ルーツな日記

ルーツっぽい音楽をルーズに語るブログ。
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ローリング・ストーンズのキャンセルで、どうなる?ニューオーリンズ・ジャズ・フェスティヴァル!!

2019-03-31 10:22:09 | フェス、イベント
THE ROLLING STONES/BLUE & LONESOME

憧れのニューオーリンズ・ジャズ・フェスティヴァル。タイムテーブルが出た矢先のローリング・ストーンズのキャンセルで、どうなるんでしょう?

そう、ローリング・ストーンズが、ミック・ジャガーのドクターストップにより、4月から始まる北米ツアーの延期を発表したのです。今回のツアーでは、そのなかに50周年を迎えるニューオーリンズ・ジャズ・フェスティヴァルへの出演も含まれていて、大変話題になっていました。ジャズ・フェスのチケットも、ストーンズの出る日だけ割高に設定されていたにも関わらず、あっという間に売り切れたとか。

ちなみに、今年のジャズフェスですが、4月25日から5月5日まで、途中休みを入れた8日間の開催で、メインステージのトリには、初日の4月25日がアース・ウィンド・アンド・ファイヤー、4月26日がサンタナ、4月27日がケイティ・ペリー、4月28日がヴァン・モリスン、そして5月2日にローリング・ストーンズ、5月3日がクリス・ステイプルトン、5月4日がデイヴ・マシューズ・バンド、最終日5月5日の大トリはお馴染みのトロンボーン・ショーティという予定でした。

フェスですから、幾つものステージが同時進行で行われ、トリの時間帯も被りまくりな訳です。例えば最終日だったら、トロンボーンショーティと、ジョン・フォガティ、ハービー・ハンコック、バディ・ガイなどが被ってる。まあ、全日程、全時間帯に渡って被り地獄ですよ。ですが、ストーンズの時間だけは被らない。そういうタイムテーブルだったんです。すなわち、その日だけは他のステージは全て4時頃に終演し、メインステージのストーンズのみが、5時から7時までたっぷり演るっていう。その場に居る全ての人が心置きなくストーンズを楽しめるという演出だった訳ですが、それだけに、キャンセルの打撃は計り知れません。

これ、どうなるんでしょうね。流石にチケットの払い戻しはするんでしょうけど…。ストーンズの代役なんて考えられませんよね。この日は4時でお開きとか? それともニューオーリンズの精鋭が出たり入ったりのストーンズ・カヴァー大会とかやってくれたら、面白いんですけど…。

でもキャンセルによる損失って誰が責任とるんでしょうね? 例えば、数年前に横浜のブルーノート・ジャズ・フェスティヴァルで、ヘッッドライナーのドナルド・フェイゲンが急病のためキャンセルになり、フェスそのものの開催が中止になったじゃないですか。あれ、もの凄い損失だったと思うんですけど、ああいう場合、金銭的にどうするんだろう?って素朴に疑問に思います。でもジャズ・フェスの場合は、ストーンズ・フィーバーによるチケット争奪戦に敗れたニューオーリンズ音楽ファンの方々が沢山いらっしゃると思うので、チケットはまた売れるでしょうけどね。

かく言う私にとってもジャズ・フェスは、地元のアーティストがメインであり、それだけでも充分に成り立ってしまう印象なので、たとえストーンズがキャンセルになっても、その魅力にはさほど影響なかったりするんですけどね。もちろん、ストーンズのキャンセルはとてもとても残念ですけど…。

ちなみに今年は、ジェリー・リー・ルイスが既にキャンセルになっていたり、昨年はアレサ・フランクリンがキャンセルになっている。どうしてもニューオーリンズ・ジャズ・フェスティヴァルのようなフェスには、御高齢のアーティストの出演が多くなりますし、それが売りでもあり、デメリットでもあるという。参加する側も「フェスにはキャンセルは付き物」という覚悟を持って臨まなくてはいけませんね。



でもまさかミック・ジャガーがドクターストップとは。年齢という概念を超越した超人的イメージでしたが、流石に70代後半にさしかかってますからね。ここはしっかり養生して完全復活して頂きたいです。


そして近い将来、来日して欲しいです! 頑張って!ミック・ジャガー!!

