ルーツな日記

フジロックブログが終わり、
サマソニブログと相成りますがどうぞ宜しく。
サマソニの雰囲気を現地よりお届けいたします!

余話:全身タイツ

2008-11-27 08:13:03 | 余話
CSS / Cansei de Ser Sexy

別に、毎日毎時間、ブラック・ミュージックやルーツ・ミュージックばかりを聴いている訳ではありません…。と言う訳で、ブラジル発サブ・ポップ経由ディスコ・パンク行き暴走列車ことCSSの来日公演を観てきました!

*まだ最終横浜公演が残っていますので、そちらを見に行かれる方はネタバレになるので読まないことをお進めいたします。


ソールド・アウトしたリキッドルームはパンパンでした。年甲斐もなくかなり前の方で観てたのですが、半端なく盛り上がっていました。それにしてもラヴフォックスは凄い! お馴染みの全身タイツはもちろん、変なかつらもほっぺに付けた赤いシールも全てがラヴフォ~クス!って感じ。それで1時間強、妙なダンスを踊りまくる。ラヴフォックスは何もかもがピュアなんですよね。だからバンドの中で一人動き回っていてもそれが過剰に見えない。特別歌がうまい訳でもダンスが上手い訳でもないのですが、彼女にしか成し得ない強烈な“享楽”を発散し、それを会場中に満たしていく。天性のフロントマンですよ! あとキャロライナのギターも良かったし、バンドとしてのパンキッシュな一体感と、ポップでダンサブルなサウンドはフジロックで観たときよりさらに強力に感じました。

アンコールではバンドメンバー全員が忍者の格好で登場し、観客に向かって手裏剣をピュンピュン飛ばし、最後は「Let's Make Love and Listen to Death From Above」と「Alala」の2連発で、ラヴフォックスは客席へダイヴ! やっぱり全身タイツちゃんは最高でした! あ~楽しかった!

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ザ・フー@武道館

2008-11-26 08:08:05 | ルーツ・ロック
THE WHO / LIVE AT THE ISLE OF WIGHT FESTIVAL 1970

昔からよく言われてきたことがあります。イギリスの3大ロック・バンドはビートルズ、ローリング・ストーンズ、ザ・フーだと。そして我が国日本において、ビートルズ、ストーンズに比べるとザ・フーの評価と人気が著しく低いのは、彼らが来日してないからだと。フーはライヴを観ずに始まらないと。ではフーのライヴとは?

79年の映画「THE KIDS ARE ALRIGHT」のサウンドトラック盤のライナーに、ピート・タウンゼントがデビュー当時のステージについて語った文章があります。そこで彼は最後をこう締めています。「and we fucking smash everything up!」。和訳では「全てをこっぱみじんにしてやるのさ!」

当時のライヴで、ザ・フーは最後に必ず楽器を破壊していたそうです。もちろんその“楽器破壊”は音楽的には何も成しません。ですがこの破棄行為こそ、ザ・フーの本質だったのかもしれません。

フーというバンドほど面白いバンドはなかなか居なかったと思います。60年代末から70年代の全盛期、ロック・オペラなどアーティスティック且つプログレッシヴで緻密な作品を作り上げながら、ライヴではまるでそれを破壊するかのごとく荒くれたステージを展開していました。

69年のロック・オペラの名作「TOMMY」とそれをたった4人で演りきったワイト島のライヴを聴き比べればそれは一目瞭然です。まるでピート・タウンゼントが作り上げるザ・フーの芸術は、スタジオで完璧に作り上げた作品をライヴで破壊することによって完成していたかのようなのです。ザ・フーのライヴは破壊であり、それが彼らにとってロックだったのかもしれません。

その破壊の要であったのはもちろん破壊神キース・ムーン。しかし彼の存命中にはザ・フーの来日は叶いませんでした。そして若い頃「歳をとる前に死にたい」という詩を書き、歌った二人も既に還暦を越えました。


08年11月17日、ザ・フー、武道館。もちろんキース・ムーンは居ません。何食わぬ佇まいで破壊の片棒を担いでいたジョン・エントウィッスルもこの世を去りました。残された二人はどういう思いでステージに立っていたのでしょう?

