alicia Keys
Fatboyslim
Paul Weller
Devo
Spiritualized
The Jesus and Mary Chain
Panic At The Disco
Maximum The Hormone
Zebrahead
Against Me!
Beat Union
Band of Horses
Bedouin Soundclash
Cajun Dance Party
Crystal Castles
Friendly Fires
Jack's Mannequin
Junkie XL
Late of the Pier
The Metros
Mutmath
New found glory
New Young Pony Club
Old Man River
Polysics
Silversun Pickups
Skindred
South Central
The Subways
The Ting Tings
We Smoke Fags
Xavier Rudd


アリシア・キーズ以外で「ルーツな日記」的に気になるアーティストは…、ザヴィエル・ラッドぐらいでしょうか。

と言っても私この人よく知らないんですけどね。オーストラリア出身でサーファーで、ジャック・ジョンソンやGラヴのツアー・サポートをこなし、ボナルー・フェスへも出演を果たした、そんな人だそうです。彼のMYSPACEで数曲試聴してみましたが、なるほどナチュラルでオーガニック。この人はギターだけではなくバンジョーやジドゥリデュなど9つ以上の楽器を使いこなすというマルチ・インストゥルメンタリストだそうです。どんなライヴを見せてくれるのか楽しみです。

そして普通にロック・ファンとしては、まずはザ・ヴァーヴですよね! それとジザメリ。この2組はよくぞ呼んでくれました!って感じです。でもアリシア・キーズと被りそう…。さらにファットボーイ・スリム、ポール・ウェラー、スピリチュアライズド、ケイジャン・ダンス・パーティー辺りもかなり見たいです。他には、BAND OF HORSESとか、SILVERSUN PICKUPS辺りも気になります。

それにしてもUK勢が目立ちますね。フジロック発表前に「どうだー!」って意気込みが感じられます。でもおそらくまだ序の口なんでしょうね。これからがさらに楽しみです。ま、どの道私はアリシア・キーズだけでお腹一杯ですけど。

さ、次はフジの番だ! で、いつ?

フジ早割とサマソニ!!

2008-02-27 00:18:38 | フェス、イベント
今日はフジロックの早割チケット抽選結果日でしたね。当たった人、外れた人、それぞれ明暗を分けたと思いますが、私は運良く当たりました。もう後へは引けません。でも気になるのはツアー・センター。いまだ何の発表もありませんが、いったいどうなってるんでしょうか? そしてもうすぐ第一弾アーティストの発表ですね。UK勢は誰が来るのか?奥の方は? しばしまちましょう。

そしてもう一方の夏フェス、サマソニが凄いことになっています。正直この段階でもし早割が外れたら今年はサマソニだけでいいかも?みたいな気持ちになってました。だってアリシア・キーズ?

実はサマソニはまだ会員限定の情報なので、私もまだ見れてません。ただ、ネット上で飛び交っている、現在出演がアナウンスされたとされるアーティストは以下の通り。ガゼネタだったらごめんなさい。

COLDPLAY

THE VERVE
SPIRITUALIZED

ALICIA KEYS
MUTEMATH

FATBOYSLIM
NEW FOUND GLORY
ZEBRAHEAD

アリシア・キーズって本当ですかね?ありえないですよ~、サマソニにアリシア・キーズなんて!でも本当なら超嬉しいです! いや~、アリシア・キーズがスタンディングで観れるなんて夢のようです。絶対に行きます。私にとって久々のサマソニ参戦になるかも。ハノイ&ガンズ以来かな?

でもアリシア・キーズって何処に出るんですか? 知名度で言ったらマリンのトリですかね?でもマリンの客層とは違う感じがするんですけど。去年のアゲアゲなブラック・アイド・ピーズとは違いますからね。となるとメッセ?個人的にはメッセを希望ですが。どうなんでしょうね?

そしてロック・ファンとして再結成ヴァ-ヴやスピリチュアライズドにも惹かれます。もちろんコールドプレイも。さらにファットボーイ・スリム! 熱いなサマソニ。でも確実にアリシア・キーズと被ってきますよね~。

ちなみにセックス・ピストルズも噂されていますが、いやはや。


さて、フジはどう出るでしょう?



