悲しい買い物・・・ダッカールの思い出

先日、久しぶりにケン太の髪を切りました。

ケン太に「切って」と言われれば切ってあげる私ですが

私の都合もあるので、前もって「明日、切って」とか「今日の夜、切って」とか
少し前に頼んでくるケン太ですが、２人ともその時間にすっかり忘れていたり

「今日はいいテレビないからいいわ」とか言ってきたり
（散髪中はテレビを見たいらしい）

今回も「そろそろ切らなきゃな」と言い出してから、
２週間経ったかも

よく、こんな技術もなく、テキトーに切っている私に
未だに頼んでくるもんだと思います。

小学生の時、床屋さんで、

「動くなよ。動くと切っちまうからな」と

シルバーでライオンのように逆立てた髪をした
お兄さんに頭を押さえつけれたのが、
トラウマになっているのか・・・

まあ、単に床屋さんに行くのが面倒なのかもしれませんけどね。

今回もケン太がテレビを見ている間に
テキトーな感じに仕上がりました。

その後、洗面所で自分で微調整していましたが・・・



ところで、これ・・・



このヘアクリップ。ダッカールというそうですが
（ケン太が教えてくれました）

これは、ケン太のものでした。


小学５年生の頃、ケン太は、７か月間、不登校だったのですが、

その時に髪の毛が肩まで伸び、当然、前髪も長くて
鬼太郎のようでした。

学校に行っていない罪悪感で、誰にも自分の姿を見られたくないため
外に出れなくなってしまったケン太ですが、
お墓参りなど、車で遠くに行くことだけはできました。

その時の写真をみると、いつも前髪で顔を覆いうつむき加減。
消え入りそうな姿で立っていました。

長い髪で表情を消すことで、やっとそこに立っていられたのかもしれません。

外に出れない子は、床屋に行くこともできず、
髪が伸びてしまうことはあるのですが、
ケン太の場合は私が切っていたので、切ることはできるのです。

でも、ケン太はそれを望みませんでした。

私が「切ろうか」と言えば、反発しました。

その髪型では学校に行けない・・・
つまりは学校へ行かせたがっている。

敏感はケン太はそこまで親の心を読んでいたのだと思います。

学校に行かなければ、誰にも会わないし、
切る必要性はないのです。

学校に行けないから、行かない理由を自分で作っていたのかもしれません。

「前髪が邪魔だから髪を止めるクリップを買ってきて」と言われた時、
黙って買ってきてあげました。

悲しい買い物でした。



そんな思い出があるもので・・・

「髪の毛、切って」と言われると、面倒だけど、嫌な気はしないのです。

学校に行くため・・・
友達に会うため・・・

動いていなければ出てこない言葉だと思うから。
前を向いている言葉に感じます。

この髪の毛を切った日の翌日は登校日でした。

ケン太は学校に向かいました




そんな切ない思い出のある、ダッカールですが、

今では私が使っています。

洗顔の時にちょうどよろしゅうございます






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紫陽花寺

紫陽花の季節もそろそろ終わりですね。

紫陽花寺といえば、関東は鎌倉の明月院が有名ですが、
ここからはちょっと遠い。いや、かなり遠い

それで友達が、ここなら行けるというところを見つけてくれたので
先週、行ってきました。


品種によってはもう色があせてきて、見ごろが終わっているものもありましたが、
なかなか綺麗でしたね。




参道がなかなかいい雰囲気です。
















結構、広くてびっくり。
いいお散歩になりました。





参道の漬物やさん。
かぼちゃや玉ねぎの漬物も・・・




花屋さんの店先には紫陽花のみという。
欲しかったけど、植える場所を考えると、グッと我慢





お花見の後は、ランチ。
やっぱり、ここは和食でしょ。

同じくお花見を終えた、おじいちゃま、おばあちゃまでお店は一杯でした



「来年、また来ようね！」と友達と約束。

紅葉の木もたくさんあったので、その前に秋に来ようかな





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フローリングが蘇った～

今日は朝からひと仕事

ずっとやりたかったことをやってみました。

フローリングのワックスはがし。


ケン太が小学校の頃、
毎日のように男子を連れ込んで遊んでいたので、
フローリングもたまったものではありません

おもちゃを落としたり（たまには投げたり）
あちこち傷だらけ。
そこに汚れが沁み込んで・・・

よそのお宅より、ずっと痛みつけられたフローリングと思われます。

せめてもと思い、１年に１～２回くらいはワックスをかけていたのですが、
なんだか、ドンドン黒ずんでくるような気がする・・・

どうにかならないものかと思って調べたら

ワックスをかける時に、汚れが残っていると、
その汚れを閉じ込めてしまうのでかえってとれなくなる。
回数を重ねるうちに、黒ずんでくるのだそうです。

一度、ワックスを全部取り、
きれいになったらワックスをかけ直すといいとのこと。

なるほどね


それで、これが登場！



ワックスはがし液。

これ２年前くらいに買っもの。
今も同じ容器かどうか・・・