Muscle Shoals & Nashville Connection 公演中止

2019-03-30 17:46:03 | ルーツ・ロック
DONNIE FRITTS / JUNE: A TRIBUTE TO ARTHUR ALEXANDER

4月2日に東京、4月4日に大阪のビルボードライヴで公演が予定されていた、『"Muscle Shoals & Nashville Connection" ロブ・ガルブレイス, ドニー・フリッツ, チェスター・トンプソン, アンドレアス・ワーナー & ルーク・イースターリング』が、ドニー・フリッツの体調不良により公演中止になってしまったそうです。

マッスル・ショールズとナッシュヴィルの共演という、豪華な組み合わせを楽しみにされていた方々も多かったことと思います。

特に、先日のダン・ペン&スプーナー・オールダムが大盛況に終わり、さらに数日後にドニー・フリッツが見れるという、マッスル・ショールズ周辺のスワンプ愛好家にはまたとないブッキングだっただけに、とても残念ですね。

もちろん、ナッシュヴィル出身のロブ・ガルブレイスも、スワンプ・ロックで語られる面を持っている人ですから、今回のドニー・フリッツとの共演は、かなり注目だったんですけど。


ドニー・フリッツも今年77歳になりますからね。体調不良は心配です。昨年リリースした「JUNE: A TRIBUTE TO ARTHUR ALEXANDER」も素晴らしい内容だっただけに、また元気になって、来日して欲しいですね。

ダン・ペン&スプーナー・オールダム @ビルボードライヴ東京

2019-03-28 11:38:17 | ルーツ・ロック
3月17日、ビルボードライヴ東京にて、ダン・ペン&スプーナー・オールダムのライヴを観てまいりました!! 私が見たのは2ndステージ。今回の最終公演でした。

ダン・ペンの来日は2010年以来9年振り。その時はボビー・エモンズ(kbd)とのデュオでした。そして今回はスプーナー・オールダム(kbd)ですよ!やっぱりダン・ペンの相棒はスプーナー・オールダムでなくてはね!!

もちろんボビー・エモンズとのステージもとても良かったですよ。当時のダン・ペンの最新作「JUNKYARD JUNKY」にも参加していた鍵盤奏者ですし、古くからアメリカン・サウンド・スタジオなど、メンフィスで活躍してきた名手でしたから。

ですけどね、やっぱりダン・ペンと言えばスプーナー・オールダムなんですよ。2人による名ライヴ盤「MOMENTS FROM THIS THEATER」があるのももちろんなんですが、キャリア初期からフェイム・レコードを中心に、2人の共作で数々の名曲を作っていたというのは、もはや伝説的な話ですよね。

近年になって、フェイムにおけるダン・ペンのデモ録音集「THE FAME RECORDINGS」がリリースされましたが、その曲の良さはもちろん、若かりしダン・ペンのブルー・アイド・ソウルな歌声や、デモとは思えない完成度の高さなど、色々と驚かされました。そして全24曲中、17曲がダン・ペンとスプーナー・オールダム、2人のコンビによる共作曲だったことが、あの時代の空気を感じさせてくれもしたんです。1965年前後、2人がまだ20代前半から半ばにかけての時代です。

それから50年以上が経って、そのコンビによる生演奏で往年の名曲を聴くことが出来るんですから、こんな極上な時間はそうそうありませんよね。

ダン・ペン&スプーナー・オールダムの来日は2度目になりますが、私はダン・ペンを生で観たのは先のボビー・エモンズとのステージが初めてだったので、今回のスプーナー・オールダムとのデュオ公演はまさに念願のライヴでした。1999年以来、20年ぶりとなる2人の来日公演です。


司会者に紹介され、2人がステージに登場。サザン・ソウルの伝説を目の前にし拍手喝采を送る観客達。いきなり大名曲「I'm Your Puppet 」でスタート。66年にジェイムス&ボビー・ピューリファイが放ったヒット曲。もちろんダン・ペン&スプーナー・オールダムによる共作曲。さらにスウィート・インスピレーションズの「Sweet Inspiration」、ヴォックス・トップスの「Cry Like a Baby」と、2人の共作による名曲が続く。ダン・ペンがアコースティック・ギターを弾き語り、スプーナー・オールダムがエレピを弾きながらハーモニーを添える。年輪を重ねた渋みと、南部特有の緩さが合まった、独特のスワンプ・フィーリング。

