ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
現在、 フジロック ブログ と化しています。

08年ベスト・アルバム30選 10-1位

2008-12-31 21:13:02 | 2008年総括
超個人的に気分で選んだ「ルーツな日記年間ベストアルバム!」いよいよベスト10です。

1位

EMMYLOU HARRIS / ALL I INTENDED TO BE

2位

BUDY GUY / SKIN DEEP

3位

JOHN BOUTTE / GOOD NEIGHBOR

4位

LUCINDA WILLIAMS / LITTLE HONEY

5位

JOLIE HOLLAND / THE LIVING AND THE DEAD

6位

BB KING / ONE KIND FAVOR

7位

BEYONCE / I AM... SASHA FIERCE

8位

MARIE MAcGILLIS AND THE MODEL MILLIONAIRES / SITTIN' IN THE CATBIRD SEAT

9位

BLIND BOYS OF ALABAMA / DOWN IN NEW ORLEANS

10位

IRMA THOMAS

08年ベスト・アルバム30選 20-11位

2008-12-30 16:39:54 | 2008年総括
超個人的年間ベストアルバム30選。11位から20位です。

11位

SOLOMON BURKE / LIKE FIRE

12位

ARETHA FRANKLIN / THIS CHRISTMAS ARETHA

13位

HIROMI'S SONICBLOOM / BEYOND STANDARD

14位

RY COODER / I,FLATHEAD

15位

ARLEN ROTH / TOOLIN' AROUND WOODSTOCK

16位

SAMANTHA SCHULTZ / BOTH SIDES

17位

PORTER BATISTE STOLTZ featuring PAGE MCCONNELL

18位

TAJ MAHAL / MAESTRO

19位

SUSAN TEDESCHI / BACK TO THE RIVER

20位

DR.JOHN AND THE LOWER 911 / CITY THAT CARE FORGOT


08年ベスト・アルバム30選 30-21位

2008-12-30 10:52:47 | 2008年総括
年末恒例、「ルーツな日記」的、超趣味に偏った個人的ベストアルバム。21位~30位です!

21位

RANDY NEWMAN / HARPS AND ANGELS

22位

SONNY LANDRET / FROM THE REACH

23位

LEDISI / IT'S CHRISTMAS

24位

BEN HARPER / LIVE AT TWIST AND SHOUT RECORDS

25位

CAT POWER / JUKEBOX

26位

JIM LAUDERDALE & THE DREAM PLAYERS / HONEY SONGS

27位

CALEXICO / CARRIED TO DUST

28位

PRICILLA AHN / GOOD DAY

29位

VA / DAIALTONE ALL-STAR LIVE!

30位

LETTUCE / RAGE!





08年ベスト・アルバム30選 番外編

2008-12-29 22:28:05 | 2008年総括
いよいよ年末になってきましたので、今年もやりますよ! 年間ベスト・アルバム! しかも今回は思い切ってベスト30です! 今年はライヴやイベントのレポが中心で、あまりCDレビューを書けなかったので、せっかく良いCDを沢山買ったのに勿体ない!ということで、年末にドカッと30枚紹介しちゃいます。一応順位を付けますが、個人的な趣味と偏見に偏ったかなり気分的なものです。ですが「ルーツな日記」が選ぶベスト30として自信をもって紹介します。お楽しみに。

で、今回はまだベスト30の本編を何も発表していないのに、いきなり番外編です。

本編のベスト30はあくまでも「ルーツな日記」的なベスト・アルバムですが、なかなか「ルーツな日記」では取り上げづらいロック系でも、個人的に燃えたアルバムが結構あるので、その辺りをチョイスしました。

と言う訳で、「超個人的08年オルタナティヴ・ベスト10」です!

1位

PATTI SMITH KEVIN SHIELDS / THE CORAL SEA
パティ・スミス大好きです。ロバート・メイプルソープに捧げた詩の朗読。バックはケヴィン・シールズのギターノイズ。05年と06年にロンドンで行われたライヴを録音。とにかく美しすぎる。詩の内容が分からなくてもパティ・スミスの声には心を揺さぶられます。そしてケヴィン・シールズのギターがまた素晴らしい。

2位

PRIMAL SCREAM / BEAUTIFUL FUTURE
ここ数年のプライマルは、ちょっと違う感じがしていましたが、これは私の好きなプライマルらしい妖しいヘロヘロ感が戻って来ていて最高です。やっぱりラヴフォックスの参加が大きい? 新旧享楽の権化達の共演です。

3位

CSS / DONKEY
で、そのラヴフォックの歌声が病み付きになるCSSの2nd。始めは1stに比べてまともになっちゃって何か大人しい?って思いましたが、聴けば聴く程後を引くスルメ・グルーヴ。2本のギターの絡みなんかもポップで格好良い!

4位

METALLICA / DEATH MAGNETIC
デビュー当時からメタリカの大ファンの私としては、嬉しすぎる最新作。これこそスラッシュ・メタルですよ! やっぱりメタリカはこうじゃなくちゃの会心作!

5位

COLDPLAY / VIVA LA VIDA OR DEATH AND ALL HIS FRIENNDS
前作は正直あまり好きではありませんでした。なので今作も半信半疑だったのですが、これは良いですね。サマソニのライヴも素晴らしかった!