その時に一番、汚れが気になっていたキッチンをやりました。
今回は２回目。

これをフローリングに塗り、１～２分後、
浮いてきたワックスをスポンジで擦りとり、
ぞうきんで水拭き仕上げ。


ビフォー



アフター





画像ではわかりにくいかもね

でも、木目が明るく蘇り、スッキリした感じになりましたよ


でも、この擦って落とす作業。
ワックスがべっとりしているので、力も必要で、結構大変。

３０分で限界

なので、やりたいなと思っても、なかなか気合が入らず
前回からこんなに時間が空いてしまったのでした。



とりあえず今日はこんなところで。

ワックスを塗り直すのはいつの日か・・





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アンケートに挑戦的・・・そんな心模様

先日、学校からアンケート用紙が郵送されてきました。

封を開け、「あ、アンケートね」とまた封筒に戻し、
４～５日経過して「そろそろ書こうか」と取りだしたら、
なんとその日が締切だった

１日遅れになるけど、今日、出せばいいか・・・

アンケートは生徒と保護者向けの２種類。

ケン太が側にいたので、アンケートのことを言うと

「それって義務？義務じゃないなら俺やらないよ」と言う。

まあ、ケン太なら、そうでしょうね。

「協力してください」だって。（義務じゃないかもね）

「はい」って用紙を渡したら、ペンを持ってきた


しかしねぇ・・・

ここからが面倒くさいケン太。

「マークシートかぁ。機械で集計するってことだよね。
俺の意見、書けないわけ？」

とまずは軽く文句を言いながらも、質問に答えていく。

言葉のひとつひとつ、言い回しのひとつひとつに、
引っかかりを感じて、ご意見申すケン太。

該当する答えがない質問には
マークシートの該当箇所全体に大きく斜め線を入れた。

「それじゃ、機械がはじいちゃうよ」
「いいだよ。これで向こうは選択肢の甘さに気付くぜ」

やれやれ

と、突然・・・

「お、いい質問あった！こういう質問を待っていた！」と喜ぶ。

生徒であることを誇りに思っているかどうか、その答えとその理由を記述する質問。

誇りに思っていないにマークして、
バサッと学校を切り捨てる言葉を書いた。
（内容は書かないでおきます）

「こんなシンプルで俺の気持ちが伝わる言葉はないね。
いや～気持ちいいわ」

とご満悦


なんだかね～

アンケートだから自分の感じていることをそのまま書いていいとは思う。
でも、まるで、学校に挑戦状を叩きつけるのが目的のような書き方。

高校に入った当初はイキイキして輝かしい高校生活を送っていた。
先生も大好きだったし。
友達もたくさんできたし。

その時なら質問の答え方が違ったと思う。

状況が変化してくると、こうなってくるものなのか。

高校を否定することで自分のプライドを保っているようにも見えるよ。
責任転嫁して自分の弱さと向き合わないようにしているのか・・・

今のケン太の心模様が映し出されるのだろうなと思う出来事でした。





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運動会に複雑な思い・・・

今日は運動会見学をしてきました。

それも友達の娘さんの

ケン太はもう運動会も文化祭も関係なしです。
月に２～３回の登校ですから、練習も準備も何もできませんからね。

だいたい、何時運動会かさえも知りません
文化祭は見学をすれば出席扱いになるので連絡はくると思います。

ほんとその程度でして・・・

コース変更しただけですが、まるで転校したかのように、
これまでのこととは無縁になっています。


友達は、当初はひとりで見に行く予定で、
娘ちゃんの出番は少ししかないので、ひとつだけ見て
すぐ帰るつもりだったようです。

表参道なので、帰りにお店を見てきてもいいけど、
ひとりじゃつまらないので、私を誘ってくれたというわけです。

「いいよ～」と気軽に返事した私でしが、

その後、「運動会かぁ・・・」と少し複雑な思いが出てきて、
気が重くなってしまった。

皆が元気に活躍している姿と、ほぼ家にいるケン太と。
違い過ぎるからね。

なんか切なくなるかな。。。と。

そんな思いを引きずって向かったわけですが・・・

案外、楽しめた

皆、輝かしくていいな～という気持ちは起きたけど、
重い気持ちにはならなかったね。

女子校なので、これまで私の知らなかった世界ということもあり
なんか新鮮だった。

見学したのは３０分程度。


その後は、表参道にくりだす。

ランチして、少しお店を見て、

最後は、明治神宮をゆっくりと散策する。
お茶休憩を含め、１時間半くらいはいたと思う。

緑豊かで、池があり、静かで
ここが都心とは思えない。

とっても気持ちがよかった～

スマホを持って出るのを忘れたので、
写真撮影ができなくて残念

最後はいつも行列ができているというポップコーンを
お土産に買って帰って来ました。






ケン太がこれを見て

「あ、これ知っている」
「知ってた？」
「うん。有名だよ。でもさ、なんで缶買ってこなかったの？お土産は缶だろ」

缶、高いのだよ






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