ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

入学式の思い出

2018-04-09 23:33:51 | 家庭生活
今日、近くの中学校で入学式があったようでした。

少し大きめな制服に身を包み、母親と並んで歩いている新一年生を何度も見かけました。
中学生の前を通ると、校門の前で立ち話したり、記念写真を撮っている人たちで溢れていました。

もう少し先の信号に出ると、新一年生の女の子がある女性に気づき、思わず抱きつきました。

女性が「ここにいたら、誰かに会えるかなと思って。会えてよかった。制服、とっても似合うよ」
その言葉にちょっとはにかみながら「私、3組だったんだよ!」
「そう。誰と同じクラスになったの?友達いた?」

どうやら、小学校の先生のようでした。

そのすぐ角に小学校があります。
ちょうどお昼時でした。
自分の教え子に会えるかなと待機していたんですね。

素敵な場面に遭遇できました。
いい先生ですね。


ケン太の入学式を思い出しました。

桜が満開でした。
空は抜けるように青かったです。

生徒と保護者とで、集合時間と解散時間が違い、
式でケン太の姿を後ろから確認しただけで、
学校内でケン太と一緒になることはありませんでした。

校門の桜の前で、記念写真を撮ることもできず、
ちょっと残念でしたけどね。

そんなことよりも、不登校を経験していたケン太がこうして
無事に入学式に参列できたこと。

それだけで十分でした。


ケン太は入学式に出れなかったことはないです。

いつも滑り出しは割と順調でしたね。
ケン太の場合は、多少の緊張感があったほうが、上手くいくのです。

最初から課題を出さないってことはないですから。
そこまでの大物ではない

少したって、気持ちが緩み、ま、いっか・・となる?
慣れてきた頃に問題がでるタイプです


高校の時は、不登校の後、再スタートを切れるかどうかでしたから、
多少の緊張感はありました。

だた、入学式の前に登校日が何日かあったのです。
制服もすでに着て登校していました。

不登校のまま中学を卒業した子も多いので、
そのまえに、先生の顔、同級生の顔を覚え、少しずつ学校の雰囲気に慣れ、
新しい環境にスムーズに入っていけるようにということだと思います。

入学式も午後からでしたし。

通信ならではの配慮ですね。
そのシステムには助けられました。

入学式は大丈夫だろうと思うことができました。

当日、問題なく家を出ることができ、
式に参列しているケン太の姿を見届けることができました。

名前を呼ばれ「はい」と返事して前へ出ていく姿も見ることができました。


3名ほど名前を呼ばれたのに、その会場から返事はありませんでした。

再スタートを切れない子がいました。

親御さんの気持ちを察すると・・・辛かったですね。


その子たち、今、どうしているかな?

別な道を歩きだせているかな?

皆さんのお子さんはどうだったのかな?


入学式に出れないって、その時はショックだろうと思います。
でも、出れても、ケン太のように後から行けなくなる子もいるしね

どんなことが起きても、人生、それで終わりじゃない。

気持ちを切り替えられればいいなと思います。






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