「Cry Like a Baby」はヴォックス・トップスに提供されてヒットした曲ですが、この曲を演るまえに、ダン・ペンがMCの中で何やら軽く歌い出したんです。それは鼻歌のようなとりとめのない感じだったのですが、一旦すぐに止めたのに、興が乗ったのかまた歌い始めたその歌は、ヴォックス・トップスのデビュー曲「The Letter」でした。作曲こそしていないものの、ダン・ペンはこの曲をプロデュースしているんです。アカペラで歌いだすダン・ペンに、スプーナー・オールダムもハーモニーを付け、観客達も手拍子で応える。何だかんだでフルコーラス歌ってくれました。サプライズ的な演出に観客達もやんやの拍手を送る。

ちなみにこの曲の次は、アレサ・フランクリンに提供された「Do Right Woman, Do Right Man」、そしてオーティス・レディングが歌った「You Left the Water Running」と続いたんですけど、「The Letter」をサプライズとして除外すれば、冒頭の「I'm Your Puppet」から「You Left the Water Running」までの5曲は、9年前に見たボビー・エモンズとの時と同じ曲順。きっとダン・ペン的に序盤の型として決まってるんでしょうね。まあ、そこから先は流石に違ってきましたけど。

やっぱり客席中が待ち望んでいたのは、サザン・ソウル史上に燦然と輝く大名曲「The Dark End of the Street 」でしょうね。こちらはダン・ペンとチップス・モーマンによる共作で、ジェイムス・カーがゴールドワックスに吹き込みました。ダンが歌い始めるやいなや拍手が沸き上がり、そして2人の演奏にうっとりでしたね。いやはや、ホント名曲!! そしてオヴェイションズに提供された「I'm Living Good」も良かった。オリジナルの朗らかな曲調はいかにもサム・クック・マナーでしたが、ここではスピードを落とし、滋味深く歌われる。これが味わい深い!!


ダン・ペンの飾らない歌がまた良いんですよ。彼は若かりし頃、フェイムのデモ録音ではいかにも黒人を意識した焼けた声で歌っていましたが、現在はいたってストレートで、それはカントリー的でもある。そこに素朴な歌心が宿っている。さらにスプーナー・オールダムのエレピ(ウーリッツァー)が絡むことで、ソウルフルな味わいが醸される。スプーナー・オールダムのエレピは、その音色もフィーリングもほとんどオルガンの味わいで、決して派手なプレイはしないものの、ふわりと心に染みるフィーリングなのです。60年代からサザン・ソウルの屋台骨を支えた名鍵盤奏者の奏でる音色、魅せられました〜。


「I Do」、「You Really Know How To Hurt a Guy」、「Take A Good Look」といった、フェイムのデモ音源集「THE FAME RECORDINGS」やその続編「CLOSE TO ME: MORE FAME RECORDINGS」に収録されていた、ダン・ペンとスプーナー・オールダムの共作曲は感慨深かったですね。若い頃の溌剌としたダンの歌声も大好きですけど、人間の哀愁を感じさせるような現在のダン・ペンもまた格別。そしてスプーナー・オールダムと対話するようなコンビネーションにただただ浸るばかり。

さらにダン・ペンと、南部の盟友ドニー・フリッツによる共作「Rainbow Road」も良かった!これも名曲ですよね。ドニー・フリッツ絡みと言えば「Memphis Women and Chicken」も演りましたね。渋〜い2人のステージの中では、唯一と言っても良いノリの良い曲なんですけど、何と言いますか、ジワジワ来ましたね。

ジョー・サイモンの名唱で知られる「Nine Pound Steel」は、それとはまた違う、郷愁感をそそるダンの歌声が滲みましたが、その余韻を遮るように司会者が再び登場。2人のレジェンドを讃える。ああ…、終わってしまうのかと思いきや、「もう1曲聴きたいか?」的な展開からそのままアンコールへ。曲は「Long Ago」。これも「THE FAME RECORDINGS」に入っている古い曲で、オリジナルは多分ボビー・パターソンが歌ってる。これも良い曲。