ピートのジャンプも決まった初っ端の「I Can't Explain」、観客の手拍子で盛り上がった「Who Are You」。ロジャーの堂々とした歌いっぷりとハープが素晴らしかった「Baba O'reily」。ピートの“これぞロック”なギター・サウンドが炸裂した「Won't Get Fooled Again」。昔とは違うと言え紛れも無いフー・サウンドが武道館に轟きました。

そして、観客の誰もが待ち望んでいたであろう出世作「My Generation」。例の「歳をとる前に死にたい」という歌詞が出てくる曲はこれです。この曲を演奏する二人の心境はどんなものだったのでしょうか? むなしかったでしょうか?

いや、40歳になった私にとって、60歳を過ぎてなおロッカーとしてサヴァイヴし、この曲を演奏し続ける二人の姿はとても眩しく、ただひたすら格好良く映りました。そして演奏自体も驚くほど若々しく、その攻撃的な音像には“破壊”すら感じました。では彼らは何を破壊していたのでしょうか?

「歳をとる前に死にたい」と言うパンキッシュな歌詞。それは多分に戦略的なものだったにせよ、当時の若者の空気としておそらく確かに有ったものなのだろうと思います。モッズの先頭を切らんとしていたザ・フーはそんな空気の真っ只中に居たのです。そして60歳を越えたピートとロジャーは、そんな若かりし蒼い時代に敬意を表しながらも、それをぶっ壊していたのではないでしょうか。あの演奏にはそんな彼らの心意気とロック魂を感じました。

ザ・フーの演奏が、ロックとしての“ハリ”をいまだに持ち続けているのは、やはりピートとロジャーがいまだにロック魂を持ち続けているからなのです!


*写真は70年のワイト島でのライヴを収めた2枚組みCD。もしタイムマシーンがあれば、真っ先にこの時代のフーのライヴを観に行きたい…。
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マリー・マクギリス@BLUEDRAG

2008-11-24 22:36:12 | ジャズ
MARIE MAcGILLIS AND THE MODEL MILLIONAIRES / SITTIN' IN THE CATBIRD SEAT

11月21日、池袋BLUEDRAGにてマリー・マクギリスを観てきました! 20~30人程で満席になってしまうようなこじんまりとしたライヴ・ハウスで、古き良きアメリカン・ミュージックとジプシー・スウィングに酔いしれる、至福の時間でした。

バックはマリーと共にロスから来日したジャンゴ・スタイルの若きギタリスト、トミー・デイビー。そして日本からGYPSY VAGABOMZというバンドのギタリスト大西孝旺と女性ウッドベース奏者サーヤの二人。彼等の奏でるジプシー系のインスト曲と、マリーの歌うアメリカン・オールド・ソングの数々。途中休憩を挟んでの2部構成、たっぷりと楽しませていただきました。

さて、現在のオールド・タイム・レディーと言えば、もう何度も来日して日本でもすっかりお馴染みのジャネット・クライン。彼女は古き良きアメリカのオールド・ジャズ&ブルース及びスタンダード等を、あの時代そのままの雰囲気プラス彼女の強烈な個性で甦らせ人気を博しています。そしてマリー・マクギリスはそのジャネットに次ぐオールド・タイム・レディのニュー・フェイス。エンターテイナーに徹するかのごとくのジャネットに対し、より本格的な“歌”を唄うマリー・マクギリス。歌好きの私といたしましては、正直マリーの方が好みなのであります。

今年の秋、新宿ディスク・ユニオンで初めてマリーの存在を知り、(その時は半信半疑でCDは買わなかったのですが…、)帰宅後早速ネットで視聴し一声聴いて虜になりました。豊かな声量からくる芳醇な響きは、ドリーミー且つノスタルジックでありながらブルースやジャズの猥雑さをジワリと醸し出します。そしてまだ可憐さを残しながらも華やかなルックスは弱冠24歳と言いますから、アメリカって凄いなと。そしてこんなに早くこの日本で彼女の生の歌声が聴けるとは!

照れくさそうに片言の日本語を交えながら次々に米オールド・ソングを歌っていくマリー。新作からのレパートリーはもちろん、古いスタンダードやポピュラー・ソングなどを表情豊かに歌っていきます。声は想像以上にパワフルで、高い声を張り上げるときなどはかなり荒っぽく歌う。かと思えば静かな曲では繊細且つ艶やかに。このコントラストがまた良いんですよね。アップテンポの曲では軽くステップを踏みながらスウィンギーに、そしてスローな曲では観客に歌いかけるように、もしくはまるでトミー・デイビーに求愛するがごとくに。とにかくキュート!

