ケン太とのprecious days

3度の不登校を経て、なんとか高校を卒業し、社会人になったケン太。社会での成長&安定を見守る母のブログです。

映画を観て・・・ケン太の良い面に気づけた日

2017-08-31 23:36:12 | 家庭生活
「猫カフェ」の日、友達と別れてから、ケン太と待ち合わせしました。

その日、ケン太はお休みなので、
前日に「明日、出かけるの?」と聞いたのです。

これは単に、「家にいるのかな?」「ご飯は家で食べるのかな?」
という意味合いで聞いたのですが。

「え?なに?映画、観に連れていってくれるって?」

って、聞いてくるではないの。
もしかして期待している?

「お母さん、出かけるからわからないけど、観れたら観ようか」と言うと

「わかった!」と。

お金がなくてピーピー言っているケン太だから、
映画観るなら、お金を出してくれる母と・・・
ついでに外食もできるだろうから、なお良し!ってことだろうなぁ。

都合がいいなと思いつつ、
母は喜んで、同行してしまうのですよね


友達と別れ、映画館への到着時間を調べると、6時半頃。
ケン太に「どうする?」と聞くと「行く」と出て来ました。

ケン太は何の映画をやっているか調べてきたみたいですね。

「関ヶ原」もいいねと言っていたけど、
映画の時間が合わなくて、次でいいかとなった。

時間的に丁度いいのが、

グールか、打ち上げ花火か・・・

じゃあ、グールにしようかとなったけど、
座席数が少ない部屋でして、ケン太的には、それが嫌だったようで、

打ち上げ花火になりました。




これは映画のためのオリジナル作品とのことで、
ケン太も興味はあったようでした。

私は先週、観ていますけどね

でも、把握できていないところがあり、菅田くんの声だし、
もう一度、観てもいいと思っていました。

ケン太がどう観るのかも、知りたかったところです。


観終わってから、ケン太の感想を聞きました。

ストーリーはわかったそうです。(そうか・・・

お陰様で、私の謎が解けましたけどね

この理解度の違いは、タイムスリップしたり、異次元に行ったり?
バーチャルな世界観が身近なケン太とそうでない私の違いなのかもとも思ったりして
(言い訳ともいいます

ケン太は、アニメ好きなので、当然のごとく?アニメ制作会社も知っていました。
そこの特色とか作風も?

静止画を得意とするらしく、映画の中に静止画がふんだんに使われていて、
それはキレイだったと。

映画は一般向けに作られていて、オタク向けではないらしい。
オタクの評価が何故、低かったのがわかった・・・と。

オタク向けって観たことないから、その違いがわからないんだけどね

ただ、主人公のなずなちゃんは、オタク受けするだろうと。
これはなんとなく私にもわかりました。

ケン太が一番、印象に残っているのは、

作品中で、海に飛び込むために、
なずなちゃんが制服を脱ぎ捨て、シュミーズ姿になるシーンの時に、
座席のどこからか、カメラの連写音がしたこと・・らしい。

これは間違いなく、なずなちゃん狙いのオタクですね。
撮影禁止ですよ~!!

しかし、私は全然、気づきませんでしたけど

そういえば、以前、映画が始まってすぐに
ポップコーンを床に散乱させてしまったおじさんのことが気になって映画に集中できなかったケン太。

その時も私は全然、気が付かず・・・

この違いはなんなのかしら・・・

単に私が鈍感?注意散漫??

気がついちゃうのがケン太。
それがケン太らしいんだけど、
いちいち気づいちゃうのも大変だね。

見なくてもいいところ見えてしまって、
それで疲れちゃったりするからね。

でも常にアンテナが張り巡らされているから、
今の仕事には役立っているのかな?

買ってくれそうなお客さんを嗅ぎわけられるとか?(笑)

そう思うと・・・

大変そうに見えたり、役立つように思えたり、
見え方、感じ方ってひとつじゃない。

ここはちょっと・・・と思ったら、
見方を変えてみればいいってことだね。

きっと良い面が見えてくる。

ひとつ、ケン太の良い面に気づけた日でした





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癒されてください。

2017-08-30 23:11:40 | 私(みぃみ)
最近、お疲れ気味の友達の「癒されたい~」の一言で

では、癒される場所に行こうとなり、

「猫カフェ」に行くことに

私も癒されたいからね。
実は、このところ、お疲れ気味の私なんです。



猫ちゃんは期待を裏切りません。

ほんと、癒されました。




ここが入り口。








25匹の猫ちゃんがいるそうです。





ここのボス?レオンくん(マンチカン)と彼女?のルディーちゃん(スコティッシュフォールド)





見て!この前足。かわいすぎる




猫なべに収まっています。
何があっても動じず、迷惑そ~な視線を送る、ふてにゃんレオン










エサをあげられるのですが、おねだりがかわいい


30分の滞在でしたが、十分に癒されました

お疲れの方。
この画像だけでも少しは癒されるといいな~



その後はランチタイム!




ここで思い切り、お喋り。

気がついたら、他のお客さんが皆、いなくなっていた

もう、いろんなことがあります!
無いことなんてないと思う。


癒し&発散。

これ必要ですね!

