ルーツな日記

フジロックブログが終わり、
サマソニブログと相成りますがどうぞ宜しく。
サマソニの雰囲気を現地よりお届けいたします!

Bent Van Looy @六本木ヒルズ

2018-09-22 22:30:38 | SSW
9月19日から24日まで六本木ヒルズのヒルズアリーナにて開催中の「ベルギービールウィークエンド」。もちろんベルギー・ビールの祭典ですが、ベルギーのアーティストによるフリーライヴが見れたりするので、アルコールが苦手な私も毎年楽しみにしていたりするのです。

本日9月22日は、シンガーソングライターのBent Van Looy(ベント・ファン・ルーイ)と、エレクトロ・ロックバンドのGoose(グース)によるエネルギッシュなライヴがありました。

ベント・ファン・ルーイは、シンガーソングライターと言っても、そもそもダス・ポップという、来日経験もあるロックバンドのフロントマンですし、あのソウルワックスのツアーメンバーとしてドラムを叩いていたり、なかなか多岐にわたる活動をしている人。ソロとしてもジェイソン・フォークナーのプロデュースの元、2枚のアルバムをリリースしていますし、一作年には来日もしていますね。

そんなベント・ファン・ルーイのステージ、曲ごとに鍵盤弾き語り、ウクレレ弾き語りと楽器を持ち替え、ポップセンスにセンチメンタルを滲ませた美メロ曲を次々に披露してくれました。まだ明るい時間帯のビールのイベントと言う独特な雰囲気のなか、お客さん達とシンガロングしたりも有りの、およそ50分間の熱演でした。


そして日も暮れて、グース。こちらはエレクトロ・ロックバンドとのことですが、結成当初はAC/DCのカバーをしていたとか。ですが、ステージは完全にエレクトロ・ロックでしたね。強力なダンスビートでアリーナが巨大ディスコのような雰囲気に。






ちなみに、ベント・ファン・ルーイは23日(日)、グースは23日(日)、24日(月)にも出演予定のようです。


ベルギービールウィークエンド→ https://belgianbeerweekend.jp/2018/ja/tokyo
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雪ジャケ

2018-01-22 22:54:19 | SSW
EDDIE MOTTAU / NO TURNING AROUND

東京は久しぶりにがっつりと積雪しています。昨年はほとんど雪が降らず、積もることも無かったこともあり、一面の雪景色はまぶしいぐらいです。

さて、初雪恒例の雪ジャケです。今年はエディ・モトウ。ジョン・レノンの作品に参加していることでも知られるアーティストですが、70年代に2枚のソロ・アルバムを残しています。こちらはファースト作。73年のリリース。70年代SSW作品の隠れ名盤ですね。プロデュースはPP&Mのポール・ストゥーキー。昨年6月に亡くなられた、シー・レヴェルで活躍したギタリスト、ジミー・ノールズも良い仕事しています。




2016-01-18 雪ジャケ THE JAYHAWKS / HOLLYWOOD TOWN HALL 
2015-01-30 雪ジャケ THE ORNETTE COLEMAN TRIO/ AT THE "GOLDEN CIRCLE" STOCKHOLM VOL.1 
2014-02-08 雪ジャケ BRUCE COCKBOURN/ HIGH WINDS, WHITE SKY 
2013-01-14 雪ジャケ MUD ACRES / WOODSTOCK MOUNTAINS 
2012-01-23 雪ジャケ STEPHEN STILLS / STEPHEN STILLS 
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プリシラ・アーン @ 代官山Space Odd

2017-05-25 23:07:08 | SSW
5月23日、代官山Space Odd にて、プリシラ・アーンを観てまいりました。

いやもう、トロットロでしたよ!! 今回のバック・メンバーはウェンディ・ウォンただ一人。プリシラ・アーンと言うと、アコースティック・ギターを弾きながらのフォーク・シンガー的なイメージが強いですよね? でも実は来日公演ではドラムスの入ったバンド編成が多く、特にこの日のような単独フルセットのライヴで、これだけシンプルな編成って珍しいんです。今回はウェンディ・ウォンが曲によって、ベース、ギター、キーボードを弾き分けていましたが、それも必要最小限のサポートのみで、基本的にはプリシラのアコギ弾き語りライヴな雰囲気で、とても親密感があって良かったです! こういうライヴを観たかったんですよ!! シンプルゆえのアットホームな空気感に溶け込むピュア・ヴォイス、アコギの音色、そして彼女の柔らかいフィーリングが、会場を包み込んだおよそ90分弱、私の聴きたかったプリシラ・アーンをたっぷり堪能させて頂きました!