また、インスト曲ではそのトミー・デイビーが聴かせてくれました。卓越したテクニックと華麗なコード・ワークでジプシーの哀愁を情感豊かに表現。そして日本勢二人も大健闘だったと思います。第一部では誰がソロを取るか最初に相談しあったり、探り探りな感じがありましたが、第2部になると馴れてきたのか3人で自由自在にソロを回したりと、ライヴ感たっぷりの演奏で盛り上げてくれました。

特にマリーはウッドベース奏者のサーヤが気に入った様子で、ことあるごとに「サヤー!」と叫んでました。まさか日本に米オールド・ソングを弾きこなす若い女性ウッドベース奏者が居るとなんて…、驚いたでしょうね。私も驚きましたけど!

トミー・デイビーは、ほとんどの曲で素晴らしいギター・ソロを披露してくれた一方、案外、曲によって得意、不得意があるようで、確か「Blue Room」(ペリー・コモ)だったかな?では途中でギター・ソロを諦めて、照れ笑いしながら“ダメだ~”という表情で頭を抱えてしまったり。そして行き場を失ったバンド演奏陣を見かねて、マリーがすかさず低い声で「サヤ~!」と。“あなた何とかして~!”みたいな。そして笑顔でソロを弾くサーヤさん。でもこんな展開もバンド間の信頼と小さな箱ならではのライヴが成せる楽しい瞬間でしたね。

で、曲目については正直良く分かりませんでした。メモも取りませんでしたし…。なんとなく耳馴染みのあるような曲を沢山演ってくれましたが、私は勉強不足で、スタンダードやポピュラー・ソングについては曲名までビシッと分からないんですよね~。新作からの曲も含めて、もう記憶が曖昧になっています。でも本編最後に演った曲は覚えています。トラディショナル・ブルースの「Sweet Lovin' Ol Soul」。元祖オールド・タイム・レディーであるマリア・マルダーが05年のアルバムでタイトル・トラックとして取り上げたことで有名な曲ですね。こういう曲で締めるマリーはやっぱり素敵な人ですね。ドスの効いたマリア・マルダーとはまた違う、マリーならではの迫力とブルース・フィーリングに溢れた素晴らしい歌声でした。これは本当に痺れました!

アンコールはトミー・デイビーのソロ・ギター演奏で終了。マリー・マクギリスのソロ・コンサートというより、マリー・マクギリス・フューチャリング・トミー・デイビーといった内容でしたが、スタンダードとジプシー・スウィングが見事にブレンドされた素晴らしいライヴでした。良い歌に、最高の歌声、そしてホットな演奏。これさえあればって感じでしたね!


さて、こんなアットホームな空間でしたから、もう一つお楽しみがありました。私は一番後ろのカウンターのところで観ていたのですが(一番後ろといっても、前から数えて3番目の席…)、休憩時間にマリーが私のすぐ横に来てカウンターごしにちょっと困ってる様子。そして意を決したように「お・み・ず・くだざ~い!」みたいな。ちょっと可愛かったです。で、私の隣のお客さんがマリーにサインを頂いてたので、すかさず私も便乗してサインをもらいました!

「ワッチャ・ネイム?」みたいに聞かれたので、「リョージ!」と答えましたら、何だか困ってる様子だったので、「R、Y、…」と指で机に書きながら教えていきました。するとマリーも私の後を「R、Y、」と楽しげに復唱しながら書いてくれました。しかし順調に「RY」まで書いた後、何故か「ユー!」と言いながら、あろうことか“R”と“Y”の間に小さな“U”をねじ入れてしまったのです…。「え~!!!」って感じでしたが、ま、それもいい思い出ということで。その後の“O、J、I”は上手くいきました。サイン以外にもメッセージを書いてくれて、嬉しい限りです!

それにしても満足に自分の名前の綴りすら説明できない私の英語力にちょっぴり悲しくないました。しかしマリーは何故“U”を入れたかったんでしょう???