6位

BECK / MODERN GUILT
何だかんだで格好良いベック。オールドなフォークやブルースをルーツに持っていることは有名なので、本編に入れても良かったのですが…。

7位

TRICKY / KNOWLE WEST BOY
トリッキーに駄作無し。フジロックのライヴも濃かった。こちらも本編でも十分のなのですが、何かこちらの方が座りがいいので。

8位

SIGUR ROS / MED SUD I EYRUM VID SPILUM
前評判からかなり高かったこのアルバム。やはり素晴らしい!

9位

THE TING TINGS / WE STARTED NOTHING
今年最もセンセーショナルな新人デュオ。

10位

EL MADMO / EL MADMO
内容うんぬんより、ノラ・ジョーンズがこういう形でアルバムを出したことが痛快。



今年はライヴに恵まれた年でもありました。ベスト3はネヴィル・ブラザーズ東京2DAYS、サマソニのアリシア・キーズ、フジロックでのブーツィー・コリンズ・トリビュート・トゥ・ザ・ゴットファーザー・オブ・ソウル。この3組のライヴは一生忘れること無いでしょうね。本当に最高でした! これに次ぐのが武道館のビョークだったり、東京ジャズで観たミッシェル・カミロやリシャール・ガリアーノだったり。東京ジャズと言えば伝説のスライも観ちゃいました! もちろんフジでのベティ・ラベットやロドガブ、レタスも良かったし、サマソニのヴァーヴやコールドプレイも最高でした。さらに昨日観たばかりの上原ひろみ! まだあの感動に酔いしれています。そしてもう一つ忘れられないのがフジと単独と2回観たCSS。私のラヴフォックス好きは当分続きそうです。早くまた来日してくれないですかね~。


で、今年はニューフェイスにも恵まれた年でした。と言う訳で、「ルーツな日記」的ブラテストホープ・ベスト5です!

1位

MARIE MAcGILLIS
オールド・タイム・レディーの最終兵器、マリー・マクギリス! アルバムもさることながら来日公演も素晴らしかった。狭くアット・ホームな雰囲気のハコだったからこそなおさらにヴィンテージな香りを濃密に味わうことが出来ました。来年出るという新作も楽しみですし、それを引っさげて必ずや来日してくれることでしょう。こんなシンガーが出てくるアメリカって凄いな!

2位

SAMANTHA SCHULTS
衝撃度ではマリー・マクギリス以上。ボニー・レイット、グレイス・ポッターの系譜に繋がる才能の持ち主。デビュー作で聴けるフォーキー且つブルージーな歌声はなんと16歳! で、現在17歳だとか。やばいでしょ!この人。

3位

PRISCILLA AHN
この人は天使です。歌声も、ルックスも。透明感と清涼感、素朴な中に光るポップ・センス。ずっとこのままでいてほしい…。

4位

ELI"PAPERBOY"REED
この人も衝撃的でした。ミラクルな白人ソウルマン。これぞピュア・ソウル! 現代の黒人男性R&Bシンガーも少し見習って欲しいな…、何て思ったり。

5位

MEIKO
某クリスマス・コンピで好きになった女性シンガー。この人の声に今メロメロです。「Under My Bed」は今一番好きな曲。ライヴが観たい!

Hiromi's Sonicbloom@国際フォーラム

2008-12-28 18:01:48 | ジャズ
今日は上原ひろみを観に国際フォーラムに来ています。ジャパンツアーファイナルです。今、開演待ち。超楽しみです。実は彼女の単独ライヴを観るのはこれが初めてです。フェスとは違うライヴをがっつり楽しみたいと思います。



帰宅後追記:
がっつり楽しんできました! 予定開演時間を10分ほど押して18時10分ぐらいにスタートし、最後のアンコールが終了し客電がついた頃、ちょうど21時でした。途中の休憩時間を差し引いても2時間半は演ってた計算。しかもそれがあっという間でした。夏に東京AZZを同じ会場で観ましたが、その時のHiromi's Sonicbloomは個人的には不完全燃焼でした。しかしあの日は何だったの?と思いたくなるぐらい、今日は濃密なライヴを繰り広げてくれました。上原ひろみの鍵盤はもちろん、ヒュージンスキーのギターも大暴れでしたし、マーティン・バリホラのドラムも凄かった! トニー・グレイも強烈なソロを弾きまくり、さらにこの4人が怒涛のごとく音を織り成していく。もう全ての曲がクライマックスな感じ。「Led Boots」も「Ue Wo Muite Aruko」も「Xyg」も「Caravan」もみんな最高でしたが、終盤に上原さんがソロで弾いた「Place To Be」の素晴らしかったこと! 直前のMCで観客の熱い声援に感極まったのを引きずって、ぽろぽろと涙を流しさながらもしっとりとエモーショナルこの上ない演奏は感動的でした。そしてアンコール終了後、客電がつき、終演のアナウンスが流れた後にまさかの再登場をしての「Return of Kung-Fun World Champion」の熱さと、それに答える客席との一体感は、もはや恍惚とした空気感でした。上原ひろみのファンで良かった!天晴れHiromi's Sonicbloom!