ビョーク@武道館

2008-02-25 21:12:47 | SSW
REACTABLE


2月22日、武道館でビョークを観てきました! その躍動感から、民族、野生、あるいは動物的な感性を喚起させられる、圧巻のステージでした。

定刻より20分程押してスタート。まず噂のブラス隊が演奏しながら登場。演奏しながらという“ざわついた”雰囲気が、これから始まるスペシャルな夜を期待させます。その10人程のブラス隊は全員アイスランド人だそうですが、赤と黄色、オレンジを中心にコーディネートされた衣装+背中から赤い旗といういでたちは、無国籍そのもの。

そして歓声に迎えられビョーク登場。いきなり「Earth Intruders」。派手な蓑虫のようなラメラメ&ワサワサな衣装に身を包み、小さな巾着的な物を腰からぶら下げ、全身を小刻みに振るわせながらエネルギーを放出する彼女の姿はまるで“炎の精”のようでもありました。実際に火柱も上がりましたし、ブラス隊の色彩も、照明もオレンジを基調にしたものでした。この“炎”のイメージは否が応にも、闇の奥で行われる祝祭的雰囲気を演出し、エギゾチックな興奮が湧き上がりました。

バック・メンバーはおそらく、キーボードにJo´nas Sen、プログラム関係にマーク・ベルとダミアン・テイラー、ドラムスにクリス・コルサーノ。LFOのマーク・ベルはビョークとの仕事でもう御馴染みですね。ダミアン・テイラーも最近のビョーク作品に名前を見るクリエーターで、「VOLTA」にも参加しています。またUNKLEとの仕事でも知られます。クリス・コルサーノはフリー・ジャズ系のドラマーで、やっぱり「VOLTA」に参加していますね。Jo´nas Senはアイスランドのキーボーディストでしょうか? たぶんこの4人だと思うのですが、正直正確な裏を取れていません。間違っていたらごめんなさいね…。

曲目は「Hunter」「All Is Full Of Love」「Jo´ga」「Bachelorette」「Who Is It」といった近年の代表曲を中心に、「Vertebrae by Vertebrae」「Wanderlust」
など最新作「VOLTA」の楽曲を絡めた感じ。もっと「VOLTA」中心のセット・リストを予想していたのですが、案外「HOMOGENIC」からの曲が多かったですね。ビョークの声も素晴らしかった! 静から動へ、陰から明へ、自由自在に駆け巡る彼女の歌声はまさに天然記念物級。

アレンジ面でもエレクトロニクスと生楽器の2極性が際立ちながらもそれらが渾然一体となって躍動するサウンドは圧巻でした。とんでもない電子音の音圧で攻める「Army Of Me」。ブラス隊に囲まれながら静かに歌う「Immature」。鍵盤とのデュオで聴かせる「Cover Me」など、どれもライヴならではの魅力に溢れていましたが、ハイライトは終盤の「Hyper-ballad」から。

この曲は後半の4つ打ちリズムが高揚感を誘うのですが、今回はあろうことか、ぶっとくも跳ねたベースラインという新アレンジ。でもこれは違うんじゃないの?と思っているうちに、まるでマシンガンのようなビート音の嵐となり、レーザー光線が飛び交い、さながらカオティックなディスコ状態。まるでリズムが全身を攻めてくるよう。ただただ興奮が沸いてくる。凄いよ「Hyper-ballad」! 

*後になって知ったのですが、この「Hyper-ballad」の後半はLFOの「Freak」という曲が元ネタになってるそうです。この「Freak」、PVがかっこ良くてリリース当時良く見ていたのですが、曲自体は頭からすっかり抜けていていました。この2曲を結び付けたとは恐るべしマーク・ベル。

続いて「Pluto」!最強の連続攻撃。この曲ではブラス隊もステージ前へ躍り出て、旗を靡かせながら踊りまくる。まるで喚起の輪のようなその様から連想されるのは“祭り”。その中心で「ウ~、ウ~」「ア~、ア~」と叫ぶビョークはまるで祭祀か酋長か? この曲ってこんなに祝祭的な曲でしったっけ?という疑問ももはや笑うしかないような圧倒的なサウンド&ビジュアル空間にただただ興奮&放心させられました。