*上の写真はマリー・マクギリスの最新作「SITTIN' IN THE CATBIRD SEAT」。バックにはジャネット・クラインのパーラー・ボーイズのメンバーも何人か参加していまして、ジャネットが今年のフジロックに出演した際にバックで来日したジョン・レノルズ(G/Banjo)とベニー・ブライダン(Violin)も居ます。彼等の演奏とマリーの歌声からは、ビング・クロスビー、ビリー・ホリデイ、ファッツ・ウォーラー、エラ・フィッツジェラルド、ベッシー・スミス、ベニー・グッドマンなど、オールド・タイム・アメリカンな息吹がたっぷりと味わえます。そして下の写真がサインを頂いた裏ジャケット。

また、マリーの今回の来日の真の目的は、実は大阪のスウィート・ホリワイアンズとレコーディングすることに有り、そのアルバムが来年夏にリリース予定だとか。このスウィート・ホリワイアンズというバンドも私は良く知らないのですが、昨晩のジプシー・バカボンズにしろ、なんだか日本も侮れませんね。しかもこのレコーディングは、日本で「SITTIN' IN THE CATBIRD SEAT」が発売される前から決まっていた話しのようですし、こんな海を離れた島国のバンドと交流のあるマリー・マクギリスって、いったい何者ですか?



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ネヴィル・ブラザーズ@JCBホール まとめ

2008-11-02 11:52:59 | ソウル、ファンク
THE NEVILLE BROTHERS / WALKIN' IN THE SHADOW OF LIFE

ネヴィル・ブラザーズの来日公演の興奮冷めやらぬ今日この頃です。ネヴィルズの話題でまだ引っ張るのか?って感じですけど…。いや~、東京公演2日目は良かった~。「Hey Pocky Way」に「Tipitina」、さらに「Big Chief」、最高に盛り上がりました。でも東京両日のセット・リストを見比べると、案外そうでもないかも、みたいな。くどいですが、2日間のセット・リストは以下の通り。

08年10月28日JCBホール
01. Fiyo On The Bayou
02. No Butts No Maybes~They All Asked For You
03. Africa
04. Brother Jake
05. Fever
06. Everybody Plays The Fool
07. Besame Mucho (Charles solo)
08. R&R Medley 1
  Johnny B. Goode~Bony Moronie~Dizzy Miss Lizzy~
  Slow Down~Oh Boy~Long Tall Sally
09. R&R Medley 2
  Rockin' Pneumonia and the Boogie Woogie Flu~
  Something You Got~I Know~Everybody Loves A Lover
10. Brother John~Iko Iko~Jambalaya
11. A Change Is Gonna Come
12. ? (Charles solo)
13. It Ain't No Use
14. Voo Doo
15. Tell It Like It Is
16. Yellow Moon
 -encore-
17. Amazing Grace~One Love~People Get Ready


08年10月29日JCBホール
01. Fiyo On The Bayou
02. No Butts No Maybes~They All Asked For You
03. Africa
04. Brother Jake
05. Mojo Hannah
06. Voo Doo
07. Everybody Plays The Fool
08. Besame Mucho (Charles solo)
09. Hey Pocky Way
10. Tipitina
11. R&R Medley
  Johnny B. Goode~Bony Moronie~Dizzy Miss Lizzy~
  Slow Down~Oh Boy~Long Tall Sally
12. ? (Charles solo)
13. Big Chief
14. Tell It Like It Is
15. Yellow Moon
 -encore-
16. Amazing Grace~One Love~People Get Ready

こうやって比較してみると、今回のネヴィル・ブラザーズのハイライトは、案外28日のメドレー3連発じゃないかと…? 特に後半2つのメドレー、09、10、はニューオーリンズ・クラシックな雰囲気が濃厚なもの。それにその前の08だって王道R&Rでありながら、そのとんがった魅力より、クラシックとしての愛らしさを前面に出した楽しいメドレーでした。ある意味ニューオーリンズ的とも言えるでしょう。なのでこの3連発はネヴィルス流の、愛すべき、古き良きニューオーリンズ・サウンドが存分に味わえるメドレーだったのです。さらに序盤にシリルが歌った02だってそうです。その魅力は“熱さ”よりも"暖かさ”。歌も含めたこれらメドレーでのネヴィルズの演奏は愛情たっぷりの素晴らしいものでした。人懐っこく、もっちゃりとしたオールド・タイムなニューオーリンズR&B。そんな息吹をたっぷりと味わえるライヴ。そんなの日本ではなかなか味わえませんよ。もちろん私もこのメドレーには興奮しました! ですが私の心はどうしてもシリルの熱さと、ファンキーなネヴィルズを期待していたのです。それがそもそも間違いだったということでなんですよね。出来ればニューオーリンズ・クラシックなモードでこの日のステージをもう一度見直したいな、なんて思ったりもする今日この頃です。