まだまだ時間が足りなかったくらいです。
女子は(おばさん?)いくらでも喋っていられます。


その後、路地に入ったら、もっとリーズナブルなお店がたくさんあって
ショックを受けた私達です。

今度、リベンジします!

また近いうちにね





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何が正解かわからない。

2017-08-29 23:24:29 | 思うこと
宿題の記事の最後の言葉。

>親は口出しせずに、子どもに任せてみることが、
一番じゃないかと思います。

こういうことを書いておきながら、なんですが、
私自身、ケン太の課題に思い切り関わったことがあります。

高校2年生の時の課題。

私は手伝いました。
手伝うというレベルを超えるほとに。


当時、ブログの記事にしていますが、振り返ってみると・・・

課題の締め切り日が迫っていました。
ケン太は何も手をつけずに日々が過ぎていました。

課題を提出しないとどうなるかわかっているはずです。
進級が難しくなる・・・ということ。

ギリギリになってやるだろうという期待など微塵も感じられないほど
ケン太の状況はよくないものでした。

もう捨てたな・・・

それは明らかでした。


課題の締め切りは年に2回で、1回が半年分ですから、
かなりの量です。

越えられない量に押しつぶされてしまったようでした。
その前にそれをこなすだけの気力がすでに失われていました。

卒業したい気持ちはあったはずです。

でも、進級できなければ、そのまま辞める。
ケン太の中にそんな感情が沸き上がってきているのがわかりました。


ケン太が高校を辞めたらどうなるのか・・・
今、気持ちが落ちてしまっている状態で放り出されたら・・・

明るいことは何一つ考えられませんでした。

もし、クリアして何とか進級に持ち込むことができるとしたら?
卒業できる可能性も出て来るのでは?

卒業できたら、大学進学、専門学校、もしくは就職。
可能性が広がっていく。

可能性を潰したくない。
少しでも可能性は残してあげたい。

ただ、ただ、その思いで、
私はケン太に隠れて、課題を進めていきました。

そして締め切り、2~3日前だったか・・・

私が課題を進めていたこと。
あと、数学の何ページかやれば提出できるということ。

それをケン太に告げました。

全部やってしまったらケン太は何もやらないで終わることになる。
たった数ページであっても、それはケン太がやった。
その結果を残してあげたかったのです。

ケン太の表情はぱっと明るくなりました。

そして・・・

「ありがとう」と。

ケン太は残りの数学を自分で仕上げ、
無事、課題を提出することができました。


ケン太が「ありがとう」と言ったこと。
残りを自分で仕上げたこと。

そのことはよかったなと思いました。

「余計なことすんな!」と言われる可能性だってあったのです。
そうなると親子関係が崩れてくるので。

手を出すことが状況を悪化させることもあります。
賭けでもありました。

ケン太はその後、3年生の課題は自分でなんとかし(友達のを写したりね)
高校を卒業することができました。

私があの時、手伝っていなければ、
その日を迎えることができたのだろうか・・・

その時に、やっと正解だったのかもと思う事ができました。

問題は卒業後で、せっかく卒業できても、
ニート状態のままでは困ってしまいますが・・・

今、働いているので、不正解ではなかったと思えているところです。


本来は、子どもに任せるものだと思います。
親が関わるものではないと思います。

ただ、岐路に立たされた場合、
リスク回避を優先してもいいのかもしれません。


ただ・・・

高校を卒業できなくも、その後、
自分の道を模索し、歩き始めることができるかもしれません。

それが出来るのならそれでいいと思うので。

もしそれができるなら、
私がやったことは必ずしも、正解とは言えないのかも。

そこまでの成長を促せないことになるので。
信じきれなかったことになるので。


ただ、やはり動けないまま終わってしまう可能性もあります。



本当に何が正解というのはわからない。

今の状況がよければ、
それまでの選択が間違ってはいなかったとすればいいのかなと思います。






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in 神楽坂

2017-08-29 11:54:24 | 私(みぃみ)
昨日はちょっと足を延ばして、神楽坂へ。

「今日、お暇?」の友達の朝のお誘い。
予定がなくてよかった

神楽坂は、友達が一度、行ったことがあるらしく、
よかったので、今度、一緒に行こうよ!と誘ってくれていました。

今日はそれほど暑くないからいいんじゃない?と決めたけど、
結構、暑かったね

神楽坂は、東京の何処にあるのか?どんなところなのか?
まったく知識がなかった私。

都内に出ることも少ないし、たまに出向くことがあっても、
ほぼ、決まった所ばかりなので、知らないところの方が多いのです。

朝、行く前に検索してみると、京都に似てるという言葉が。
友達に会って「どんなところ?」と聞いてみると「フランスっぽいかな?」と。

???