ポップな曲が並んだ序盤。デビュー作からの「I Don't Think So」や「Red Cape」も良かったですし、ちょっぴりアンニュイな「Oo La La」や、日本語詩がナチュラルに響く「やさしさに包まれたなら」など、プリシラらしいポップさが素敵でしたね。こういうアップテンポの曲を清々しく吹き抜けるようなプリシラの透明感溢れるピュア・ヴォイスにはホントうっとりですよね。この日のプリシラは、白地にドットのような柄のワンピースが良く似合っていましたが、歌声共々、必要以上に飾らない素朴さがまた良いんですよね〜。

そしてこの日の白眉は、やはりスロー・ナンバーでした。例えば新作「LA LA LA」からの「Leaves」。ライヴで聴いたのは初めてです。CD収録ヴァージョンは歌にもエフェクトがかかっていて幻想的な雰囲気ですが、そんな装飾を廃したほぼアコギ弾き語りで歌われるこの曲のしっとりとした味わいは素晴らしかったですね。そして「Fine on the Outside」。切ないメロディー、ささやくような歌声、聴いてると映画「思い出のマーニー」の色々なシーンが脳裏を過るようでした。過去と現在が交差する甘酸っぱい感じ、滲みましたね〜。ウェンディ・ウォンとのハーモニーもステキだった「With You」や、サビでのエモーショナルな歌唱が印象的な「Wallflower」にもうっとりでした。さらに極めつけは「City Lights (Pretty Lights)」。これ、2nd作収録の古い曲ですが、ライヴで聴くのは初めてかもしれません。影のあるメロディーがプリシラの美しい声と相まって得も言われぬ味わい。フットスイッチで自身の声を重ねた“ooh♪”のコーラスの美しさと言ったら!

そんなスロー・ナンバーが極上の美しさを醸す一方で、華麗なフィンガー・ピッキングのスピード感に陰影のある歌声がのる「In A Tree」とか、リズムボックスを使ったオルタナ感が秀逸な「You And Me」とか、さらにはギターではなく、テノリオンを片手に歌った「In a Closet in the Middle of the Night」など、ヴァラエティに富んだ曲調、演奏で楽しませてくれたプリシラ・アーン。「In a Closet in the Middle of the Night」の終盤での、一人多重コーラスの広がりも素晴らしかった!

今回のライヴはかなりフォーキーな面の強いものではありましたが、ただ単にフォーキーなだけではない、プリシラらしいモダンさも際だっていました。テノリオンや、リズムボックスの使用はもちろん、ウェンディ・ウォンの楽器の持ち替えもそんな雰囲気に一役買ってました。そして何と言っても、一人多重コーラスですよ!シンプルな演奏なだけに、ひときわその美しさが際立ってましたね。

楽器演奏をループさせることは、数え切れない程のアーティストがやっていますが、自分の声をリアルタイムで重ねていくというのは、プリシラ以外に見たことがありません。おそらく、プリシラの声だからこその効果なんでしょうね。純度100%のピュアヴォイスだからこそ、重ねれば重ねるほど透明度を増すような美しさ。しかも突然プリシラの声が重なり、万華鏡のように広がっていく様は、分かっていても神秘的です。「Dream」の美しさとか、言わずもがなですね。ホント、何度も聴いてる曲ですけと、聴くたびに溜息ものの美しさです。

その「Dream」から、「サヨナラCOLOR」、「Desert Lullaby」、「Moon River」という終盤は絶品でしたね。もう、うっとりしっぱなし。そしてアンコールは待ってましたの「Masters in China」ですよ!私はプリシラの歌う「Masters in China」が大好きなので、最後にやってくれて嬉しかったです!

それにしてもプリシラ・アーン、私にとって彼女のライヴはいつも最高ですが、今回は特に密度か濃かったように思います。シンプルな編成はもちろん、スタンディングのライヴハウスというのが、いつものビルボードライヴではない、また違った空気感で良かったのかもしれません。立ちっぱなしゆえに、「足、大丈夫ですか?疲れたね。」と、観客達を日本語で労ってくれたのも印象的でした。もちろん、他にも日本語を沢山喋ってくれましたし。あと、テノリオンでちょっとミスってしまい、驚いた表情をしていたのが、プリシラらしくて可愛かった!



