ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

「やはり行けない」となっても淡々と・・・

2018-04-06 23:53:44 | 不登校のこと
近所の小、中学校は5日が始業式だったようです。

昨日のところもあったようですね。
来週、月曜日のところもあるのかな?

学校に行けなくなってしまったけど、戻りたいという気持ちがある場合、
子どもは戻れそうなタイミングを探しています。

始業式というのはひとつの大きなきっかけになります。

「始業式から行く」と宣言する子もいますよね。

今のクラスには戻りにくいけど、新しいクラスになるタイミングなら、
皆と一緒にスタートを切れるのでは・・・

期待と不安で、胸が押しつぶされそうな思いで、その日が来るのを待っています。

えい!っと勇気を出せて行けたらいいですね!


でも、現実は・・・そんなに簡単にいくものではありません。

ベッドから起き上がれない子。
着替えたけど、玄関で固まってしまった子。
家を出たけど、学校には行けなかった子。

ケン太はそのどれをも経験しています。

一旦、止まってしまった子が学校に向かうのは本当に大変なことです。

行きたい気持ちがあっても、
身体は思うように動かない。。。

親も切ないです。


行けても・・・
行けなくても・・・

親は一喜一憂することなく、子ども前では淡々としていてほしいです。

行ったら、お母さんが凄く喜んでくれて
休んだら悲しむ・・・

お母さんの素直な感情だけどね。

でも、それを子どもの前で出してしまうと、
子どもはプレッシャーに感じてしまいます。

親が喜んでくれれば子どもも嬉しいかもしれないけど、
同時に「こんなに嬉しそうだということは、また休んだら悲しむのだろうな」という
暗黙のプレッシャーを感じることになります。

行ったら嬉しいを繰り返すことは、
行けなくなった時に、その反動で、より一層、子どもの自己肯定感を下げてしまいます。

やはり行けない・・・となった場合、子どものショックは大きいです。
親が悲しんでいる姿をみて「親をまた悲しませてしまった」と
さらに子どもを追い込んでしまうことにも。

そもそも学校はお母さんのために行くわけではないのです。

お母さんが喜ぶから行く?
お母さんが悲しむから行く?

自分のために行く・・・にならないと長続きしないです。

だからあえて淡々と・・・

学校に行くことはお母さんの問題ではない。
あなたの問題なのよという態度でいるべきだと思います。

行けたら、ニコっと微笑むくらいで。
子どもが喜んでいる姿が嬉しい・・・という気持ちで。

行けなかったら、言葉にしなくてもいいですが
「行きたかったんだよね。残念だったね」という気持ちで接するくらいでいいのでは?

「また次のチャンスがあるよ」と微笑むくらいの余裕があるといいなと思います。


そして、子どもが

考えて考えて
勇気をためて

自分が行きたいという気持ちを持って

動くことができたらいいなと思います。





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