2人は立ち上がる。観客も立ち上がる。スタンディングオベーションによる割れんばかりの拍手喝采。2人はステージ脇の階段の辺りまで行き握手攻めに。止まない歓迎ぶりに、再度ステージ中央に戻って、再びのアンコール。最後の曲はダンのソロ作「NOBODY'S FOOL」から「Raining In Memphis」。賑やかなアルバムヴァージョンとは違う、2人だけのしっとりとしたアレンジが滲みました。そしてまたスタンディングオヴェーションに包まれながら、およそ1時間半に渡ったショーは終了。

20年前の来日を見逃した私は、もう、見れないと思っていたダン・ペン&スプーナー・オールダム。2人の南部ソウルの伝説。感無量のライヴでした。





01. I'm Your Puppet
02. Sweet Inspiration
03. The Letter
04. Cry Like a Baby
05. Do Right Woman, Do Right Man
06. You Left the Water Running
07. The Dark End of the Street
08. Nobody's Fool
09. I'm Living Good
10. Ol' Folks
11. I Do
12. Rainbow Road
13. You Really Know How To Hurt a Guy
14. Take A Good Look
15. Memphis Women and Chicken
16. Is A Bluebird Blue?
17. Nine Pound Steel
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18. Long Ago
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19. Raining in Memphis




↑この日のセットリストはこんな感じだったと思います(間違ってましたらごめんなさいね)。ダン・ペンは曲間によく喋ってましたね。おそらく作曲や録音当時のこと、提供したシンガーのことなどを語っていたのだと思いますが、私は英語がまったくダメなので、さっぱり分かりませんでした。残念無念…。スプーナー・オールダムは、ダン・ペンの話に聞き入りつつ、時折相づちを入れる感じ。スプーナー・オールダムは、何と言いますか、場末のバーの端っこでお酒を飲んでいそうな、そんな風貌も愛嬌がありましたね。物販でオリジナルの靴下を売るというお茶目な面もあったり。ダン・ペンは彼のソロ作のジャケ写で見れるような、オーバーオールが似合いそうなそのままの雰囲気でした。

まだまだ元気なお二人。また来日してくれると良いですね。



よろしければこちらもどうぞ↓
ダン・ペンwithボビー・エモンズ@ビルボードライヴ東京 2010年8月26日1stショー

ディック・デイル 安らかに

2019-03-18 20:14:19 | ルーツ・ロック
Dick Dale - Miserlou - #HIGH QUALITY SOUND 1962


3月16日、 サーフ・インストの創始者であり、”キング・オブ・サーフ・ギター”と呼ばれるディック・デイルが亡くなられました。

62年にリリースされた「Miserlou」は、サーフィンの代名詞的な名演ですね。

まだビートルズ旋風前のアメリカで、彼のラウドでスピード感横溢なギタープレイは相当衝撃だったはずで、サーフ・ミュージックに限らず、後のガレージロックや、パンク、ハードロックに与えた影響も大きいと言われます。

偉大なるパイオニア、ディック・デイルさん、安らかに。

ダン・ペン&スプーナー・オールダムの良い仕事

2019-03-17 13:56:54 | ソウル、ファンク
現在来日中のダン・ペンとスプーナー・オールダム。伝説的なレーベル/スタジオであるFAMEの立役者であり、サザン・ソウル・シーンに欠かせない存在だった2人。作曲者、ミュージシャン、アーティストとして、必ずしもコンビで活動していた訳ではありませんが、今回は敢えて、2人の共作曲に絞っていくつか有名どころを集めてみました。





James & Bobby Purify - I'm Your Puppet HQ

ダン・ペン&スプーナー・オールダムが書き上げた数ある名曲の中でも、屈指の名曲。66年にUSポップ・チャートの6位まで上る大ヒットとなりました。フロリダ出身のデュオ、ジェイムス&ボビー・ピューリファイは、この後もスマッシュヒットを連発しますが、70年代に入る頃には失速してしまいました…。