この日のセットリストはこんな感じでした↓ 今回は中国ツアーの帰りにちょっと寄ったという感じの東京一回限りのライヴでした。ですがこのセットリストは日本向けに組み直したんでしょうね。中国ではどんなセットリストだったんでしょう?そちらも気になります。

01. ひこうき雲
02. I Don't Think So
03. Oo La La
04. Forever & Forever
05. やさしさに包まれたなら
06. Red Cape
07. Leaves
08. In a Closet in the Middle of the Night
09. In A Tree
10. Fine on the Outside
11. With You
12. Wallflower
13. Best I Can
14. You And Me
15. City Lights (Pretty Lights)
16. Country Roads
17. Song Of Hope
18. Dream
19. サヨナラCOLOR
20. Desert Lullaby
21. Moon River
----------------------
22. Masters in China



*写真は、このライヴの翌日発売のCDで、昨年のビルボードライヴ東京公演を録音したライヴ盤。残念ながらサイン会はなかったのですが、小さな直筆サイン色紙が付いてきました。





よろしければこちらもどうぞ!!(以前のライヴレポです)


2016-05-27  プリシラ・アーン@ビルボードライヴ東京(2016年5月27日 Billboard Live TOKYO 2nd)
2014-12-23  プリシラ・アーン@めぐろパーシモンホール(2014年12月3日 めぐろパーシモンホール)
2013-08-29  フジロック ベスト・ナチュラル(2013年7月27日 FUJIROCK RED MARQUEE)
2012-07-22  プリシラ・アーン@ビルボードライヴ東京(2012年7月18日 Billboard Live TOKYO 2nd)
2012-07-17  プリシラ・アーン@渋谷タワーレコード(2012年7月16日 タワーレコード渋谷店)
2012-07-16  プリシラ・アーン@ミッドタウン東京(2012年7月15日 Mercedes-Benz Experience)
2011-08-25  プリシラ・アーン@ビルボードライヴ東京(2011年8月17日 Billboard Live TOKYO 2nd)
2009-08-05  フジロック・ベスト5 第4位!(2009年7月25日 FUJIROCK ORANGE COURT)
2009-01-08  プリシラ・アーン@ビルボードライヴ東京(2008年11月30日 Billboard Live TOKYO 2nd)
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ノラ・ジョーンズ @武道館

2017-04-18 18:37:20 | SSW
4月13日、日本武道館にて、ノラ・ジョーンズを観て参りました。武道館3Daysの初日、1階西スタンド。良い席とは言えませんでしたが、それでもノラの魅力をたっぷり堪能して参りました。

オープニングアクトのAloysius 3 は、ピート・レム(organ)、グレッグ・ヴィツォレク(ds)、ダン・リード(g)の3人によるバンドで、ピート・レムとグレッグ・ヴィツォレクの2人はザ・キャンドルズのメンバーでもあり、ノラ・ジョーンズのバックも務めるであろう人達。オルガンを前面に出したルーツ指向のインディー・ロックといった風情でなかなか良かったです。ダン・リードのエレキ・ギターやスティール・ギターにも光るものがありましたが、やはりピート・レムのオルガンでしょう! インスト主体なこともあり、オルガン・ジャズ的な雰囲気も濃厚に感じられました。ある意味、新作でジャズ回帰に舵を切ったノラの趣向にも、充分対応出来るジャズ・フィーリングを見せつけたような、そんなステージでもありました。

しばしの休憩を挟み、バンドメンバーと共にいよいよ主役、ノラ・ジョーンズの登場。ピアノの前に座り、1曲目は「I’ve Got to See You Again」。いきなりデビュー・アルバム「COME AWAY WITH ME」収録曲に静かに胸躍りましたね。その歌声の、若かりし頃とはまた違う、芳醇な味わいにうっとりでした。最新作「DAY BRAKE」より「Tragedy」、「LITTLE BROKEN HEARTS」から「Out on the Road」、「THE FALL」から「Waiting」、アルバム未収録の初期曲「Something Is Calling You」、再び「DAY BRAKE」よりニール・ヤングのカヴァー「Don’t Be Denied」と、各時代からヴァラエティ豊かな曲が並びながらも、現在のノラ・ジョーンズの魅力に統一されている印象。5年振りに生で聴くノラの歌声と、飾りすぎない卓越したアレンジをさりげなく聴かせるバンドの演奏も良い。そのバンド・メンバーは、おそらく、ザ・キャンドルズから、ジェイソン・ロバーツ(g)、ピート・レム(organ)、ジョシュ・ラタンジ(b)、グレッグ・ヴィツォレク(ds)という面々か? 「LITTLE BROKEN HEARTS」のツアーからノラのバック・バンドを務めている彼ら、ノラとの親和性は増々高くなっているようです。

