しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

銃後の女学生生活(笠岡高等女学校)

2021年01月15日 | 城見小・他校

(昭和14年新入生)「笠岡高校70年史」 笠岡高等学校 昭和47年発行



銃後の女学生生活

教育部(昭和15年)

4月24日 各学級より5個宛て、慰問袋を調整して岡山聯隊区へ託送す。

4月25日 各学区に別れて戦没勇士の墓参清掃をなす。

5月26日 応召遣家族へ第一次の奉仕作業を行なふ。主として麦刈りをなす。

6月4日 第二次奉仕作業を行をなす。
(7月1日)1.4.5年生遺家族の田植え奉仕をなす。
(7月3日)2.3年生同じく。

7月7日 支那事変記念日に付き前線将兵の労苦を偲びて慰問文730通を認め、郷土部隊へ送る。

7月17日~25日 8日間、大塚工場より委託されたる軍需服作業をなす。

9月12日 3.4.5年生によりて軍需品作業をなす。銃後奉仕強化運動期間実施要項。

10月7日 正午を期し戦没軍人の英霊追悼、傷病軍人の平癒及出征軍人の武運長久祈願。

10月11日 慰問品150包を岡山療養所へ送る。

12月9日 従軍看護婦宛慰問袋77個を送る。

12月24日 郷土部隊勇士宛の慰問文654通を認め姫路第48部隊本部へ発送す。


(千鳥29号)



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