ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

学校が基準になっていない?

2018-04-01 23:31:47 | 思うこと
4月に入りました。

暖かな日でした。
桜の花びらがあちらこちらに舞いおりていました。

小学生は中学生。
中学生は高校生。
高校生なら大学、専門学校、もしくは社会人。

もうすぐ新しい環境に飛び込んでいく子たち。

もしくは、新しいクラス、新しい先生、新しいお友達との出会いが待っている子たち。

そんなふうになればいいんですけどね。
そうはいかない子もいます。

春はより一層、悲しい季節になってしまう時もありますね。


2年前の春。

ケン太は無事、高校を卒業することができましたが、
フリーター希望というだけで、
その先のことは何も決まっていませんでした。

何も決まっていないことに親は不安になる。
普通はそうかもしれません。

でも、ギリギリまで卒業できるかどうかでしたから、
卒業後のことよりも、
まずは、卒業だけは決めてほしい・・・もう、それしかなかったです。

これから社会に出ると決めていたケン太なので、
「高卒」であるのとそうでないのとでは、職業選択の幅が違ってくる。
ただ、ただ、その思いでした。


そんな時にいただいたコメントがあります。
今はコメント欄を閉じていますが、これが最後のコメントです。

管理画面では最新コメントとしてずっと残ったままなので、
これまでも何回か開いて読んでいます。


卒業を喜んでおられるところに水を差すようで申し訳ありませんが…
課題やテストの結果がどうであろうと、卒業出来たと思います。
学校側は、便宜上、そういうシステムだと言っているだけで、
先生のさじ加減で、陰でいくらでも帳尻合わせられますから。
私学なら尚更。課題をギリギリまでやらない、
アルバイトもしない、進路指導にもきちんと向き合わない。
いくら高い学費を払ってくれると言えど、
わざわざ留年させてまで、学校に在籍させておきたくないのでは…って、客観的な意見です。
卒業と言えば聞こえが良いですが、進路も決まっていないのに、
追い出されたようにも見受けられます。
息子さんが世の中からも追い出されてしまうような人間になってしまわないように
サポートしてあげて欲しいと思います。
指摘してもらえるうちが花です。




名前がない方からの言葉です。

ケン太は課題を出さない。出してもギリギリ。
テストを受けなかったこともある。
「フリーター希望」を覆そうと迫る先生に何を言われても「フリーター希望」を通す。

確かに、学校でやるべきことをやらなかったかもしれません。
先生にもお手数をおかけしました。

でも、学校の中でやるべきことをやらないから、
世の中からも追い出されてしまうような人間になる・・ということは決してないです。

学校で求められることと、社会で求められることは同じとは限りません。

少なくとも、今のケン太の仕事は課題を提出することを求められていませんから。


学校の中にいると、
どうしても学校でできること、できないこと・・・という目でみてしまいます。

でも、一生、学校にいるわけではありません。
いつかは社会に出なければならないし、その後の人生の方が長い。

学校の中の姿でその子の価値を決めてしまっては、かわいそうではありませんか?

勉強が苦手だったら、勉強に関係ない仕事に就けばいい。
人間関係が苦手だったら、家でできる仕事か、話しなくてもいい職場を見つければいい。
夜型人間だったら、夜働く仕事に就けばいい。

勉強ができなくても
友達ができなくても
朝、起きれなくても

どうにかなる。
どうにかすればいい。


出来ないことを数えないで。
周りの言葉に流されないで。

この子が得意なことは何なのか。
この子が出来ることは何なのか。

できることを数えてあげればいいだけ。

親が数えてあげないと、子どもも数えられないから。



ケン太は4月に入ってしばらくしたら、やっとバイトを見つけました。

そのバイトは長く続かなかったけど、
それから長い休止期間もあったけど、
その後、面接で断られたこともあったけど、

今、なんとかなっています。


今、動けていなくても、
この先、ずっと動かないわけじゃない。

きっと、動ける場所はあるはず。


明るい未来を信じてね!




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