行ってみるしかないか


飯田橋の駅に降り立ってみると・・・

やはりその名の通り、坂の街。




石畳の狭い路地に、桶屋さんや料亭?が点在している。
神楽坂は「花街」だったらしいです。

確かに京都っぽい。
石畳の路が続いているところが、フランスっぽいらしいです。

そういうことだったんですね。




友達が調べてくれていたお店があったので、入ってみることに。

テレビで紹介されていたらしいです。

古民家風の落ち着いたお店。



せっかくなので、テレビで紹介されていたメニューを注文。

ちょっとランチにしてはお値段が張るけれど、
そこで登場する、私達のいつもの合言葉。

「家族だったら来れないけど、友達同士だったら、ひとり分で済むよね。食べちゃう?

何回、使ったかな?(笑)



しばし歩いて、これも友達がテレビで見たお店とか。











テラス席が広がっていて気持ちがいい。

ここはお堀で、両脇は桜の木。
春はいいでしょうね。

今日はちょっと暑いので、中に座ろうと、建物の中に入っていったのですが、
私たちが選んだ席は、テラスの一部で、
天井があるけど、ガラス張りの開放的な空間。

気持ちよかった~




お土産は・・・

ここにしか売っていないという「ペコちゃん焼き」
40年以上の歴史があるんだって。

ちょっとだけ並んで買いました。

全部で10種類。

あずきやクリームなどの定番の他に

ミルキー味や、不二家ネクター(ピーチ味)カントリーマアム味
など、不二家ならではの味がありました。

季節限定や月替わりで味が変わるみたいです。

楽しめますね

でも、ペコちゃんの顔、怖いんですけど(笑)



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宿題、終わりましたか?

2017-08-27 23:16:32 | 家庭内対応
24時間テレビが終わりました。

私、いつも昼間はほとんどテレビをつけていないのですが、
今日は、ずっと見入ってしまいました。

ティッシュを何枚使ったことか・・・

その年々で、涙腺崩壊のツボが違ったりするんですよね。
自分の心模様が映し出されるのも24時間テレビだなと思います。


24時間テレビが終わると、夏休みももうすぐ終わりですね。

長期休み明け、登校できるかどうかも気になるとは思いますが、
宿題の進捗状況も気になるのでは?

ケン太もそうでしたが、私の周りでも、
計画的に進めるというより、ギリギリまで手をつけないという子が多いような気がします。

この子は徹夜してでも最後はキッチリと決めてくれるという確信があれば、
多少ハラハラしても、信じて待つことができるんだけどね。

宿題が終わらないから学校に行けない・・・こんなケースもあるからねぇ。
実は「学校に行きたくないから、行けそうにないから、宿題を終わらせない」だったりしてね

宿題が登校を左右する問題に発展したりするので、気になるところだと思います。


最後は、常に、宿題の問題が浮上していたケン太ですが、
小学校の頃、不登校になる前、宿題はちゃんとやっていました。

「宿題はやるもの」という概念があったと思います。

不登校をやって、出さなくて済んだ時期があり、
そこから崩れてきたのでしょうね。

出さなくても進級はできるわけですし。
出さないことを覚えたというか・・・

不登校になり、勉強がわからなくなり、勉強の興味が薄れてしまったのもあると思います。
年齢を重ねてずうずうしくなってきたのもあるかな?

不登校にならず、宿題をやることが途切れなかったとしたら、
どうだったのでしょうね。

同じ結果だったかもしれませんけどね


宿題は「提出するもの」です。

やれば、それだけのものが身につくし、
そのことで、先生に叱られることはないしね。

でも、なかには「提出しない」と決め込んで、シャーシャーとしている強者も。
先生に叱られることがわかっているのに、
平気で学校へ行く。
叱られている時だけ、シュンとして後はケロッとしているとか?

こういう子の方が世の中をなんなりと渡っていけたりしてね。
強みだなと思います。

自分でやる気がないのなら、友達に丸写しさせてもらうとか?
なんとか切り抜ける術を持っているわけです。

宿題をやらない代償は本人が背負うわけでして。
背負えばいいのだと思います。

勉強が嫌いなら、勉強が必要じゃない仕事を選べばいいしね。
「宿題をやらなければ後々困る」とは決まってはいないと思います。

先日「宿題なんてやったことがない」と豪語している芸能人がいましたよ。
全部、人にやらせたらしい。

どうにかなる。
どうにかする。

その精神でいいのかもしれませんね。



宿題をやるのは当たりまえ。
やらないなんてあり得ない。
全部、終わらせるように!

これは当然といえば当然で。
学校側がそう求めているわけですし。

だから、そのように子どもに言い続けた挙句、
終わらなかったら親が手伝ってあげたりね。

不登校の親は真面目なタイプが多いので、
宿題をやらせなければと、子どもを縛ってしまいがちなんですね。

やらないなんて認められないという視線の中にいると
子どもも真面目タイプが多いから

「宿題が終わっていないから学校に行けない」なんて言い出す。


子育ての目標は
社会に出て自立すること。

「やるべきことはやる」を身に付けることは素晴らしいこと。

でも、柔軟性がなければ社会に出ても苦労します。

「どうにかする」
「切り抜けられる」

その力が備わっていれば最強だと思います。


親は口出しせずに、子どもに任せてみることが、
一番じゃないかと思います。




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