ちなみに「Something Is Calling You」はジェシー・ハリスの01年作「CROOKED LINES」でノラがピアノを弾いていた曲で、「COME AWAY WITH ME」のデモ録音ではノラのヴァージョンも録音されていたものの、アルバムからは外されていた曲。当時もライヴでは歌っていたようですが、そんなレア曲が聴けるとは!!少々驚きました!

「Chasing Pirates」からはさらに表情豊かな楽曲が並びます。プスンブーツのロックンロール「Don’t Know What It Means」で弾け、「NOT TOO LATE」からフォーキーな「Wake Me Up」でチルアウト。そのチル感を引き継ぎながらジワジワと高揚感を上げていく「Nightingale」は、デビュー作リリース時のオーガニックな浮遊感を残しつつ、よりロックなエモ感を増したアレンジが格好良かった!終盤のギタリストさんによる長尺ギター・ソロも圧巻でした。そして待ってましたの「Don’t Know Why」という、そんな緩急付けた展開も見事でしたね。ノラはステージ中央のキーボードを弾いたり、エレキ・ギターやアコースティック・ギターを弾いたり、またピアノに戻ったりと、頻繁に楽器を持ち替えながら、ノラらしい、柔らかくも深遠な世界を作りあげていきます。

ほぼピアノ弾き語りのような雰囲気で披露された「Don’t Know Why」が素晴らしかったのはもちろん、ここから数曲は、ドラムやベースが入ったりしながらのアコースティック・セクションな感じで、一層ノラの繊細な歌声が滲みるようでした。特に「FEELS LIKE HOME」収録ヴァージョンより静けさを増したような「Humble Me」の素晴らしかったこと!ノラの消え入りそうな歌声に見も心も奪われましたね。Aloysius 3からダン・リードのスティール・ギターも良い塩梅でした。またピアノ弾き語りによる「Little Broken Hearts」も味わい深かったですし、デビュー作からの「Painter Song」も良かった!!

それにしてもノラ・ジョーンズの歌声、じっくりと聴くと、1曲の中でも、柔らかかったり、ブルージーだったり、ちょっと毒気が入ったり、様々に移ろっていくような、その繊細な表現力は、やはり生歌ならでは。ノラは来日中に風邪を引いてしまわれたとのことで、体調や、歌声への影響が心配されましたが、私はまったく気になりませんでしたね。CDで聴く以上に濃密な歌声でした!もちろんピアノも味わい深かった!


さて、再びバンドが戻っての最新作から「Flipside」と「Carry On」。最後は「The Fall」から「Stuck」。私は案外、ノラの弾くエレキ・ギター、特に独特のタイム感で紡がれるリフが好きなのですが、ようやくそれが聴ける曲の登場。ノラがイントロをやり直す場面もあったりしましたが、それもご愛嬌。良い演奏でした。もちろん歌も。最後はギタリストさんによる鋭角的なギターソロが炸裂し終了。

アンコールはメンバーがそれぞれ楽器を持ってステージ前に集まり、1本のマイクを囲ってのアコースティック・セッション。と言っても、ピート・レムはピアノを弾いてましたけどね。曲は「Sunrise」、「Creeping’ In」、「Come Away with Me」の3曲。このアンコールは前回の来日の時もやっていた趣向でしたが、その時は本編でバンドスタイルでやっていた「Creeping’ In」が、今回はここで聴けたのは嬉しかったですね!