Take Me Just as I Am

元々はFameからダン・ペン自身が65年にシングル・リリースしていたものを、67年、ソロモン・バークがダン・ペンのプロデュースでアトランティックからヒットさせた名曲。


"Sweet Inspiration" by the Sweet Inspirations

ホイットニー・ヒューストンの母が在籍し、アレサ・フランクリンやエルヴィス・プレスリーのバックを務めたことでも知られるザ・スウィート・インスピレーションズ。彼女達のデビューアルバムから最初のヒットとなった曲。


Box Tops:Cry Like A Baby

メンフィスで結成された白人のソウル/ロック・グループ。67年にダン・ペンのプロデュースでレコーディングした1stシングル「The Letter」がいきなり全米1位になる大ヒット。68年のシングル「Cry Like A Baby」はペン&オールダムによるナンバーで、こちらも全米2位のヒットを記録。チップス・モーマンのプロデュースでアメリカン・サウンド・スタディオにて録音。ちなみにシンガーは後にパワー・ポップ・バンドのビッグ・スターを結成するアレックス・チルトンです。


Percy Sledge - Out Of Left Field

言わずと知れたパーシー・スレッジ。68年のアルバム「TAKE TIME TO KNOW HER」にはペン&オールダムによる曲が3曲収録され、「Out Of Left Field」もそのうちの1曲でしたが、こちらは既に前年にシングル・リリースされていたようで、スマッシュ・ヒットを記録しています。


Janis Joplin - A Woman Left Lonely

ジャニス・ジョプリンです。名盤「PEAL」収録。名曲です。



という訳で、私は今日、日曜日、ビルボードライヴへ2人のライヴを観に行ってまいります。上記の曲はやってくれるでしょうか?2人の演奏で聴くと、また違った極上の味わいなので、楽しみです。

電気グルーヴ出演キャンセル

2019-03-15 20:20:29 | フジロック
フジロックに出演が決定していた電気グルーヴですが、ピエール瀧の逮捕により出演がキャンセルになったと、発表になりました。

まあ、これは仕方ないですね…。


電気グルーヴとしての活動はもちろん、役者さんとしても活躍されていただけに、とても残念でなりません。








それにしても今回の件は、影響が大きいですね。

ピエール瀧が逮捕されたというニュースを知ったとき、私もびっくりしましたが、まさかこんなに騒がれるとは思いませんでした。ツイッターなどがその話題でいっぱいになったのはもちろん、お昼時のワイドショーなどでも大きく取り上げられていましたからね。

なんかここぞとばかりに晒されている感じがして、少し違和感を感じたりもしました。

まあ、それも仕方が無いことなんですけど…。


人生の破滅を招くと分かっていても、やらずにはいられないものなんですかね。それがとても怖いです。



しっかりと断ち切って、また電気グルーヴで楽しませてくれることを、願っています。

サマソニ追加発表!!

2019-03-15 09:48:52 | フェス、イベント
昨日、サマーソニックの追加出演アーティストが発表になりました。今回は18組。と言っても、東京のみ、大阪のみというアーティストも含まれていますのでご注意を。日割りも含めてその辺の詳細はオフィシャルサイトにてご確認くださいね。


RITA ORA
MICHAEL MONROE
The Birthday
クリープハイプ
KEYTALK
キュウソネコカミ
THE DAMNED
COIN
CIRCA WAVES
CHAI
THE VAMPS
Nulbarich
VICKEBLANKA
FKJ
PREP
NENEH CHERRY
女王蜂
ポルカドットスティングレイ


ダムドとか、マイケル・モンローとか、サマソニらしく良いところ突いてきますね。こう見えて私は若い頃、ハードロックやパンクに入れ込んでたんです。中でもハノイ・ロックスは大好きで、シンガーのマイケル・モンローに憧れたもんです。2017年にはソロキャリア30周年を迎え、ベスト盤のリリースや来日ツアーも話題になりましたね。サマソニは2010年にソロで出て以来9年振りですかね。2002年にはハノイ・ロックスでも出ています。


他にも、現在来日中の歌姫リタ・オラはもちろん、UKロック期待のサーカ・ウェーヴスとか、シティ・ポップ感とアーバン・メロウなフィーリングを現代的なサウンドでミックスするロンドン出身のPREPとか、ナッシュヴィルからポップ・ロックを聴かせるCOINとか、賑やかになってきましたね。「ルーツな日記」的にはネナ・チェリーが嬉しい!!