それにしてもネヴィル・ブラザーズって面白いバンドですね。だって確実に盛り上がりの沸点に到達する「Tipitina」と「Big Chief」、似たタイプのこの2曲を両日に散らさずに、敢えて29日に固めてきているんですから。例えばローリング・ストーンズだってコンサートごとに曲目が変わります。マニアにとってこの日はアレを演ったけど、あの日はあっちを演った、みたいな話題に事欠きません。ですがそのツアーの見せ場はカチッと決まっていて、選曲によって印象ががらりと変わるなんてことは無いと思います。ですが今回のネヴィル・ブラザーズは逆で、変動する曲目こそが胆だったのですから。

もちろん28日なら2種類のメドレー。29日なら「Tipitina」と「Big Chief」です。前者が愛すべきニューオーリンズ・クラシックなら後者はパーカッシヴで熱いカーニバル。と言っても日ごとにそれぞれで明確なテーマがある訳ではなく、あくまでもオリジナル曲を核とした、ネヴィル・ブラザーズとしての一貫したステージとして成り立ちながら、微妙に違った見せ方をする。2DAYSだからこそのセット・リストかもしれませんね。片方だけを観てもネヴィル・ブラザーズらしいステージを堪能出来、両日行ってもそれぞれで違った印象のステージを楽しめる。このあたりのさじ加減、流石は世界最高のライヴ・バンドと言われるだけのことはありますよね。

それに28日は後半にアーロン・ネヴィルがリード・ヴォーカルをとる曲が固まっていたため、アーロン色が濃かったようにも思います。ですが29日は「A Change Is Gonna Come」、もしくはそれに代わる曲を演らなかったこともあり、アーロン色は薄め、代わりにシリルが頑張った、という印象ですね。もちろんこの日は前半のアートの元気振りも特筆もの。そして両日ともチャールズは全開でした。

それと、これは今に始まったことではありませんが、バック・メンバーを微妙にマイナー・チェンジしながらも、根本的なネヴィル・サウンドは揺るぎないという事実。これは見事としか言いようがありません。あのグルーヴは唯一無比ですね。やはりウィリー・グリーンのドラムスとシリルのパーカッジョンの存在は絶大。それと今回特に感じたのはアートのオルガン。私個人の話ですが、2日間のうち、29日の方がアートのオルガンが良く聴こえたことと、その日の方が断然よくノレた事実は無関係ではないと思います。ネヴィルズ不変のグルーヴの胆は案外アートのオルガンなのかもしれません。長兄は偉大なり。


さて、ネヴィルズについてはまだまだ書き足りないぐらいですが、きりがないのでとりあえずはこの辺で。最後に、何はともあれ、よくぞ来日してくれました! 4兄弟皆様、それぞれ歳をとりましたよね。杖を付きながらのアートも心配ですし、アーロンも持病の喘息があると聞きます。そんななか、はるばる日本にまで来て素晴らしい音楽を届けてくれたことは、本当に嬉しいですし、感謝の気持ちで一杯です。願わくば、これからも体に気遣いながら、いつまでもいつまでも素晴らしい音楽を届け続けて欲しいです。そしてまた来日して欲しいです! なんていったら贅沢ですか? いやぜひに! 今度は息子達も連れて!

*写真はネヴィル・ブラザーズ現在の最新作となる、05年のアルバム「WALKIN' IN THE SHADOW OF LIFE」。



~関連過去ブログ~ お時間有ったらぜひ!

 08.10.31 ネヴィル・ブラザーズ@JCBホール 2
 08.10.30 ネヴィル・ブラザーズ@JCBホール 1
 08.10.28 アート・ネヴィル
 08.10.26 チャールズ・ネヴィル
 08.10.25 シリル・ネヴィル
 08.10.24 アーロン・ネヴィル


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