いやはや、さすがノラ・ジョーンズ。ただただその歌声に聴き惚れた1時間30分強。もちろん、ひとつのショーとして極上でした。バンドの演奏も良かった!単独来日も決まったザ・キャンドルズは、今後注目されるでしょうね。




この日のセットリストはこんな感じ↓

01. I’ve Got to See You Again
02. Tragedy
03. Out on the Road
04. Waiting
05. Something Is Calling You
06. Don’t Be Denied
07. Chasing Pirates
08. Don’t Know What It Means
09. Wake Me Up
10. Nightingale
11. Don’t Know Why
12. It’s A Wonderful Time For Love
13. Humble Me
14. Little Broken Hearts
15. Painter Song
16. Flipside
17. Carry On
18. Stuck
---------------------------------
19. Sunrise
20. Creeping’ In
21. Come Away with Me



ノラ・ジョーンズの来日ツアーも、終わりが近づいてきて、各公演のセットリストも上がってきてますが、結構、その日、その日で変えてきてるんですよね。1曲目から「Peace」だったり、「Carry On」だったり、「Burn」だったりと様々。いやはや、面白いですね~
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プリシラ・アーン 来日決定!

2017-03-15 17:29:22 | SSW
Priscilla Ahn / All People Can Change


プリシラ・アーンの来日公演が発表になりました!!


東京 2017/5/23(火) 渋谷/代官山SPACE ODD
開場・開演 OPEN 18:30 / START 19:30
チケット ¥5,500-(税込/All Standing/1Drink別)

インフォメーション→クリエイティヴマン


プリシラ・アーンは昨年の5月に来日公演を行っているので、ちょうど1年振りですね。今回はクリエイティヴマンが招聘ということで、ちょっと意外でした。おそらく初めてですよね。プリシラというと、単独公演はビルボードライヴの印象が強いですけどし。「思い出のマーニー」を歌ってプチブレイクした時はホール・コンサートでしたが、その時もクリマンではなかったはず。プリシラ・アーンはフジロックに2度、ロック・イン・ジャパンに1度出演していますが、いよいよサマソニもあるかな?なんて期待したり。ガーデンなんか良いんじゃないですか? いや、その前にグリーンルームに出ちゃえば良いのに。日程的にも良い感じですしね。なんて言ってみたり。

来日公演のある5月にはライブアルバムもリリース予定だとか。そちらも楽しみです。


*写真は、2015年に、プリシラ・アーンがNHK広島によるドラマ「赤レンガ」に出演し、その主題歌と挿入歌を担当した際に配信限定でリリースされた3曲入りのシングル。



よろしければこちらもどうぞ!!(以前のライヴレポです)

2016年5月25日 プリシラ・アーン@ビルボードライヴ東京
2014年12月3日  プリシラ・アーン@めぐろパーシモンホール
2013年7月27日  プリシラ・アーン@FUJIROCK RED MARQUEE
2012年7月18日  プリシラ・アーン@ビルボードライヴ東京
2012年7月16日  プリシラ・アーン@渋谷タワーレコード
2012年7月15日  プリシラ・アーン@ミッドタウン東京 Mercedes-Benz
2011年8月17日  プリシラ・アーン@ビルボードライヴ東京
2009年7月25日  プリシラ・アーン@FUJIROCK ORANGE COURT
2008年11月30日  プリシラ・アーン@ビルボードライヴ東京
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プリシラ・アーン@ビルボードライヴ東京

2016-05-27 19:39:35 | SSW
5月25日、ビルボードライヴ東京にてプリシラ・アーンを見てまいりました!私が観たのは2ndショー。今回はSNS等によるリクエストを元にセットリストを組んだそうで、どんな選曲になっているのか、それも楽しみでした。


水色のワンピースを着てステージに登場したプリシラ・アーン。いたって自然で素朴な感じがプリシラらしい。バック・メンバーは、お馴染みのウェンディ・ウォン(Guitar, Bass, Background Vocals)とアーロン・レッドフィールド(Drums)、そしてイーサン・グルースカ(Keyboards, Background Vocals)の3人。

デビュー・アルバム「A GOOD DAY」から「Red Cape」で始まったステージ。アップテンポに弾むドラムのビートと、爽やかに駆け抜けるようなプリシラの歌声。そのナチュラルな美声に早くも癒されっぱなし。続いて最新作「LA LA LA」から「Forever & Forever」、2nd「WHEN YOU GROW UP」から「Oo La La」と、序盤はポップな曲が続く。プリシラ・アーンというと静謐な雰囲気がありますが、こういうポップなプリシラも素敵です!