でもね、もっとサプライズが欲しい!!!

グリーンルーム 第3弾!

2019-03-13 20:23:47 | フェス、イベント
5月に横浜で開催されるグリーンルーム・フェスティヴァル。その第3弾出演アーティストを昨日どこぞがフライング発表してしまい、SNS周辺がざわつきましたが、本日、無事に正式発表されました!!

今回は以下の11組。



FISHBONE
KREVA
King Gnu
Caravan
YOUR SONG IS GOOD
安藤裕子
FIVE NEW OLD
MAJOR FORCE
BAKU (KAIKOO)
DÉ DÉ MOUSE
野崎良太(Jazztronik)

各々の出演日はオフィシャルサイトを確認していただくといたしまして、来ましたね!フィッシュボーン!

彼らが1日目に入って、洋楽系はこれで打ち止めでしょうか?


さて、気になるのはタイムテーブルですね!

あと、コリーヌの持ち時間。これ大事!!

FUJI & SUN

2019-03-11 21:01:51 | フェス、イベント
5月11日(土)、12日(日)に静岡の富士山こどもの国にて開催される「FUJI & SUN '19」 の出演アーティスト第3弾が発表されました。 今回は13組。発表済みの分も含めて現在以下のような感じ。(青字が追加アーティスト)

5月11日
Hermeto Pascoal e Grupo
Theo Parrish
青葉市子
WONK
大友良英スペシャルビッグバンド
小林うてな
Cedric Woo
cero
竹原ピストル
DJみそしるとMCごはん
七尾旅人
Mateus Asato Trio



5月12日
林立夫 special session with 矢野顕子 ほか
悪魔の沼
Ovall
空間現代
クラムボン
田島貴男(ORIGINAL LOVE)
Chara
DSPS
DJ Sprinkles
bird
MOROHA
Yogee New Waves
吉澤嘉代子




エルメート・パスコアール、セオ・パリッシュ、WONK と刺激的なアーティストが並ぶ初日。話題のギタリスト、マテウス・アサトも気になります。

一方、矢野顕子、Chara、クラムボン、birdといった魅力的な女性シンガーが揃った2日目。こちらも良い感じですね。

しかもどちらもまだ “and more” がありますからね。


あと、このフェスって WOWOW が企画しているそうで、音楽だけではなく、映画の上映もあるそう。野外シネマや、パオの中で見れたり、何だか楽しそう。

その他にも、アスレチックがあったり、カヌー体験が出来たり、アルパカなど動物と触れ合えたり、富士山麓という素晴らしいロケーションでのキャンプも含めて、家族で楽しめそうですね。


フジロック、日割りを前に悩む日々

2019-03-09 22:27:34 | フジロック
今年のフジロック、第2弾にして早くも日割りが発表されちゃいましたね!!

という訳で、個人的な趣味に偏った展望などを少々。もちろん妄想込みで。


まずは初日、金曜日。
グリーンのトリはケミカル・ブラザーズ。その前はトム・ヨークか?エルレガーデンか?なかなか読みづらいですね〜。でもホワイトをエルレに締めてもらって、メインステージでジャネール・モネイ→トム・ヨーク→ケミカルという流れだったら豪華な感じになりますね!

そして「ルーツな日記」的に気になるのはヘヴンですよ! 現在発表されてる中にヘヴンのトリはいらっしゃるのでしょうか? 新時代フォーク・ロックの旗手ルミニアーズでしょうか?彼らならヘヴンのトリに充分ですが、ただネーム・バリュー的にもうヘヴンでは奥過ぎるような気もします。ではオーストラリアのサイケデリック・バンド、キング・ギザード & ザ・リザード・ウィザードはどうでしょうか?マニアックな人気はヘヴン的ですが、かなりフリーキーなライヴをやりそうなので、ホワイトの方が似合ってるかな? ザ・ウォーターボーイズという線もありますかね? あまりにもロック過ぎるかな? あとゲイリー・クラーク・ジュニアとか?でもちょっとまだトリには…、って感じですよね。