そしてアンコール。まずはブラス隊がビョークを取り囲んでしっとりと「The Anchor Song」。本来のブラス・ヴァージョンを生で聴いたのはこれが初めてかも。感動。そして最新作中最もパンキッシュな「Declare Independence」。まるで大地から湧き上がるような躍動感はやはり民族的。そしてまたもブラス隊が踊りまくる“祭り”モード。ビョークの声は終盤にきても衰え知らずで、彼女がサビを叫ぶ度にどんどん高揚感が増して行き、その豊かな声量と伸びやかな歌声がエクスタシーな空間へと誘います。最後は大量の紙吹雪が舞い大団円。約1時間半。ちょっと短い?

さて、今回のビョークは今までの「エレクトロ+弦楽器隊」という構成から「エレクトロ+管楽器隊」という構成に変えたことにより、近年の流麗さや柔らかさは後退し、瞬発力や躍動感が前面に出たように感じました。それには管楽器隊の活躍はもちろんReactable(写真)など最新機器を駆使したエレクトロニクスの存在も欠かせませんでした。

このReactableは、テーブルの上のブロックを動かすことによって音を変化させる最新のシンセサイザー。実際にそのテーブルを映像で見せて「何か変なことやってる?」と観客を驚かせつつ、前方ではビョークとブラス隊が踊りまくってるみたいな。原始的な“祭り”の雰囲気と未来感覚の機器がごちゃ混ぜとなったビョークならではの異空間。この異空間こそ「VOLTA」の世界観だったのかもしれません。やっぱビョークはスゲエよ!


Reactableについて詳しくはこちら
http://wiredvision.jp/news/200708/2007082121.html

昨年のグラストンベリー・フェスでの「Hyper-ballad」
http://www.youtube.com/watch?v=iJvNMMGSkQM&feature=related

LFO「Freak」のPV
http://jp.youtube.com/watch?v=53Zq1I5_WAA



~関連過去ブログ~ お時間有ったらぜひ!

 07.07.15 ビョーク(「BJORK / VOLTA」)
 08.02.03 グラミーノミネート特集:ビョーク『Best Alternative Music Album』
 08.02.16 ビョークとルーツ Part 1

フジ早割り発表

2008-02-08 00:01:37 | フジロック
7月25、26、27日の3日間、新潟県は苗場スキー場で行われるフジロック・フェスティヴァル08。今年も例年通り「早割」の発売が発表がされました。

「早割」とは、早期割引チケットのことで、通常39,800円の3日通し券が、32,800円で手に入ります。ですが1万枚限定。当然抽選です。しかも出演アーティスト発表前。誰が出るのか分からない状態で3日券を買うのです。

しかもこれがかなりの争奪戦と言いますから驚きますね。みんなフジロックが好きなんですね。かく言う私もですが。ま、行けば楽しいのは間違いありませんからね。

でも私が最も気になっているのは宿です。例年オフィシャルのツアー・センターであるIQIトラベルを利用していたのですが、そのIQIが昨年12月、民事再生手続きの申し立てを行ったそうなのです。寝耳に水の話で驚きました。ツアー・センターはどうなってしまうのでしょうか?

そして昨年、フジロック期間中の営業規模を縮小した苗場プリンス。今年はどうなるのでしょうか? 私は出来れば苗場プリンスに泊りたいので、この辺りが最も気になるところなのです。

さて、色々心配は有るものの、「早割」発売決定によってフジロック気分が上がってきたことは間違いありません。FUJIROCKERS.ORGも08へリニューアルしましたし、3月には苗場で「WeSky a Go-Go!」も開催されるようですね。そして同じく3月、新潟県川口町で開催される、キャンドル・ジュンがプロデュースするイベント「Song of The Earth」も、ダチャンボ、GOMA、佐藤タイジ、レヨナ、ボビンなどという、気になる面子が集まっていますね。いや~、流石に新潟までは行けませんけど、何だか盛り上がってきましたね!