とは言えやはりプリシラと言えばスロー・ナンバー。2nd作から「I Don’t Have Time To Be In Love」。こちらはプリシラが別プロジェクトとして組んでいる男女デュオ、SWEET HERATSの相方チャーリー・ワダムスとの共作曲で、何とも言えないスウィートな気だるさと、プリシラのピュアヴォイスが絶妙でした!続いて宇多田ヒカルのカヴァー「ぼくはくま」。可愛らしい曲でプリシラにぴったり。

そして個人的にこの日のハイライト、「Masters in China」。こちらは1st作からベンジ・ヒューズのカヴァーなんですけど、いやもうホントにうっとりでしたね。目をつむるようにしっとりとした陶酔感を漂わせながら歌うプリシラのその歌声は、まるでゆったりと空気に溶け込んでゆくかのようであり、時折消え入りそうになる儚さを伴いながら、静かに深くエモーショナルを染み入らせていく。素晴らしかった!これこそ私が聴きたかったプリシラ・アーンですよ!!これリクエストしてくれた方に感謝です!

続いてフィンガー・ピッキングも鮮やかな「In A Tree」。まるで「Masters in China」の魔力的な静けさを払しょくするかのような軽やかさが素敵でした。そしてジブリ映画「思い出のマーニー」の場面が目に浮かんでくるようだった「Fine on the Outside」、ウェンディ・ウォンとの静かなデュエットにただただ聴き惚れた「With You」。さらに「Rain」。なんとメジャーデビュー前の自主EPに収録されていた曲ですよ!エンディングが良いんですよね~。余韻を残すフットスイッチによるコーラスも美しかった!そして「This Is Where We are」から唯一披露された「You And Me」。アルバムで聴けるエレクトロニカとはまた違う、ストレートなアレンジが良い感じでした。

それにしても新旧織り交ぜた素敵な選曲ですよね~。もっと日本的な曲が多くなるかと思ってたのですが、そんなこともなく。とてもプリシラらしい選曲だったと思います。ファンもこういうプリシラを望んでるんだなと、ちょっと嬉しくなりました。選曲もヴァラエティに富んでましたが、プリシラも曲によってキーボードを弾いたり、ギターを弾いたり。バンドメンバーも出たり入ったりで、シンプルな中にも緩急のつけられた構成も見事でした。そして何と言ってもプリシラの歌声ですよ!もう本当にトロけてしまいそう。ず~っと浸かっていたかった…。


とは言えコンサートですから、終わりが近づいてくるんです。名曲「Dream」。もうこの曲は何度聴いても素晴らしいですね!そして「次の曲は子守歌なのであくびをしてもいいですよ」みたいな日本語MCも可愛らしかった「In My Bed」。眠くなるのとはまた違う甘いトリップ感に襲われる。さらに本編ラストは意外なカヴァー「Moon River」。ギター弾き語りによるこの曲がまた染みましたね~。静かにロマンチック。最高でした!



そしてアンコールは「Country Roads」。綺麗な日本語が心地よい。続いて「I Don't Think So」。こういう初期の定番曲をアンコールでやってくれるのも嬉しい。そして本当のラスト・ソングはユーミンの「ひこうき雲」。前回のめぐろパーシモンホールでもこの曲を最後にやっていましたね。思わず歌詞に聴き入ってしまいました。プリシラの綺麗な歌声がしみじみ。




およそ1時間10分ほどのステージ。プリシラ・アーンのピュア・ヴォイスをたっぷり堪能させていただきました。日本語を交えながら色々と喋ってもくれましたし、相変わらず柔らかい人柄にもうっとりでした。最後に「おやすみなさ~い!」と言ってステージを後にしたプリシラ・アーンは、お母さんになっても可愛らしい方でした!!




この日のセットリスト↓

01. Red Cape
02. Forever & Forever
03. Oo La La
04. I Don’t Have Time To Be In Love
05. ぼくはくま
06. Masters in China
07. In A Tree
08. Fine on the Outside
09. With You
10. Rain
11. You And Me
12. Dream
13. In My Bed
14. Moon River
-----------------------------------------
15. Country Roads
16. I Don't Think So
17. ひこうき雲








よろしければこちらもどうぞ!!(以前のライヴレポです)

2014-12-23  プリシラ・アーン@めぐろパーシモンホール(2014年12月3日 めぐろパーシモンホール)
2013-08-29  フジロック ベスト・ナチュラル(2013年7月27日 FUJIROCK RED MARQUEE)
2012-07-22  プリシラ・アーン@ビルボードライヴ東京(2012年7月18日 Billboard Live TOKYO 2nd)
2012-07-17  プリシラ・アーン@渋谷タワーレコード(2012年7月16日 タワーレコード渋谷店)
2012-07-16  プリシラ・アーン@ミッドタウン東京(2012年7月15日 Mercedes-Benz Experience)
2011-08-25  プリシラ・アーン@ビルボードライヴ東京(2011年8月17日 Billboard Live TOKYO 2nd)
2009-08-05  フジロック・ベスト5 第4位!(2009年7月25日 FUJIROCK ORANGE COURT)
2009-01-08  プリシラ・アーン@ビルボードライヴ東京(2008年11月30日 Billboard Live TOKYO 2nd)
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プリシラ・アーン