いやはや、なかなか読めません。もしかしたらまだヘヴンのトリは発表されてないのでは?という淡い期待を抱いたり。

とりあえず初日で私が見たいアーティストは、ルミニアーズ、キング・ギザード & ザ・リザード・ウィザード、ゲイリー・クラーク・ジュニア、ケイトラナダ、レッド・ホット・チリ・パイパーズ、サブリナ・クラウディオ、トロ・イ・モワ辺り。そしてジャネール・モネイ。

出来れば、移動少なめでホワイトとヘヴンに収まってくれると有り難いのですが、レッドとヘヴンに割れそうで恐い。例えば、ケイトラナダ、サブリナ・クラウディオ、トロ・イ・モワ辺りは、ホワイトかレッドか?どっちもありそうなんですよね〜。さらにジャネールはグリーンっぽいし。

この日は被りと移動に悩まされそう…。

って言うか、2日目、3日目も同じ悩みに悩まされるんですけどね。



と言うわけで、次は2日目、土曜日。
グリーンのトリはシーア。その前はデス・キャブ・フォー・キューティか?それともマーティン・ギャリックスか? やっぱりマーティン・ギャリックスの位置が気になりますよね。深夜以外でここまで”ダンスど真ん中”と言いますか、ポップな洋楽EDMはフジ史上初めてでしょうし。デッドマウスやスクリレックスとはちょっと違いますからね。でも、ヘッドライナーがポップなシーアですから、メインステージでマーティン・ギャリックス→シーアという流れも良いかも。それともホワイトがダンス天国と化すのか?ジョナス・ブルー、アンナ・ルノーと、踊らせてくれそうなアーティストは揃ってますけど。

そしてヘヴンのトリは? この日は中心人物が過去に別名義でヘヴンのトリを務めているというバンドが2組出ます。それはジョージ・ポーター・ジュニア・アンド・フレンズと、マタドール!ソウル・サウンズの2組。これはどちらがトリでも良いですよ。出来ればワンツー・フィニッシュで最後はセッション!みたいな感じがベストですけどね。ただ、クラムボンとか、エゴ・ラッピンとか、邦楽勢がトリの可能性もありそうですけどね…。

ちなみに土曜日で私が見たいのは、もちろんジョージ・ポーター・ジュニア・アンド・フレンズと、マタドール!ソウル・サウンズ。この2組は「ルーツな日記」的に今年のメインですから。でもステージ割次第では被る可能性もまだあるんですけどね…。そしてダニエル・シーザー、アンノウン・モータル・オーケストラ、コートニー・バーネット、ソオー、辺り。

う~ん、やっぱり悩ましいですね。




泣いても笑っても最終日、日曜日。
グリーンのトリはザ・キュアー。6年前にフジに出たときは、3時間近く演って終わったのが0時半頃だったって噂ですけど、今年もそんな感じですかね?そのあと、G&G Miller Orchestraやるんですかね?どうするんでしょう?

ま、それはさておき、この日のグリーンはジェイムス・ブレイク→ザ・キュアーと、ドロドロした感じでしょうか?それともジェイムス・ブレイクはホワイトのトリかな?でもそうするとキュアーと被る訳で、なんかもったいないな~。

さて、この日も観たいアーティストが沢山います。クルアンビン、インタラクティーヴォ、ステラ・ドネリー、チョン、コメット・イズ・カミング、フォニー・ピープル、ヴォードゥー・ゲーム、辺り。ヘヴン多めになりそうですが、割れそうですよね~。ステラ・ドネリーはヘヴンで見たいけど、赤かな~?フォニー・ピープルは白?やっぱり悩ましい…。


そして問題はヘヴンのトリですよ。なんかピンとこないんですよね~。

カマシ・ワシントンやサンダーキャットの流れでコメット・イズ・カミングはあり得そうですが、LAジャズに比べUKジャズは、まだ日本のロックフェスには弱い気がするんですよね~。もう枠が埋まってそうな気もしますが、さらなる隠し球に期待です。


さてさて、楽しくも悩ましい日々が始まりました。

あ~、早くステージ割が見たい~!