2016-05-25 21:12:23 | SSW
CD買うとサイン色紙がつくということは、サイン会は無いってこと?超残念なんですけど~。





帰宅後追記:

プリシラ・アーン、凄く良かったです!今回はリクエストからセットリストを決めたそうですが、新旧織り交ぜた楽曲が選ばれ、これまでの活動で培われた彼女の歌世界をたっぷり堪能させていただきました。そしてサイン会はやっぱりありませんでした。残念。ライヴの詳しいレポはまた後日書きますね。
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@ビルボードライヴ東京

2016-05-25 20:57:36 | SSW
今日はこれからビルボードライヴ東京にてプリシラ・アーン!超楽しみ!!
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ダイアン・バーチ @ビルボードライヴ東京

2016-05-20 19:55:44 | SSW
5月9日、ビルボードライヴ東京にて、ダイアン・バーチのライヴを観てまいりました!!この日は日本公演の初日で、私が観たのはその1stショー。


09年のデビュー作「BIBLE BELT」により古き良きSSWやニューソウル的なフィーリングで颯爽とシーンに登場し、2014年の2nd作「SPEAK A LITTLE LOUDER」ではより現代的、オルタナ的な方向にシフトし、今年リリースされたばかりの最新作「NOUS」では、さらにダークに、内省的な深みを増した世界を聴かせてくれるなど、作品を重ねるごとに進化を遂げている彼女。2014年以来2年振りの来日公演です。


客電が落ち、バンド・メンバーが登場。エリヤ・ライヒェン(Key)、スチュアート・マシューマン(Sax)、マーティン・シュトゥンプフ(B)、ヤニス・ゲルラッハ(Ds)の4人。2014年の前回来日からバンドを一新してきましたね、現在ダイアン・バーチが活動拠点としているというベルリンの人脈でしょうか?そのベルリン録音となった最新作「NOUS」にも参加したサックス奏者のスチュアート・マシューマンは、あのシャーデーのバックを長年務めてきている人。前回はビン・ジ・リンというメロウ・フィオーリングな職人ギタリストが核になっていた印象でしたが、今回はこのスチュアート・マシューマンが鍵になりそう。


さて、バンド・メンバーに続いてステージに上がったダイアン・バーチ。シックなドレスに身を包んでいるものの、深く切れ込みの入ったスカートはかなりセクシー。そして一言「こんばんは」と挨拶してピアノを弾き始める。その儚げな音色に導かれる曲は、最新作「NOUS」から「Stand Under My Love」。聴く者の内面を緩やかに浸食するかのようなバンド・グルーヴ、独特の緊張感のなか響くダイアンの歌声にうっとり。あのソウルフルな美声はそのままに、より深みを増した歌表現に心を打たれます。

そして2曲目以降も「Kings Of Queens」、「How Long」、「Walk On Water」と、新作「NOUS」からの楽曲が続き、その世界観をどっぷりと聴かせてくれる。中でも、深く沈み込むような曲調に物悲しく映えるダイアンのファルセットが美しかった「Kings Of Queens」とか、、幽玄なサウンドスケープにスチュアート・マシューマンのサックスの音色とダイアンの歌声が交差する「Walk On Water」辺りは特に素晴らしかったですね~。スタジオ作で聴かれるアンヴィエントな雰囲気を、生演奏ならではの人間味で捉えたようなバンドアレンジも見事でした。

続いてダイアンが思わせ振りにピアノを弾き始めたそのイントロは、1st作「BIBLE BELT」から「Fools」。やはり待ってました!ですよね。なんだかんだ言って、みんなデビュー作への思い入れは強いんですよ。序盤はなんとなく「NOUS」のウェットな質感を引き継いでいるような雰囲気を感じさせつつ、サビを終えたあたりから勢いづき、2番を歌いだす頃には観客席から手拍子もかかると、ダイアンの歌声もみるみるソウルフルに加速していく。そこにスチュアート・マシューマンによる爽快感抜群のサックスソロが追い打ちを賭け、ライヴならではのスイートな躍動感が駆け抜ける。やっぱり名曲。ですがこの日の個人的ハイライトは次の曲だったり。

続いてデビュー作から「Fire Escape」。いや~、これはダイアン・バーチのソウルフルなゴスペル・フィーリングが爆発でした!!素晴らしかった!もう本当に聴き惚れましたよ!ここぞというところで一人多重コーラス的なエフェクトをかける辺りも憎かったですね。ダイアンの歌声というのは何処か不思議な存在感がありますよね。爽やかでありながら、ディープな感性を内包している。エモーショナルに発散しながらも静けさが感じられる。この曲では特にそういうダイアンの魅力をたっぷり堪能させて頂きました。

さて、ステージはダイアンのピアノ弾き語りコーナーへ。まずはスチュアート・マシューマンのサックスとのデュオで再び「NOUS」から「Woman」。ピアノと歌とサックスによる、何処か教会を思わすような静寂とした雰囲気が素晴らしかった! さらに切れ目無しに「Smooth Operator」。来ました!シャーデーのカヴァーですよ!こういうサプライズは嬉しいですね。もちろんスチュアート・マシューマンのサックスも最高。そしてそのスチュアートもいったんステージを去り、いよいよダイアン一人の弾き語りに。曲は「Magic View」。これもデビュー作からですけど、意外と言うか、かなり渋い選曲ですよね。もちろん絶品でした。レアな選曲はまだ続きます。次はなんと新曲。おそらく「ライヴでやるのは初めて」とか「間違えたらすいません」とか言っていたように思います。「NOUS」に連なる魅力の曲でした。(後日公開されたセットリストによりますと「JUNO」という曲だそうです。)

いつの間にかバンドメンバーも戻ってきていて、いよいよステージも終盤。2nd作「SPEAK A LITTLE LOUDER」からタイトル曲「Speak A Little louder」と「Superstars」。それまでずーっとピアノの前に座りっぱなしだったダイアンでしたが「Speak A Little louder」では立ち上がってピアノから離れて歌う場面も。立ち上がるとすらっとしていてまるでモデルさんのような美しさ。参りますね~。そしてメンバー紹介を兼ねてバンド・メンバーによるグルーヴィーなインスト曲から名曲「Nothing But A Miracle」へ。

キーボーディストのエリヤ・ライヒェンがエレピでイントロを弾くのをダイアンが遮り、自分でエレピを弾いてみるも上手く弾けない、なんていうお茶目な場面もありつつ、あらためて仕切り直した「Nothing But A Miracle」はやっぱり素晴らしかった! こちらも名曲ですね。良い塩梅に崩して歌うダイアンの歌唱がまたラヴリーでした。やっぱりこの曲を聴かないと、という充足感に満たされ本編終了。

1stショーだからアンコールはないかな?なんて思っていましたが、ダイアンは戻ってきてくれました。ピアノ弾き語りで聴かせてくれた曲はなんとシネイド・オコナーで知られるプリンス作の「Nothing Compares 2 U」でした。もちろん先日亡くなられたプリンスに思いを馳せて。気持ちの入った素晴らしいカヴァーでした。終盤には、耳慣れないメロディーが繋げられていましたが、どうやらこちらもプリンスの「When Doves Cry」だったようですね。まるで「Nothing Compares 2 U」のアウトロのような素晴らしいアレンジでした。



この日のセットリスト↓

01. Stand Under My Love
02. Kings Of Queens
03. How Long
04. Walk On Water
05. Fools
06. Fire Escape
07. Woman
08. Smooth Operator
09. Magic View
10. JUNO(新曲)
11. Speak A Little louder
12. Superstars
13. ???(メンバー紹介 Inst)
14. Nothing But A Miracle
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15. Nothing Compares 2 U ~ When Doves Cry

メンバー紹介を兼ねたインスト曲は曲名分かりませんでした。セットリストにも載っていませんでしたし…。ジャムセッション風ではありましたが、しっかり曲として演奏された印象でした。誰かのカヴァーかもしれません。




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コメント

ダイアン・バーチ

2016-05-09 18:11:15 | SSW
ビルボードは2ndステージを見に来ることがほとんどなので、たまに1stに来ると外が明るくて新鮮。ステージの中央にダイアンが弾くグランド・ピアノが鎮座しております。
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